当社グループが属する家具インテリア業界におきましても、2021年の年始から緊急事態宣言が発出されたことにより、店舗を臨時休業したり、営業時間を短縮したりといった対策を講じた企業は、営業活動が大きく制限を受けることになりました。法人部門においても、各企業における在宅勤務の定着によって、対面での営業活動の機会が少なくなっております。各企業は、外出を控える消費者に向けてインターネットを使ったバーチャルショールームを閲覧できるようにしたり、オンラインで商品やサービスの説明をするなど新しい営業手法を試行錯誤しております。
このような環境のもと当社グループは、企業理念である“洗練された、夢のある生活空間”を提供していくために、ひとり一人のお客様が思い描かれている空間や、各企業が実現したい働き方や新しいコミュニケーションのあり方を実現するために、当社グループ独自の提案を行っております。第2四半期連結累計期間においては、カッシーナ・イクスシーが新築オフィスビルの大型プロジェクトへの納品があったことなどにより若干の増収を確保しましたが、一部の大型受注案件の粗利率が低かったことにより全体の粗利率が悪化したことに加えて、一般管理販売費についてDX関連の費用を計上したことで、営業利益は前年同四半期比で減益となりました。コンランショップ・ジャパンにおいては、2020年2月に京都店及び渋谷店を、2020年12月に名古屋店をそれぞれ閉店した一方で、2021年3月に伊勢丹新宿店をオープンしました。店舗数の減少によって前年同四半期比で減収になりましたが、オリジナル商品の販売比率が上昇したことなどにより粗利率が前年同四半期比で改善し、一般管理販売費も前年同四半期並みに抑えたことにより、営業利益は若干の減益となりましたが黒字を確保することができました。ドイツ製システムキッチンのジーマティックを販売するエスエムダブリュ・ジャパンは、前年同四半期と比べて戸建て住宅向けの販売が伸びましたが、一方でマンション向けの売上が大幅に減少したため前年同四半期比で減収となりました。また、戸建て住宅向け販売の一部取引の採算が悪化したことで全体の粗利率も前年同四半期比で低下したため、一般管理販売費の抑制に努めたものの、営業損益は前年同四半期での赤字幅は拡大する結果となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高5,650百万円(前年同四半期比0.3%増)、営業利益251百万円(前年同四半期比31.6%減)、経常利益277百万円(前年同四半期比23.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益154百万円(前年同四半期比12.8%減)となりました。当社が財務指標の目標として掲げている売上高営業利益率は4.4%(目標10.0%)となり目標に届かなかったものの、自己資本比率は50.3%(目標50.0%)となり目標をクリアしております。
2021/08/05 11:18