四半期報告書-第54期第3四半期(平成27年3月1日-平成27年5月31日)

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2015/07/15 10:52
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当第3四半期連結累計期間(2014年9月1日~2015年5月31日)の連結業績は、売上収益が1兆3,481億円(前年同期比23.9%増)、営業利益は1,892億円(同35.5%増)、税引前四半期利益は2,102億円(同47.1%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益が1,323億円(同51.5%増)と、増収増益になりました。全てのセグメントで増収増益を達成しており、特に海外ユニクロ事業では大幅な増収増益となっております。なお、営業利益の増益幅に比べ、税引前四半期利益、及び親会社の所有者に帰属する四半期利益の増益幅が大きい理由は、5月期末の為替レートが期首に比べ、円安となったことから、外貨建資産などの換算差額が増え、金融損益を210億円計上したことによります。
当社グループは、中期ビジョンとして「世界No.1 アパレル製造小売グループとなる」ことを目標に、「グローバル化、グループ化、再ベンチャー化」を進めております。特に海外におけるユニクロ事業に力を注いでおり、出店を加速する一方で、世界主要都市におけるグローバル旗艦店・繁盛店、大型店を出店し、ユニクロブランドの認知度を高め、事業の基盤強化を図っております。また、グローバルブランド事業においても、ジーユー事業、セオリー事業の積極的な事業の展開を図っております。
[国内ユニクロ事業]
国内ユニクロ事業の当第3四半期連結累計期間の売上収益は6,381億円(同12.0%増)、営業利益は1,137億円(同21.6%増)と、計画を上回る増収増益を達成いたしました。同期間の既存店売上高は同8.8%増と好調な結果となりました。また、売上総利益率が同1.0ポイント改善したこと、売上販管費比率が同0.6ポイント改善したことから、営業利益は大幅な増益となりました。既存店売上高が増収となったのは、ヒートテックやウルトラライトダウンといった秋冬商品の販売好調に加え、引き続きボトムスやエアリズムなどの春夏商品の販売が好調だったことによります。5月期末の国内ユニクロの直営店舗数はスクラップ&ビルドを進めた結果、814店舗(フランチャイズ店30店舗除く)と、前年同期末比27店舗減少しております。ただし、このうち9店舗は直営店からフランチャイズ店に転換したものです。
[海外ユニクロ事業]
海外ユニクロ事業の当第3四半期連結累計期間の売上収益は4,818億円(同47.0%増)、営業利益は519億円(同55.0%増)と、ほぼ計画通りの増収増益となりました。特にグレーターチャイナ(中国・香港・台湾)、韓国は、当第3四半期連結会計期間(2015年3月1日~2015年5月31日)も好調な既存店売上高の伸びが続いており、計画を上回る増収増益を達成しております。海外ユニクロ事業全体の5月末の店舗数は、前年同期末比169店舗増の767店舗まで拡大いたしました。
グレーターチャイナにおける同期間の業績は、計画を上回る大幅な増収増益となりました。5月末店舗数は、10店舗閉鎖と78店舗出店の結果、442店舗となりました。韓国も計画を上回る増収増益となっております。欧州(英国・フランス・ロシア・ドイツ)はグローバル旗艦店の311オックスフォードストリート店の全面改装のための一時閉店を3月より実施した影響により、当第3四半期連結会計期間では減益となりましたが、当第3四半期連結累計期間では増収増益となっております。米国は、売上の下振れが続いていることから値引き販売が増加し、赤字幅は前年に比べ拡大しております。東南アジア地区(シンガポール・マレーシア・タイ・フィリピン・インドネシア)は、増収増益であったものの計画を若干下回っております。オーストラリアはほぼ計画通りの業績となっております。
[グローバルブランド事業]
グローバルブランド事業の当第3四半期連結累計期間の売上収益は2,259億円(同19.6%増)、営業利益は197億円(同37.8%増)と、計画を上回る増収増益を達成いたしました。ジーユー事業については、計画を上回る大幅な増収増益を達成いたしました。スカート、ニット、冬物アウターといった秋冬商品の好調な販売に加え、春夏シーズンにおいてもガウチョパンツ、ゆるキレスカート&パンツといったキャンペーン商品の販売が好調だったことから、既存店売上高は増収、営業利益率も改善しております。一方、セオリー事業は、米国のラグジュアリー市場の不調により計画を下回り減益となっております。コントワー・デ・コトニエ事業、プリンセス タム・タム事業はほぼ前年並みの業績、J Brand事業は増収となりましたが、赤字が継続しております。
[CSR(企業の社会的責任)活動]
当社グループのCSR活動は「社会的責任を果たす」「社会に貢献する」「社会の問題を解決し新たな価値を創造する」ことを基本方針とし、グローバルかつ地域に根ざした活動に取り組んでおります。
責任ある調達活動の一環として、自社の取引先縫製工場での「労働環境モニタリング」、素材工場での「環境モニタリング」を継続的に実施しております。従来実施していなかった素材工場での「労働環境モニタリング」も開始し、今後も生産現場における労働者の雇用の維持と人権の尊重、適正な労働環境の維持を強化してまいります。
バングラデシュの伝統衣装をモチーフにしたウィメンズ・コレクションの収益の一部を活用する「Factory Worker Empowerment Project」を4月に始動いたしました。当社グループの重要な生産拠点のひとつであるバングラデシュでは、女性の基礎教育機会が限られている状況にあるため、当プロジェクトでは、取引先縫製工場で働く女性、約2万人を対象として、栄養学や家計管理などのライフスキルの習得を目指しております。
子どもたちの視野を広げ、子ども向けの衣料支援の更なる充実を目指した「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」は、「全商品リサイクル活動」を学校教育の一環として行う活動です。3年目の2015年度は、日本全国の238校で、約25,000名の児童・生徒が参加を予定しております。当社従業員による服の持つ役割や難民問題に関する出張授業の後、子どもたちが主体となり衣料を回収し、当社が難民キャンプへ寄贈しております。
(2)財政状態の分析
資産は、前連結会計年度末に比べ2,782億円増加し、1兆2,706億円となりました。これは主として、デリバティブ金融資産の増加1,146億円、有形固定資産の増加225億円、現金及び現金同等物の増加1,100億円等によるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ674億円増加し、4,236億円となりました。これは主として、買掛金及びその他の短期債務の増加36億円、未払法人所得税の増加55億円、繰延税金負債の増加359億円等によるものです。
資本は、前連結会計年度末に比べ2,108億円増加し、8,469億円となりました。これは主として、その他の資本の構成要素の増加1,010億円、利益剰余金の増加992億円等によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第3四半期連結会計期間末に比べ、846億円増加し、4,240億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による収入は、前第3四半期連結累計期間に比べ686億円増加し、1,811億円(前年同期比61.1%増)となりました。これは主として、税引前四半期利益2,102億円、棚卸資産の増減額365億円及び法人税等の支払額665億円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、前第3四半期連結累計期間に比べ228億円増加し、608億円(前年同期比60.0%増)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出324億円、定期預金の増減額173億円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、前第3四半期連結累計期間に比べ53億円増加し、411億円(前年同期比14.9%増)となりました。これは主として、配当金の支払額331億円等によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完成したものは次のとおりであります。
① 国内子会社
会社名設備内容事業所名所在地完成年月
株式会社ユニクロ国内ユニクロ店舗ユニクロ吉祥寺店東京都武蔵野市2014年10月
株式会社ユニクロ国内ユニクロ店舗UNIQLO OSAKA大阪府大阪市2014年10月

② 在外子会社
該当事項はありません。

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