有価証券報告書-第37期(令和1年10月1日-令和2年9月30日)
金融商品関係
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、運転資金については原則として金融機関からの借入による調達を行っております。設備資金につきましては案件ごとに手許資金で賄えるか不足するかについての検討を行い、不足が生じる場合は金融機関からの借入等による調達を行っております。資金に余剰が生じた場合には、借入金の返済によって資金効率の向上に努めることを基本方針としておりますが、一時的な余剰資金である場合においては定期預金を中心に保全を最優先した運用を行うこととしております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びに管理体制
売掛金等の営業債権は、顧客の信用リスクに晒されていますが、そのほとんどが1年以内の回収期日です。当該リスクの管理方法に関しては、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を把握する体制としています。
貸付金は、貸付先の信用リスクに晒されていますが、貸付先の財務状況等を定期的に把握しており、リスク低減を図っております。
営業債務である買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日です。借入金のうち、借入金は、主に営業取引に係る資金調達であり、借入金の支払期日は最長で、5年8ヶ月であります。
また、営業債務や借入金及び社債は、流動性リスクに晒されていますが、当社では、資金繰計画を作成するなどの方法により管理しています。
割賦未払金は、主に設備投資資金として調達しており、償還日は最長で決算日後12年であります。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。
(4) 信用リスクの集中
当期の貸借対照表日現在における営業債権のうち37.2%が特定の大口顧客に対するものであります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません((注2)を参照ください。)。
前事業年度(2019年9月30日)
(※1) 負債に計上されているものについては、( ) で示しております。
(※2)長期借入金には、1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。
(※3) 長期割賦未払金には、1年内返済予定の長期割賦未払金を含んでおります。
当事業年度(2020年9月30日)
(※1) 負債に計上されているものについては、( ) で示しております。
(※2)長期貸付金には、1年内回収予定の長期貸付金を含んでおります。
(※3)長期借入金には、1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。
(※4)長期貸付金に個別に設定している貸倒引当金を控除しております。
(注1) 金融商品の時価の算定方法に関する事項
(1) 現金及び預金、(2) 売掛金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 長期貸付金
長期貸付金は回収見込額等に基づいて貸倒引当金を設定しているため、時価は決算日における貸借対照表計上額から当該貸倒引当金を控除した金額に近似していることから、当該価額をもって時価としております。
(4) 買掛金、(5)短期借入金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(6) 長期借入金
元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(7) 長期割賦未払金
元利金の合計額を、新規に同様の割賦取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額
市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、上表には含めておりません。
前事業年度において、非上場株式について333,203千円の減損処理を行っております。
当事業年度において、非上場株式について19,069千円の減損処理を行っております。
(注3) 金銭債権及び満期がある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(2019年9月30日)
当事業年度(2020年9月30日)
(注4) 短期借入金、長期借入金及び長期割賦未払金の決算日後の返済予定額
前事業年度(2019年9月30日)
当事業年度(2020年9月30日)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、運転資金については原則として金融機関からの借入による調達を行っております。設備資金につきましては案件ごとに手許資金で賄えるか不足するかについての検討を行い、不足が生じる場合は金融機関からの借入等による調達を行っております。資金に余剰が生じた場合には、借入金の返済によって資金効率の向上に努めることを基本方針としておりますが、一時的な余剰資金である場合においては定期預金を中心に保全を最優先した運用を行うこととしております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びに管理体制
売掛金等の営業債権は、顧客の信用リスクに晒されていますが、そのほとんどが1年以内の回収期日です。当該リスクの管理方法に関しては、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を把握する体制としています。
貸付金は、貸付先の信用リスクに晒されていますが、貸付先の財務状況等を定期的に把握しており、リスク低減を図っております。
営業債務である買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日です。借入金のうち、借入金は、主に営業取引に係る資金調達であり、借入金の支払期日は最長で、5年8ヶ月であります。
また、営業債務や借入金及び社債は、流動性リスクに晒されていますが、当社では、資金繰計画を作成するなどの方法により管理しています。
割賦未払金は、主に設備投資資金として調達しており、償還日は最長で決算日後12年であります。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。
(4) 信用リスクの集中
当期の貸借対照表日現在における営業債権のうち37.2%が特定の大口顧客に対するものであります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません((注2)を参照ください。)。
前事業年度(2019年9月30日)
貸借対照表計上額 (千円) | 時価 (千円) | 差額 (千円) | |
(1) 現金及び預金 | 1,288,513 | 1,288,513 | - |
(2) 売掛金 | 883,658 | 883,658 | - |
(4) 買掛金 | (159,376) | (159,376) | - |
(5) 短期借入金 | (50,000) | (50,000) | - |
(6)長期借入金(※2) | (136,910) | (136,631) | 278 |
(7) 長期割賦未払金(※3) | (1,034,171) | (1,033,659) | 511 |
(※1) 負債に計上されているものについては、( ) で示しております。
(※2)長期借入金には、1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。
(※3) 長期割賦未払金には、1年内返済予定の長期割賦未払金を含んでおります。
当事業年度(2020年9月30日)
貸借対照表計上額 (千円) | 時価 (千円) | 差額 (千円) | |
(1) 現金及び預金 | 945,134 | 945,134 | - |
(2) 売掛金 | 288,120 | 288,120 | - |
(3) 長期貸付金(※2) | 165,000 | ||
貸倒引当金(※4) | △82,569 | ||
82,430 | 82,430 | - | |
(4) 買掛金 | (61,849) | (61,849) | - |
(5) 短期借入金 | (50,000) | (50,000) | - |
(6)長期借入金(※3) | (105,410) | (104,555) | 854 |
(※1) 負債に計上されているものについては、( ) で示しております。
(※2)長期貸付金には、1年内回収予定の長期貸付金を含んでおります。
(※3)長期借入金には、1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。
(※4)長期貸付金に個別に設定している貸倒引当金を控除しております。
(注1) 金融商品の時価の算定方法に関する事項
(1) 現金及び預金、(2) 売掛金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 長期貸付金
長期貸付金は回収見込額等に基づいて貸倒引当金を設定しているため、時価は決算日における貸借対照表計上額から当該貸倒引当金を控除した金額に近似していることから、当該価額をもって時価としております。
(4) 買掛金、(5)短期借入金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(6) 長期借入金
元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(7) 長期割賦未払金
元利金の合計額を、新規に同様の割賦取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額
(単位:千円) | ||
区分 | 2019年9月30日 | 2020年9月30日 |
非上場株式 | 67,558 | 48,488 |
投資事業有限責任組合及び それに類する組合への出資 | 163,745 | 163,285 |
市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、上表には含めておりません。
前事業年度において、非上場株式について333,203千円の減損処理を行っております。
当事業年度において、非上場株式について19,069千円の減損処理を行っております。
(注3) 金銭債権及び満期がある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(2019年9月30日)
1年以内 (千円) | 1年超 5年以内 (千円) | 5年超 10年以内 (千円) | 10年超 (千円) | |
現金及び預金 | 1,288,513 | ― | ― | ― |
売掛金 | 883,658 | ― | ― | ― |
合計 | 2,172,172 | ― | ― | ― |
当事業年度(2020年9月30日)
1年以内 (千円) | 1年超 5年以内 (千円) | 5年超 10年以内 (千円) | 10年超 (千円) | |
現金及び預金 | 945,134 | ― | ― | ― |
売掛金 | 288,120 | ― | ― | ― |
長期貸付金 | 12,000 | 60,000 | 60,000 | 33,000 |
合計 | 1,245,254 | 60,000 | 60,000 | 33,000 |
(注4) 短期借入金、長期借入金及び長期割賦未払金の決算日後の返済予定額
前事業年度(2019年9月30日)
1年以内 (千円) | 1年超 2年以内 (千円) | 2年超 3年以内 (千円) | 3年超 4年以内 (千円) | 4年超 5年以内 (千円) | 5年超 (千円) | |
短期借入金 | 50,000 | ― | ― | ― | ― | ― |
長期借入金 | 31,500 | 31,500 | 27,375 | 17,220 | 13,075 | 16,240 |
長期割賦未払金 | 79,574 | 79,574 | 79,574 | 79,574 | 79,574 | 636,299 |
合計 | 161,074 | 111,074 | 106,949 | 96,794 | 92,649 | 652,539 |
当事業年度(2020年9月30日)
1年以内 (千円) | 1年超 2年以内 (千円) | 2年超 3年以内 (千円) | 3年超 4年以内 (千円) | 4年超 5年以内 (千円) | 5年超 (千円) | |
短期借入金 | 50,000 | ― | ― | ― | ― | ― |
長期借入金 | 31,500 | 27,375 | 17,220 | 13,075 | 10,080 | 6,160 |
合計 | 81,500 | 27,375 | 17,220 | 13,075 | 10,080 | 6,160 |