当社グループが属する家具インテリア業界におきましては、法人部門において各企業がオフィスでの働き方改革を進め、コミュニケーションの活性化や生産性向上を図るため、オフィス移転や集約の動きが活発化しており、法人や商業施設用家具に対する需要は引き堅調に推移しております。個人部門においては、都市部における住宅価格が高騰したことなどにより、住宅の販売動向に陰りが見えております。しかしながら、富裕層が高額の一戸建て住宅を建てる動きが増加しているとの報道もあり、高額住宅向けの家具需要も一定規模を維持していくものと考えております。
このような環境のもと当社グループは、法人及び個人のお客様に”洗練された、夢のある生活空間”を提供していくという理念を実現するために、それぞれのお客様のご要望をしっかり把握し、最適な提案を行っております。第2四半期連結累計期間においては、カッシーナ・イクスシーがオフィスや空港あるいは大学など公共施設向けの家具販売が伸長したことなどにより、前年同四半期比で増収増益となりました。コンランショップ・ジャパンにおいては、家具販売及びオリジナル商材の強化により粗利率が改善しましたが、一部の店舗や法人営業部門が前年同四半期の売上を下回ったことから減収となり、また営業赤字幅も拡大しました。ドイツ製システムキッチンを販売するエスエムダブリュ・ジャパンは、前年同四半期と比べて個人住宅向けの販売が伸びましたが、一方マンション向けの売上が大幅に減少したことにより減収、損益は赤字となりました。また、コンランショップ・ジャパン及びエスエムダブリュ・ジャパンにおいては保有している固定資産の収益性が低下しており、投資金額の回収可能性が乏しいと判断し、減損処理を行い特別損失を計上しました。以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高5,761百万円(前年同四半期比4.1%増)、営業損失35百万円(前年同四半期は営業利益20百万円)、経常損失32百万円(前年同四半期は経常利益16百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失368百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失28百万円)となりました。当社が財務指標の目標として掲げている売上高営業利益率はマイナス0.6%(目標10.0%)、自己資本比率は46.3%(目標50.0%)となり、いずれも目標に届かない結果となりました。
(2) 財政状態の分析
2019/08/06 11:40