有価証券報告書-第56期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡散が、ヨーロッパ大陸・北アメリカ大陸をはじめ各大陸でパンデミックの様相を示し、前年から引き続きその多岐にわたる影響に左右され一時的に、景気の後退は不可避との見方が出ておりました。しかし今年に入り、新型コロナウイルスに対するワクチンの接種が各国で始まり、中国・アメリカ・イギリス・EU・ロシア・インド等のワクチン開発国では順調に摂取の実績を積み上げ、新型コロナ前の生活に戻すべく各国政府ともワクチン接種を進めております。本年3月29日のアメリカでは優良株で構成するダウ工業株30種平均(NYダウ)が33,171.37ドルで終了し、終値の史上最高値を更新し、景気の回復を織り込んだ株価となっております。日本においてもバブル以来の株高が訪れており緊急事態措置(通勤・通学・外出等の禁止や自粛要請)の解除後を見据えて、明るい兆しが見える一方で、新型コロナウイルスの変異株の出現等によりウイルス感染率が高まる可能性もあり、そのような状況下において経済の先行きは不透明感がぬぐえておりません。
このような経済状況のもと、当社グループの属する宝飾業界は、依然として厳しい経営環境が継続しております。
子会社株式会社バージンダイヤモンドが展開するダイヤモンド(ジュエリー販売)事業では、エンゲージリング及びマリッジリングをメインとした自社ウェブサイトの「Virgin Diamond」、楽天市場の「バージンダイヤモンド専門店」、Yahooショッピングの「バージンダイヤモンド専門店」及びAmazonにおける「バージンダイヤモンド専門店」でのインターネット店舗の出店・販売を中心に、ブライダルジュエリー及びダイヤモンドジュエリーの販売を行っております。ブライダルジュエリー及び高額商品の販売に積極的に取り組んでまいりましたが、インターネット販売についてはプロポーズリングを除く需要の弱さから本年も低迷しております。そこから脱却するべく昨年度、ロシア国営企業「アルロサ」からの直接仕入れを行い、原石ルース問わず、商品の開拓を行いました。一例として、日本で初めてとなるGIA(米国宝石学会)によるロシア原産地証明のあるルースを取りそろえることができました。さらに、その原石を使った最上級のフルオーダーの商品作成が可能となりました。しかし本年度は海外渡航の禁止に伴い直接仕入れが停滞し、展示会の参加等の事業展開の計画はずれ込むこととなりました。
茨城空港からサハ共和国(ヤクーチア)への直送便の構想があり、それに伴い茨城空港への出店計画の話もありましたが、こちらについても残念ながら計画は頓挫いたしました。
当連結会計年度の業績は売上高23百万円(前期比10.0%増)、営業損失は87百万円(前期は営業損失81百万円)、経常損失は83百万円(前期は経常損失80百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失65百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失89百万円)となりました。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析は、次のとおりであります。
(ダイヤモンド事業)
日本におけるダイヤモンド事業の売上高は23百万円(前期比9.8%増)、セグメント損失は28百万円(前年同期はセグメント損失22百万円)となりました。
(ダイヤモンド研磨事業)
海外子会社有限責任会社サハユーロ・ダイヤモンドのダイヤモンド研磨事業の売上高は0百万円(前期はなし)、セグメント損失は8百万円(前年同期はなし)となりました。
(トレーディング事業)
トレーディング事業の売上高は-百万円(前年同期はセグメント売上高-百万円)、セグメント損失は0百万円(前年同期はセグメント損失0百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して53百万円減少して77百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少が51百万円(前年同期は136百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前当期純損失を65百万円計上し、債務免除益による減少額17百万円及び、前期導入したトレイサビリティ―システムの前払費用の減少による増加額が17百万円となったことによるものです。また、未収消費税が減少し3百万円増加、棚卸資産の減少により6百万円増加、減価償却費2百万円及び仕入債務の減少が1百万円、為替差損が1百万円あったことによるものです。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の増加は0百万円(前年同期は15百万円の減少)となりました。
これは、当期の貸付による支出が5百万円、貸付金の回収による収入が5百万円であったためです。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は0百万円(前年同期は0百万円の減少)となりました。
これは単元未満の自己株式の取得による支出が0百万円あったためです。
生産、受注及び販売の実績
(1)商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりで
あります。
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において、一般に公正妥当と認められている会計基準により作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、経営陣による会計方針の採用、資産・負債及び収益・費用の計上については会計基準及び実務指針等により見積もりを行っています。この見積もりについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積もりには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表[注記事項](連結財務諸表作成のための基本となる事項)」に記載されているとおりであります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
①売上高当連結会計年度における売上高は23百万円(前期比10.0%増)となりました。これは主にダイヤモンド事業部門の増加であります。
②売上総利益 当連結会計年度における売上総利益は7百万円(前期比は42.1%増)となりました。これも主にダイヤモンド事業部門の増加であります。
③販売費及び一般管理費 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は94百万円(前期比9.4%増)となりました。
④営業損益
以上の結果により、当連結会計年度における営業損失は87百万円(前期は81百万円の営業損失)となりました。
⑤経常損益 当連結会計年度における経常損益は83百万円の損失(前期は80百万円の経常損失)となりました。
⑥特別損益 当連結会計年度において特別利益として債務免除益を17百万円計上(前期は1百万円の特別利益)し、特別損失はありませんでした(前期は10百万円の特別損失)。
⑦親会社株主に帰属する当期純損益 以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は65百万円(前期は89百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
⑧財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は276百万円となり、前連結会計年度末と比較して84百万円減少いたしました。
資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
(資産の部)
現金及び預金が53百万円の減少、売掛金が3百万円増加、たな卸資産は5百万円減少、前払費用が17百万円減少、未収消費税が3百万円減少、減価償却累計額の増加により有形固定資産が4百万円・無形固定資産が1百万円の減少等により84百万円の減少となりました。
(負債の部)
主に未払金が26百万円減少、長期未払金1百万円減少いたしましたが、仮受金10百万円、買掛金1百万円増加いたしました。そのため負債も15百万円の減少となりました。
(純資産の部)
利益剰余金が減少したこと等により68百万円減少しております。
⑨キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析につきましては、「業績等の概要(2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりですが、現金及び現金同等物の残高は77百万円(前期末比53百万円減)と前期末より減少しております。
今後の事業展開を考慮すると決して充分な手持ち資金ではないことから、営業面ではそれぞれの事業により売上高が見込める開拓・再構築を積極的に推進し、営業活動によるキュッシュ・フローの増大を図り、併せて、広告宣伝費等の販売費及び一般管理費の削減、経営の効率化を図り、財務体質の改善を図ってまいります。
(3)当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く宝飾品事業の環境は非常に厳しく、その需要も決して楽観することはできません。 ダイヤモンド事業の再構築をさらに推進してまいります。
(4)経営戦略の現状と見通し
当社グループとしましては、これらの状況を踏まえて、株式会社バージンダイヤモンドを中心とした販売体制作りに徹してまいります。
また、宝飾品販売の拡大を含めたあらゆる施策に取り組み、併せて求め易さを重視した価格帯の商品開発も進め、幅広い商品を販売してまいります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析・情報
営業活動によるキャッシュ・フローにおきましては、商品在庫高圧縮及び小売販売での商品の回転率を向上させ財務体質の改善を行ってまいります。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めて
おりますが、ここ数年の世界の宝飾品事業におけるビジネス環境の変化を鑑みますと、当社グループを取り巻く
環境は厳しさを増すことが予想されます。
当社グループとしては、ダイヤモンド事業を中心としてエンドユーザーを意識したインターネットによるファッションジュエリー販売、店舗におけるブライダルジュエリー販売等、それぞれに合わせた部門を充実させ業績の向上に努めてまいります。また、商品在庫の販売を優先させることにより、キャッシュフローの改善を進めてまいります。
その他、これらと併用してタイムリーな経営判断により相乗効果のある事業の拡大を図ってまいります。
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡散が、ヨーロッパ大陸・北アメリカ大陸をはじめ各大陸でパンデミックの様相を示し、前年から引き続きその多岐にわたる影響に左右され一時的に、景気の後退は不可避との見方が出ておりました。しかし今年に入り、新型コロナウイルスに対するワクチンの接種が各国で始まり、中国・アメリカ・イギリス・EU・ロシア・インド等のワクチン開発国では順調に摂取の実績を積み上げ、新型コロナ前の生活に戻すべく各国政府ともワクチン接種を進めております。本年3月29日のアメリカでは優良株で構成するダウ工業株30種平均(NYダウ)が33,171.37ドルで終了し、終値の史上最高値を更新し、景気の回復を織り込んだ株価となっております。日本においてもバブル以来の株高が訪れており緊急事態措置(通勤・通学・外出等の禁止や自粛要請)の解除後を見据えて、明るい兆しが見える一方で、新型コロナウイルスの変異株の出現等によりウイルス感染率が高まる可能性もあり、そのような状況下において経済の先行きは不透明感がぬぐえておりません。
このような経済状況のもと、当社グループの属する宝飾業界は、依然として厳しい経営環境が継続しております。
子会社株式会社バージンダイヤモンドが展開するダイヤモンド(ジュエリー販売)事業では、エンゲージリング及びマリッジリングをメインとした自社ウェブサイトの「Virgin Diamond」、楽天市場の「バージンダイヤモンド専門店」、Yahooショッピングの「バージンダイヤモンド専門店」及びAmazonにおける「バージンダイヤモンド専門店」でのインターネット店舗の出店・販売を中心に、ブライダルジュエリー及びダイヤモンドジュエリーの販売を行っております。ブライダルジュエリー及び高額商品の販売に積極的に取り組んでまいりましたが、インターネット販売についてはプロポーズリングを除く需要の弱さから本年も低迷しております。そこから脱却するべく昨年度、ロシア国営企業「アルロサ」からの直接仕入れを行い、原石ルース問わず、商品の開拓を行いました。一例として、日本で初めてとなるGIA(米国宝石学会)によるロシア原産地証明のあるルースを取りそろえることができました。さらに、その原石を使った最上級のフルオーダーの商品作成が可能となりました。しかし本年度は海外渡航の禁止に伴い直接仕入れが停滞し、展示会の参加等の事業展開の計画はずれ込むこととなりました。
茨城空港からサハ共和国(ヤクーチア)への直送便の構想があり、それに伴い茨城空港への出店計画の話もありましたが、こちらについても残念ながら計画は頓挫いたしました。
当連結会計年度の業績は売上高23百万円(前期比10.0%増)、営業損失は87百万円(前期は営業損失81百万円)、経常損失は83百万円(前期は経常損失80百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失65百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失89百万円)となりました。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析は、次のとおりであります。
(ダイヤモンド事業)
日本におけるダイヤモンド事業の売上高は23百万円(前期比9.8%増)、セグメント損失は28百万円(前年同期はセグメント損失22百万円)となりました。
(ダイヤモンド研磨事業)
海外子会社有限責任会社サハユーロ・ダイヤモンドのダイヤモンド研磨事業の売上高は0百万円(前期はなし)、セグメント損失は8百万円(前年同期はなし)となりました。
(トレーディング事業)
トレーディング事業の売上高は-百万円(前年同期はセグメント売上高-百万円)、セグメント損失は0百万円(前年同期はセグメント損失0百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
| 項目 | 前連結会計年度 (平成31.4.1~令和2.3.31) | 当連結会計年度 (令和2.4.1~令和3.3.31) | 増減 |
| 営業活動による連結キャッシュ・フロー | △136百万円 | △51百万円 | 85百万円 |
| 投資活動による連結キャッシュ・フロー | △15百万円 | 0百万円 | 16百万円 |
| 財務活動による連結キャッシュ・フロー | △0百万円 | △0百万円 | 0百万円 |
| 現金及び現金同等物期末残高 | 130百万円 | 77百万円 | △53百万円 |
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して53百万円減少して77百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少が51百万円(前年同期は136百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前当期純損失を65百万円計上し、債務免除益による減少額17百万円及び、前期導入したトレイサビリティ―システムの前払費用の減少による増加額が17百万円となったことによるものです。また、未収消費税が減少し3百万円増加、棚卸資産の減少により6百万円増加、減価償却費2百万円及び仕入債務の減少が1百万円、為替差損が1百万円あったことによるものです。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の増加は0百万円(前年同期は15百万円の減少)となりました。
これは、当期の貸付による支出が5百万円、貸付金の回収による収入が5百万円であったためです。
(財務活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は0百万円(前年同期は0百万円の減少)となりました。
これは単元未満の自己株式の取得による支出が0百万円あったためです。
生産、受注及び販売の実績
(1)商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 令和2年4月1日 至 令和3年3月31日) | 前期比(%) |
| ダイヤモンド事業(百万円) | 3 | 10.0 |
| ダイヤモンド研磨事業(百万円) | 16 | - |
| トレーディング事業(百万円) | - | - |
| 合計(百万円) | 19 | 62.3 |
(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 令和2年4月1日 至 令和3年3月31日) | 前期比(%) |
| ダイヤモンド事業(百万円) | 23 | 109.8 |
| ダイヤモンド研磨事業(百万円) | 0 | - |
| トレーディング事業(百万円) | - | - |
| 合計(百万円) | 23 | 110.0 |
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりで
あります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 平成31年4月1日 至 令和2年3月31日) | 当連結会計年度 (自 令和2年4月1日 至 令和3年3月31日) | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| 株式会社MIARE | 1 | 7.0 | 9 | 38.9 |
| 有限会社フォーナイン | 3 | 17.2 | - | - |
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において、一般に公正妥当と認められている会計基準により作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、経営陣による会計方針の採用、資産・負債及び収益・費用の計上については会計基準及び実務指針等により見積もりを行っています。この見積もりについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積もりには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。
なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表[注記事項](連結財務諸表作成のための基本となる事項)」に記載されているとおりであります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
①売上高当連結会計年度における売上高は23百万円(前期比10.0%増)となりました。これは主にダイヤモンド事業部門の増加であります。
②売上総利益 当連結会計年度における売上総利益は7百万円(前期比は42.1%増)となりました。これも主にダイヤモンド事業部門の増加であります。
③販売費及び一般管理費 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は94百万円(前期比9.4%増)となりました。
④営業損益
以上の結果により、当連結会計年度における営業損失は87百万円(前期は81百万円の営業損失)となりました。
⑤経常損益 当連結会計年度における経常損益は83百万円の損失(前期は80百万円の経常損失)となりました。
⑥特別損益 当連結会計年度において特別利益として債務免除益を17百万円計上(前期は1百万円の特別利益)し、特別損失はありませんでした(前期は10百万円の特別損失)。
⑦親会社株主に帰属する当期純損益 以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は65百万円(前期は89百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
⑧財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は276百万円となり、前連結会計年度末と比較して84百万円減少いたしました。
資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
(資産の部)
現金及び預金が53百万円の減少、売掛金が3百万円増加、たな卸資産は5百万円減少、前払費用が17百万円減少、未収消費税が3百万円減少、減価償却累計額の増加により有形固定資産が4百万円・無形固定資産が1百万円の減少等により84百万円の減少となりました。
(負債の部)
主に未払金が26百万円減少、長期未払金1百万円減少いたしましたが、仮受金10百万円、買掛金1百万円増加いたしました。そのため負債も15百万円の減少となりました。
(純資産の部)
利益剰余金が減少したこと等により68百万円減少しております。
⑨キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析につきましては、「業績等の概要(2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりですが、現金及び現金同等物の残高は77百万円(前期末比53百万円減)と前期末より減少しております。
今後の事業展開を考慮すると決して充分な手持ち資金ではないことから、営業面ではそれぞれの事業により売上高が見込める開拓・再構築を積極的に推進し、営業活動によるキュッシュ・フローの増大を図り、併せて、広告宣伝費等の販売費及び一般管理費の削減、経営の効率化を図り、財務体質の改善を図ってまいります。
(3)当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く宝飾品事業の環境は非常に厳しく、その需要も決して楽観することはできません。 ダイヤモンド事業の再構築をさらに推進してまいります。
(4)経営戦略の現状と見通し
当社グループとしましては、これらの状況を踏まえて、株式会社バージンダイヤモンドを中心とした販売体制作りに徹してまいります。
また、宝飾品販売の拡大を含めたあらゆる施策に取り組み、併せて求め易さを重視した価格帯の商品開発も進め、幅広い商品を販売してまいります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析・情報
営業活動によるキャッシュ・フローにおきましては、商品在庫高圧縮及び小売販売での商品の回転率を向上させ財務体質の改善を行ってまいります。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めて
おりますが、ここ数年の世界の宝飾品事業におけるビジネス環境の変化を鑑みますと、当社グループを取り巻く
環境は厳しさを増すことが予想されます。
当社グループとしては、ダイヤモンド事業を中心としてエンドユーザーを意識したインターネットによるファッションジュエリー販売、店舗におけるブライダルジュエリー販売等、それぞれに合わせた部門を充実させ業績の向上に努めてまいります。また、商品在庫の販売を優先させることにより、キャッシュフローの改善を進めてまいります。
その他、これらと併用してタイムリーな経営判断により相乗効果のある事業の拡大を図ってまいります。