有価証券報告書-第32期(令和2年3月1日-令和3年2月28日)

【提出】
2021/05/31 10:28
【資料】
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【項目】
134項目
(経営成績等の状況の概要)
(1)経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、令和2年2月以降の「新型コロナウイルス感染症」の世界的な感染拡大により国内外の経済に深刻な影響が及んでおり、日本政府からは二度にわたり緊急事態宣言が発出されるなど、個人消費と企業活動が著しく制約され依然として先行きが不透明な状況が続いております。
このような中、当社グループは売上高が5,357百万円(前期比18.9%減)、営業利益は224百万円(前期比63.2%減)、経常利益は230百万円(前期比62.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は285百万円(前期比45.9%減)と売上・利益とも前期実績を大きく下回ったものの、利益面では賞与を始めとする人件費、海外への渡航費を含む旅費交通費その他諸経費の大幅削減効果により期初の業績予想を上回る結果となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
<キャラクターエンタテインメント事業>キャラクターエンタテインメント事業は、昨年春に新型コロナウイルス感染拡大の影響により取引先店舗の臨時休業が相次いだ事により、定番キャラクターの受注が大幅に減少した事と取引先からの強い要請により受注済みの商品の出荷を順延させた事に加え、不安定な市場環境下での新規コンテンツの発売を延期した結果、売上高2,994百万円(前期比33.1%減)、営業利益184百万円(前期比66.5%減)となりました。
<キャラクター・ファンシー事業>キャラクター・ファンシー事業は、昨年春に新型コロナウイルス感染拡大の影響により大部分の取引先が臨時休業を余儀なくされただけでなく、営業再開以降も来店客数が伸びないことが定番キャラクター商品の売上が落ち込む一因となりましたが、人気漫画「鬼滅の刃」、人気菓子「たべっ子どうぶつ」商品の販売が好調であった事と、バスボール(フィギュア入り入浴剤)、マスク関連商材である「マスクケース」の販売が順調に推移した結果、売上高については2,362百万円(前期比11.1%増)と増加しましたが、営業利益については商品構成の変化による利益率の低下を余儀なくされ39百万円(前期比31.5%減)に留まりました。
(2)財政状態の状況
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ168百万円増加し、4,069百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ72百万円減少し、510百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ240百万円増加し、3,559百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、売上債権の減少額、税金等調整前当期純利益があったこと等により、前連結会計年度末に比べ316百万円増加し、当連結会計年度末には2,613百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、427百万円(前年同期は362百万円の獲得)となりました。
これは主に、売上債権の減少額299百万円、税金等調整前当期純利益230百万円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、25百万円(前年同期は96百万円の使用)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出22百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、84百万円(前年同期は67百万円の使用)となりました。
これは主に、配当金の支払額83百万円があったこと等によるものであります。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標は次の通りであります。
平成31年2月期令和2年2月期令和3年2月期
自己資本比率(%)82.185.187.5
時価ベースの自己資本比率(%)170.372.491.3
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)---
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)--567.7

自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー(利息及び法人税等控除前)
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー(利息及び法人税等控除前)/利払い
※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※営業キャッシュ・フロー(利息及び法人税等控除前)は、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フロー(利息の支払額及び法人税等の支払額控除前)を使用しております。
※有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。
※利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
※平成31年2月期、令和2年2月期及び令和3年2月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率については、有利子負債がないため記載を省略しております。また、平成31年2月期及び令和2年2月期のインタレスト・カバレッジ・レシオについては利払いがないため記載を省略しております。
(生産、受注及び販売の実績)
(1)生産実績
当社グループは独自の生産拠点・生産工程を所持しておらず、生産能力を表示することは困難であります。したがって、生産の状況についての記載はしておりません。
(2)商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 令和2年3月1日
至 令和3年2月28日)
前年同期比(%)
キャラクターエンタテインメント事業(千円)2,075,11768.6
キャラクター・ファンシー事業(千円)1,644,851115.6
合 計 (千円)3,719,96883.7

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)販売実績
当連結会計年度の商品販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 令和2年3月1日
至 令和3年2月28日)
前年同期比(%)
キャラクターエンタテインメント事業(千円)2,994,76466.9
キャラクター・ファンシー事業(千円)2,362,869111.1
合 計 (千円)5,357,63381.1

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません
3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先前連結会計年度
(自 平成31年3月1日
至 令和2年2月29日)
当連結会計年度
(自 令和2年3月1日
至 令和3年2月28日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
株式会社ラウンドワン882,04013.4797,16914.9
株式会社ドン・キホーテ--720,97813.5

(注)1.前連結会計年度の株式会社ドン・キホーテに対する販売割合は、10%未満であるため記載を省略しております。
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
(1)財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、3,725百万円(前連結会計年度末は3,661百万円)となり、64百万円増加いたしました。これは、主に受取手形及び売掛金が減少(747百万円から596百万円へ150百万円減)及び電子記録債権が減少(278百万円から130百万円へ148百万円減)したものの、現金及び預金が増加(2,297百万円から2,613百万円へ316百万円増)したこと等によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、344百万円(前連結会計年度末は240百万円)となり、103百万円増加いたしました。これは、繰延税金資産が増加(55百万円から140百万円へ85百万円増)及び投資有価証券が増加(44百万円から82百万円へ37百万円増)したことがその主な要因であります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、465百万円(前連結会計年度末は538百万円)となり、72百万円減少いたしました。これは、買掛金が減少(290百万円から252百万円へ38百万円減)及び未払法人税等が減少(44百万円から7百万円へ36百万円減)したことがその主な要因であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、44百万円(前連結会計年度末は44百万円)となり、前連結会計年度末から大きな変動はありませんでした。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、3,559百万円(前連結会計年度末は3,318百万円)となり、240百万円増加いたしました。これは、利益剰余金が増加(2,383百万円から2,584百万円へ201百万円増)したことがその主な要因であります。
(2)キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況、3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析、(3)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(3)経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は5,357百万円、販売費及び一般管理費は1,430百万円、営業利益は224百万円、経常利益は230百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は285百万円となりました。
(売上高)
売上高は5,357百万円(前連結会計年度は6,605百万円)となり、1,248百万円減少しました。これは、キャラクターエンタテインメント事業の売上高が2,994百万円(前期比33.1%減)と減少したことがその主な要因であります。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は1,430百万円(前連結会計年度は1,590百万円)となり、159百万円減少しました。これは、荷造運搬費が減少(345百万円から286百万円へ59百万円減)したことがその主な要因であります。
営業利益は224百万円(前期比63.2%減)となりました。これは、売上高が1,248百万円、売上総利益が545百万円それぞれ減少したことがその主な要因であります。
(営業外損益、経常利益)
営業利益224百万円に対して、経常利益は230百万円(前期比62.3%減)となりました。営業外損益に特記すべきものはありません。
(特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益)
特別損益に特記すべきものはありません。
また、法人税等合計が前連結会計年度と比較し139百万円減少した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は285百万円(前期比45.9%減)となりました。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、運転資金及び投資資金は自己資本で賄う方針としており、十分な手元流動性を有しております。運転資金需要の主なものは、仕入代金の支払や従業員への給与支払い等であります。投資目的需要の主なものは、商品製造のための金型、社内ネットワークサーバ入替による機器、システム構築にかかるソフトウェア取得等であります。
(5)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しており、この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。また新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積りについては、「追加情報」をご参照ください。
当社グループの連結財務諸表の作成において、経営成績及び財政状態に影響を与える見積りは、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づき合理的と考えられるさまざまな要因を考慮したものでありますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
(6)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況
当社グループは、さらに強固な財務基盤を構築するため、高採算の商品開発と適正な在庫・経費管理をさらに徹底し「営業利益率5%以上」「ROE10%以上」「自己資本比率80%以上」に目標を変更しており、当連結会計年度は「自己資本比率80%以上」については達成しましたが、「営業利益率5%以上」及び「ROE10%以上」は、未達成となりました。

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