GMS事業は、お客さまのライフスタイルやニーズの変化に対応した売場づくり、働く女性や共働き世帯への応援として食品エリアで夜6時~9時に「まいにち夜市」や国内大手総合小売業としては初となる「ブラックフライデー」を実施する等の商品改革・売場改革の浸透への取り組み、また㈱ダイエーから承継した店舗の活性化を図った結果、GMS事業の営業収益は前期に比べて6.1%増加しました。SM・DS事業ではユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス㈱(U.S.M.H)が、同社連結子会社である3社のグループシナジー創出に向けて3社共同の販促等の施策で来店客数増加に努めましたが、今期は㈱ダイエーからGMS事業各社の店舗承継の影響によりSM・DS事業の営業収益は前期と比べ5.3%減少しました。小型店事業ではミニストップ㈱において店舗数の増加及びチルド弁当、調理パン等の日配品の強化による売上の牽引により、小型店事業の営業収益は前期と比べ0.5%増加しました。ドラッグ・ファーマシー事業では、ウエルシアホールディングス㈱及び同社連結子会社が、既存店改装等により「ウエルシアモデル」を積極的に推進し、調剤併設率の向上、24時間営業店舗の推進、ビューティー・調剤・ヘルスを融合した都市型ドラッグストアの出店等の施策に努めました。その結果、ドラッグ・ファーマシー事業の営業収益は前期と比べ5.3%増加となりました。総合金融事業では,フィンテックを活用し新たなサービス創出を目的としたコンテストの開催やイオンカードのご利用金額、イオン銀行口座情報を一括して確認可能なスマートフォン向けアプリ「イオンウォレット」の告知の強化、WAON加盟店の開発強化などに努めた結果、総合金融事業の営業収益は前期と比べ4.1%増加となりました。ディベロッパー事業では、イオンモール㈱が、当連結会計年度において国内6箇所のSC(ショッピングセンター)を開設、2SCの増床を含めた20箇所の既存SCのリニューアルを実施した結果、ディベロッパー事業の営業収益は前期と比べ16.1%増加となりました。サービス・専門店事業では、ファシリティに関するアウトソーシング業務全般を統合し管理・運営する統合的なファシリティマネジメント(IFM)サービスの提供を開始し、また従来病院を主要顧客として提供拡大してきた衛生清掃の他用途施設への積極的な営業活動を進めた結果、サービス・専門店事業の営業収益は前期と比べ3.3%増加となりました。国際事業ではイオンマレーシア(AEON CO.(M) BHD.)は、平成28年3月にマレーシア国内最大級のイオンモール旗艦店となる「イオンモール シャーアラム」をセランゴール州の州都シャーアラムに開設しました。平成28年5月には新規マーケット開拓を目指し、マレー半島東海岸地域における同社1号店「イオンモール コタバル」をオープンしました。中国事業では、イオンストアーズ香港(AEON STORES(HONG KONG)CO.,LTD.)の旗艦店の全面活性化を行い、海外初のイオンスタイルとして平成28年7月に「イオンスタイル コーンヒル」、平成28年9月に「イオンスタイル ワンポア」をリニューアルオープンしましたが、為替換算の影響もあり国際事業の営業収益は前期と比べ6.6%減少となりました。
営業原価は、商品機能会社の活用による調達コストの削減に努めたことにより、前期と比べて238億64百万円(0.5%)減少し、5兆2,744億69百万円となりました。
販売費及び一般管理費においても、堅実な経費コントロールに努めたものの、子会社の業容拡大などにより前期と比べて495億15百万円(1.8%)増加し、2兆7,509億35百万円となりました。
2017/05/25 15:02