有価証券報告書-第48期(2023/06/01-2024/05/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度における世界の経済情勢は、ウクライナ情勢の長期化や中東地域をめぐる情勢不安、中国経済の先行き懸念、世界的なインフレや金融引締めの影響など、依然として先行きは不透明な状況が継続しております。一方、我が国の経済情勢は、物価の上昇や、対米ドル為替が円安に推移するなか、雇用・所得環境の改善のもと、緩やかな回復基調が続きました。
このような経済状況のもと、当社グループの主要取引先である自動車分野につきましては、半導体不足の緩和による自動車生産台数の回復や、電動化、電子制御領域を中心に、半導体・電子部品の受注は底堅く推移しました。産業機器分野につきましては、中国の市況停滞に伴う設備投資の低迷などにより、工作機械関連のEMSの受注が減少しました。民生分野につきましては、顧客の在庫調整の影響などもあり、EMSや半導体・電子部品の受注が減少しました。アミューズメント分野につきましては、遊技機関連の受注が減少しました。その他分野につきましては、半導体の供給不足の緩和に伴い、スポットでの受注が減少しました。
その結果、当連結会計年度の業績は、売上高は388億99百万円(前期比10.1%減)、利益につきましては、営業利益は15億91百万円(前期比36.1%減)、経常利益は17億6百万円(前期比30.4%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は12億22百万円(前期比27.8%減)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
国内事業部門
自動車分野の半導体・電子部品の販売は、自動車関連企業の生産回復などにより底堅く推移したものの、産業機器分野での調整局面による受注減少や、アミューズメント分野での受注減少などから、連結売上高は244億86百万円(前期比11.0%減)、セグメント利益は16億98百万円(前期比21.6%減)となりました。
海外事業部門
アセアン地域での自動車分野のEMSや半導体の受注増加はあったものの、民生分野での顧客の在庫調整などによるEMSや半導体・電子部品の受注減少、中国での投資低迷による産業機器分野の受注減少などから、連結売上高は144億12百万円(前期比8.5%減)となりました。セグメント利益は4億48百万円(前期比49.5%減)となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度における資産の合計は、201億29百万円となり、前連結会計年度と比較して6億75百万円の減
少となりました。これは現金及び預金8億80百万円の減少、受取手形及び売掛金2億77百万円の減少等が反映さ
れたことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度における負債の合計は、56億41百万円となり、前連結会計年度と比較して20億65百万円の減少
となりました。これは電子記録債務4億28百万円の減少、短期借入金11億47百万円の減少等が反映されたことに
よるものであります。
(純資産)
当連結会計年度における純資産の合計は、144億87百万円となり、前連結会計年度と比較して13億90百万円の
増加となりました。これは利益剰余金8億円の増加、為替換算調整勘定5億62百万円の増加等が反映されたこと
によるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、30億93百万円となり、前連
結会計年度末と比較して8億80百万円の減少となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、9億51百万円(前期は21億21百万円の獲得)となり
ました。これは主に仕入債務の減少額9億68百万円、法人税等の支払額6億98百万円があったものの、税金等調
整前当期純利益17億11百万円、売上債権の減少額6億1百万円等が反映されたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、2億72百万円(前期は81百万円の使用)となりまし
た。これは主に関係会社株式の取得による支出1億50百万円等が反映されたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、16億37百万円(前期は6億53百万円の使用)となり
ました。これは主に短期借入金の純増減額の減少11億52百万円、配当金の支払額4億37百万円等が反映されたこ
とによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.生産実績は、海外事業部門のうち当社連結子会社M.A.TECHNOLOGY,INC.にて生産販売した金額を表しております。
b.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.金額は仕入実績から支給品及び社内への振替分を控除しております。
当連結会計年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
(注)金額は仕入実績から支給品及び社内への振替分の仕入実績を控除しております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.前連結会計年度及び当連結会計年度の主な相手先グループ(相手先とその連結子会社)別の販売実績及び当該販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(単位:千円)
当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(売上高、売上総利益)
売上高は、前連結会計年度に比べ43億72百万円減少し、388億99百万円(前期比10.1%減)となりました。分野別では、自動車分野の半導体・電子部品の受注は取引先の生産復調などにより増加したものの、民生機器分野、アミューズメント分野、産業機器分野向けなどの半導体・電子部品・EMSの販売が減少しました。セグメント別では、国内事業部門の売上高は前連結会計年度に比べ30億26百万円減少し、244億86百万円(前期比11.0%減)となり、海外事業部門の売上高は前連結会計年度に比べ13億45百万円減少し、144億12百万円(前期比8.5%減)となりました。売上総利益は、売上高の減少などに伴い、前連結会計年度に比べ10億38百万円減少し、43億2百万円(前期比19.4%減)となりました。また、売上総利益率は11.1%となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ1億39百万円減少し、27億11百万円(前期比4.9%減)となりました。売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は7.0%となりました。営業利益は、前連結会計年度に比べ8億99百万円減少し、15億91百万円(前期比36.1%減)となりました。売上高に対する営業利益の比率は4.1%となりました。
(営業外損益、経常利益)
営業外損益は、前連結会計年度38百万円の損失(純額)から1億14百万円の利益(純額)に増加しました。経常利益は、前連結会計年度に比べ7億46百万円減少し、17億6百万円(前期比30.4%減)となりました。売上高に対する経常利益の比率は4.4%となりました。
(特別損益、税金等調整前当期純利益)
特別損益は、投資有価証券売却益(4百万円)があり、税金等調整前当期純利益は、17億11百万円(前期比30.2%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益については、法人税、住民税及び事業税4億81百万円などがあり、親会社株主に帰属する当期純利益は、12億22百万円(前期比27.8%減)となりました。
b.財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の財政状態の認識及び分析・検討内容につきましては、「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要②財政状態の状況」に記載のとおりであります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.流動性及び資金の源泉
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資金需要
当社グループの運転資金需要の主要なものは、売上の増加によるもの、仕入債務の支払いと売上債権の回収のサイト差から発生するもの、棚卸資産の増加によるものであります。その他、業務提携先への貸付けによるもの、業容の拡大及び管理体制の充実による人件費の増加をはじめとした販売費及び一般管理費も資金需要増加要因の一つであります。
c.財務政策
当社グループにおける増加運転資金につきましては、自己資金及び金融機関からの借入金により資金調達することとしております。短期運転資金の調達に関しましては、取引銀行5行と総額62億11百万円の当座貸越契約を締結しており、機動的、効率的かつ包括的に短期借入が行える体制を整えております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に与える見積りについては、過去の実績等を勘案し、合理的に判断しております。
当社グループは、特に次の重要な会計方針が財務諸表作成における重要な見積りの判断に多くの影響を及ぼすと考えております。
a.収益の認識
売上高は、顧客からの注文書に基づき商品を出荷した時点で計上しております。なお、一部機械装置等においては顧客の検収時に売上を計上しております。
b.貸倒引当金
将来発生する顧客の支払不能額に備えるため一般債権に対しては過去の貸倒実績率を使用し、貸倒懸念のある顧客に対しては個別に回収不能額について見積り、貸倒引当金を計上しております。ただし、顧客の財務状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、引当金の追加計上または貸倒損失が発生する可能性があります。
c.繰延税金資産
繰延税金資産の計上は、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できること、また繰延税金資産の資産性があることを慎重に判断したうえで計上しております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存しますので、その見積り額が減少した場合は繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。
④経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標である中期経営計画の目標値の達成状況は以下の通りです。
各指標の2024年5月期の実績につきましては、民生分野、アミューズメント分野、産業機器分野等での受注減少により、前期比で減少しました。中期経営計画の目標値につきまして、売上高は各期とも未達となり、営業利益及びROEは2022年5月期、2023年5月期は達成いたしましたが、2024年5月期は未達となっております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度における世界の経済情勢は、ウクライナ情勢の長期化や中東地域をめぐる情勢不安、中国経済の先行き懸念、世界的なインフレや金融引締めの影響など、依然として先行きは不透明な状況が継続しております。一方、我が国の経済情勢は、物価の上昇や、対米ドル為替が円安に推移するなか、雇用・所得環境の改善のもと、緩やかな回復基調が続きました。
このような経済状況のもと、当社グループの主要取引先である自動車分野につきましては、半導体不足の緩和による自動車生産台数の回復や、電動化、電子制御領域を中心に、半導体・電子部品の受注は底堅く推移しました。産業機器分野につきましては、中国の市況停滞に伴う設備投資の低迷などにより、工作機械関連のEMSの受注が減少しました。民生分野につきましては、顧客の在庫調整の影響などもあり、EMSや半導体・電子部品の受注が減少しました。アミューズメント分野につきましては、遊技機関連の受注が減少しました。その他分野につきましては、半導体の供給不足の緩和に伴い、スポットでの受注が減少しました。
その結果、当連結会計年度の業績は、売上高は388億99百万円(前期比10.1%減)、利益につきましては、営業利益は15億91百万円(前期比36.1%減)、経常利益は17億6百万円(前期比30.4%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は12億22百万円(前期比27.8%減)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
国内事業部門
自動車分野の半導体・電子部品の販売は、自動車関連企業の生産回復などにより底堅く推移したものの、産業機器分野での調整局面による受注減少や、アミューズメント分野での受注減少などから、連結売上高は244億86百万円(前期比11.0%減)、セグメント利益は16億98百万円(前期比21.6%減)となりました。
海外事業部門
アセアン地域での自動車分野のEMSや半導体の受注増加はあったものの、民生分野での顧客の在庫調整などによるEMSや半導体・電子部品の受注減少、中国での投資低迷による産業機器分野の受注減少などから、連結売上高は144億12百万円(前期比8.5%減)となりました。セグメント利益は4億48百万円(前期比49.5%減)となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度における資産の合計は、201億29百万円となり、前連結会計年度と比較して6億75百万円の減
少となりました。これは現金及び預金8億80百万円の減少、受取手形及び売掛金2億77百万円の減少等が反映さ
れたことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度における負債の合計は、56億41百万円となり、前連結会計年度と比較して20億65百万円の減少
となりました。これは電子記録債務4億28百万円の減少、短期借入金11億47百万円の減少等が反映されたことに
よるものであります。
(純資産)
当連結会計年度における純資産の合計は、144億87百万円となり、前連結会計年度と比較して13億90百万円の
増加となりました。これは利益剰余金8億円の増加、為替換算調整勘定5億62百万円の増加等が反映されたこと
によるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、30億93百万円となり、前連
結会計年度末と比較して8億80百万円の減少となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、9億51百万円(前期は21億21百万円の獲得)となり
ました。これは主に仕入債務の減少額9億68百万円、法人税等の支払額6億98百万円があったものの、税金等調
整前当期純利益17億11百万円、売上債権の減少額6億1百万円等が反映されたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、2億72百万円(前期は81百万円の使用)となりまし
た。これは主に関係会社株式の取得による支出1億50百万円等が反映されたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、16億37百万円(前期は6億53百万円の使用)となり
ました。これは主に短期借入金の純増減額の減少11億52百万円、配当金の支払額4億37百万円等が反映されたこ
とによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) | 前期比(%) |
| 海外事業部門 | 3,023,464 | 88.6 |
(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.生産実績は、海外事業部門のうち当社連結子会社M.A.TECHNOLOGY,INC.にて生産販売した金額を表しております。
b.仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) | 前期比(%) |
| 国内事業部門 | 22,648,260 | 100.2 |
| 海外事業部門 | 11,008,645 | 73.1 |
| 合 計 | 33,656,905 | 89.4 |
(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.金額は仕入実績から支給品及び社内への振替分を控除しております。
当連結会計年度における仕入実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
| 品 目 別 | 当連結会計年度 (自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) | 前期比(%) |
| 半導体 | 19,410,774 | 99.8 |
| 電子部品 | 7,246,847 | 89.9 |
| ユニット・アセンブリ | 3,880,759 | 71.9 |
| その他 | 3,118,524 | 65.8 |
| 合 計 | 33,656,905 | 89.4 |
(注)金額は仕入実績から支給品及び社内への振替分の仕入実績を控除しております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) | 前期比(%) |
| 国内事業部門 | 24,486,913 | 89.0 |
| 海外事業部門 | 14,412,871 | 91.5 |
| 合 計 | 38,899,784 | 89.9 |
(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.前連結会計年度及び当連結会計年度の主な相手先グループ(相手先とその連結子会社)別の販売実績及び当該販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(単位:千円)
| 相 手 先 | 前連結会計年度 (自 2022年6月1日 至 2023年5月31日) | 当連結会計年度 (自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) | ||
| 金 額 | 割合(%) | 金 額 | 割合(%) | |
| ㈱アイシングループ | 10,019,809 | 23.2 | 11,246,084 | 28.9 |
| ブラザー工業㈱グループ | 6,994,294 | 16.2 | 5,841,488 | 15.0 |
| 小 計 | 17,014,104 | 39.3 | 17,087,573 | 43.9 |
| 合 計 | 43,271,852 | 100.0 | 38,899,784 | 100.0 |
当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
| 品 目 別 | 当連結会計年度 (自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) | 前期比(%) |
| 半導体 | 18,972,922 | 98.8 |
| 電子部品 | 8,072,535 | 93.6 |
| ユニット・アセンブリ | 7,747,726 | 80.1 |
| その他 | 4,106,599 | 71.1 |
| 合 計 | 38,899,784 | 89.9 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(売上高、売上総利益)
売上高は、前連結会計年度に比べ43億72百万円減少し、388億99百万円(前期比10.1%減)となりました。分野別では、自動車分野の半導体・電子部品の受注は取引先の生産復調などにより増加したものの、民生機器分野、アミューズメント分野、産業機器分野向けなどの半導体・電子部品・EMSの販売が減少しました。セグメント別では、国内事業部門の売上高は前連結会計年度に比べ30億26百万円減少し、244億86百万円(前期比11.0%減)となり、海外事業部門の売上高は前連結会計年度に比べ13億45百万円減少し、144億12百万円(前期比8.5%減)となりました。売上総利益は、売上高の減少などに伴い、前連結会計年度に比べ10億38百万円減少し、43億2百万円(前期比19.4%減)となりました。また、売上総利益率は11.1%となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ1億39百万円減少し、27億11百万円(前期比4.9%減)となりました。売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は7.0%となりました。営業利益は、前連結会計年度に比べ8億99百万円減少し、15億91百万円(前期比36.1%減)となりました。売上高に対する営業利益の比率は4.1%となりました。
(営業外損益、経常利益)
営業外損益は、前連結会計年度38百万円の損失(純額)から1億14百万円の利益(純額)に増加しました。経常利益は、前連結会計年度に比べ7億46百万円減少し、17億6百万円(前期比30.4%減)となりました。売上高に対する経常利益の比率は4.4%となりました。
(特別損益、税金等調整前当期純利益)
特別損益は、投資有価証券売却益(4百万円)があり、税金等調整前当期純利益は、17億11百万円(前期比30.2%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益については、法人税、住民税及び事業税4億81百万円などがあり、親会社株主に帰属する当期純利益は、12億22百万円(前期比27.8%減)となりました。
b.財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の財政状態の認識及び分析・検討内容につきましては、「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要②財政状態の状況」に記載のとおりであります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.流動性及び資金の源泉
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資金需要
当社グループの運転資金需要の主要なものは、売上の増加によるもの、仕入債務の支払いと売上債権の回収のサイト差から発生するもの、棚卸資産の増加によるものであります。その他、業務提携先への貸付けによるもの、業容の拡大及び管理体制の充実による人件費の増加をはじめとした販売費及び一般管理費も資金需要増加要因の一つであります。
c.財務政策
当社グループにおける増加運転資金につきましては、自己資金及び金融機関からの借入金により資金調達することとしております。短期運転資金の調達に関しましては、取引銀行5行と総額62億11百万円の当座貸越契約を締結しており、機動的、効率的かつ包括的に短期借入が行える体制を整えております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に与える見積りについては、過去の実績等を勘案し、合理的に判断しております。
当社グループは、特に次の重要な会計方針が財務諸表作成における重要な見積りの判断に多くの影響を及ぼすと考えております。
a.収益の認識
売上高は、顧客からの注文書に基づき商品を出荷した時点で計上しております。なお、一部機械装置等においては顧客の検収時に売上を計上しております。
b.貸倒引当金
将来発生する顧客の支払不能額に備えるため一般債権に対しては過去の貸倒実績率を使用し、貸倒懸念のある顧客に対しては個別に回収不能額について見積り、貸倒引当金を計上しております。ただし、顧客の財務状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、引当金の追加計上または貸倒損失が発生する可能性があります。
c.繰延税金資産
繰延税金資産の計上は、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できること、また繰延税金資産の資産性があることを慎重に判断したうえで計上しております。繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存しますので、その見積り額が減少した場合は繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。
④経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標である中期経営計画の目標値の達成状況は以下の通りです。
| 指標 | 2022年5月期 | 2023年5月期 | 2024年5月期 | 2024年5月期 |
| 実績値 | 実績値 | 実績値 | 目標値 | |
| 連結売上高(千円) | 42,519,490 | 43,271,852 | 38,899,784 | 50,000,000 |
| 連結営業利益(千円) | 2,018,143 | 2,490,827 | 1,591,688 | 1,600,000 |
| ROE(%) | 13.6 | 13.7 | 8.9 | 10.0 |
各指標の2024年5月期の実績につきましては、民生分野、アミューズメント分野、産業機器分野等での受注減少により、前期比で減少しました。中期経営計画の目標値につきまして、売上高は各期とも未達となり、営業利益及びROEは2022年5月期、2023年5月期は達成いたしましたが、2024年5月期は未達となっております。