有価証券報告書-第20期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/03/27 12:29
【資料】
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【項目】
113項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり、重要となる会計方針につきましては「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。
当社グループは、連結財務諸表の作成に際し、過去の実績並びに状況に応じて合理的と考えられるさまざまな要因に基づき、決算日における資産・負債及び収益・費用などの見積り及び判断を行っております。なお、実際の結果については、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
(2)当連結会計年度における経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度における経営成績につきましては、「第2 事業の状況 1.業績等の概要(1)業績」に記載しておりますのでご参照下さい。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 4.事業等のリスク」に記載しておりますのでご参照下さい。
(4)財政状況の分析
①連結貸借対照表
当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末と比較して3,448百万円減少して20,662百万円となりました。
これは、現金及び預金が3,066百万円減少、売掛金が1,412百万円増加したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比較して1,827百万円減少して16,838百万円となりました。
これは、短期借入金が2,915百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して、1,620百万円減少して3,824百万円となり、自己資本比率は21.8%となりました。
②キャッシュ・フロー
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、「第2 事業の状況 1.業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しておりますのでご参照下さい。
(5)次期の見通し
今後の見通しにつきましては、わが国経済は消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減が一巡しつつあり、輸出の増加、設備投資が緩やかに持ち直していることに加え、賃金の持ち直しにより雇用改善、所得増加に転じており、総じて緩やかな景気回復軌道に向かうものと見込まれております。
このような経済環境の中、これまで中国においてメルセデスベンツを中心とした新車販売事業を展開してまいりました。しかし、事業採算の観点から、当該事業を縮小し、日本国内での事業に経営資源を集中させ、財務体質の強化を図ることにより、当社グループ全体の企業価値の向上と持続的成長を果たしていくよう努めてまいります。
なお、中国主要子会社グループの持分法適用会社への異動に伴い同社の経営成績は連結損益計算書において持分法による投資損益として反映され、当社グループの資産・負債等は連結貸借対照表から除外されます。