有価証券報告書-第39期(平成27年1月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2016/03/29 15:12
【資料】
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【項目】
115項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)財政状態の分析
当連結会計年度末における財政状態は、当期純利益が2億2千3百万円となり純資産が7千9百万円増加したこと、商品が6億7百万円増加し、流動資産が10億6千1百万円増加したことや、支払手形及び買掛金が6億1千1百万円増加し、流動負債が8億3千8百万増加したことなどにより、総資産は91億4千1百万円(前期比13.1%増)となりました。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ22.8%増加し、57億1千5百万円となりました。これは受取手形及び売掛金が2億4千3百万円増加したこと及び商品が6億7百万円増加したことなどによるものです。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末とほぼ同額の34億2千6百万円となりました。これは有形固定資産が減価償却等により1千1百万円減少しましたが、ソフトウエアの取得等により無形固定資産が1千9百万円増加したことなどによるものです。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ45.9%増加し、26億6千7百万円となりました。これは支払手形及び買掛金が6億1千1百万円増加したこと及び未払法人税等が1億1百万円増加したことなどによるものです。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ15.8%増加し、10億4千3百万円となりました。これは長期借入金が1億1千7百万円増加したことなどによるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ1.5%増加し、54億3千1百万円となりました。
これは配当金の支払いが1億1千8百万円ありましたが、当期純利益が2億2千3百万円になり利益剰余金が1億5百万円増加したことなどによるものです。
(2)経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績は工具業界で自動車、航空機関連等の加工技術に要する切削工具需要が拡大し、工具研削盤を中心とした工作機械の輸入販売が伸長した結果、連結売上高は105億1千8百万円(前期比20.9%増)となりました。
営業損益及び経常損益については売上高の増加した結果、営業利益3億9千3百万円(前期は2千1百万円)、経常利益4億1千8百万円(前期比624.7%増)となりました。当期純利益は2億2千3百万円(前期は1千3百万円の当期純損失)となりました。
なお、セグメント別の受注、売上の状況については、「第2 事業の状況 2 生産、受注及び販売の状況」 に記載しております。
(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要(2)キャッシュ・フロー」をご参照ください。