有価証券報告書-第39期(平成27年1月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2016/03/29 15:12
【資料】
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【項目】
115項目

対処すべき課題

当社グループの当連結会計年度の業績は、国内で工具業界の設備投資需要の増加により工具研削盤等の工作機械販売が伸長し当期業績に大きく貢献しました。今後も自動車の安全・環境技術や情報端末の小型化などにより、製造業での精密・微細加工のニーズが拡大すると思われ、引き続きお客様のニーズにあった商品の提案と安定供給、そして技術サービスの向上に努めてまいります。
また、海外市場では主力商品の半導体実装機を中心とした電子機器販売が中国及び新興国の経済成長鈍化の影響で設備投資計画が縮小しており、子会社の業績回復が遅れております。対策として当社グループの主力商品である工作機械の海外展開や、新たに東南アジア市場への販売展開を進めることにより、収益体質の向上、安定化に努めてまいります。