四半期報告書-第53期第3四半期(平成26年9月1日-平成26年11月30日)
有報資料
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融政策の効果により、一部業種においては緩やかな景気回復基調となっておりますが、個人所得の増加はさほど見られず、更に原材料等の値上がりや、消費税増税による消費意欲の低下が見られるなど、先行きに関しては依然として不透明な状況が続きました。
小売業界におきましても、4月からの消費税増税を受けてお客様の消費動向はより慎重になっており、また、食品主体の小売業には、商品の価格・品質・鮮度や接客サービスなどあらゆる面でより高いレベルが求められ、多様なニーズへの対応が必要とされてきております。加えて、原材料の高騰や光熱費の更なる上昇もあり、業界を取り巻く環境は非常に厳しいものとなりました。
このような環境の中、当社グループにおきましては「地域のお客様に繰り返しご来店していただける店づくり」に向け、『役割分担』『良い結果を出す』を本年度のスローガンに掲げ、全社一丸となって各施策の実行及び検証を行なってまいりました。
この結果並びに前連結会計年度末より連結子会社となったよねや商事株式会社の業績貢献などにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は833億31百万円(前年同期比8.9%増)、営業利益は7億67百万円(同3.6%減)、経常利益は8億2百万円(同0.7%減)となりました。四半期純利益におきましては、減損損失の計上等により△24百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
スーパーマーケット事業におきましては、お客様の低価格への要望が続く中、引き続き恒例の「生活応援セール」や「水曜均一祭」の強化を行なってまいりました。「水曜均一祭」は、毎週恒例の企画となっており、食料品を中心にお買い得商品を多数そろえ、好評を得ております。また、当社が加盟するニチリウグループ(日本流通産業株式会社)のプライベートブランド商品である「くらしモア」や、連結子会社の株式会社サンコー食品による当社オリジナルの惣菜・日配商品の拡販を積極的に行なってまいりました。
商品面におきましては、「地産地消」の更なる推進のため、地元生産者グループとの意見交換会を定期的に開催するとともに、安全・安心な地元農産物を安定的に仕入、販売できるよう取り組んでまいりました。なお、この度、以前より取引のある山形市土坂地区の青果物生産者グループが農業法人を設立し、地元農産物の生産拡大やブランド化を推進することとなり、青果部門におきましては、地元農産物のより一層の販売強化へつながる取り組みとしてこれまで以上に連携を図っております。
地域貢献活動といたしましては、各取引先の協力のもと、地域の子どもたちとの果物や野菜の収穫体験などを継続的に開催し、食育活動を行なってまいりました。
設備投資といたしましては、平成26年7月に宮城県黒川郡大和町に杜のまち店(ドラッグ併設)を開店いたしました。杜のまち店におきましては、宮町店(山形県山形市)以降の取り組みである料理提案型の店づくりを行ない、更に環境への配慮から、店内・駐車場にLED照明を採用しております。吉岡店に次ぐ大和町への出店は、宮城県北部地域におけるドミナントの形成を図ることを目的としております。また、既存店の活性化といたしまして、平成26年9月に天童西店(山形県天童市)の改装を実施いたしました。
この結果並びによねや商事株式会社の業績貢献などにより、売上高は736億17百万円(同10.1%増)となりました。
ドラッグストア事業におきましては、チラシ価格とカウンセリング力を強化し集客力を高めるとともに、販促方法の見直しによる値下げロス削減およびプライベートブランド商品の積極的推奨販売により利益確保に努めてまいりました。調剤におきましては、より安心・信頼して頂ける「かかりつけ薬局」としての機能強化のため毎月勉強会を実施し、また、ジェネリック医薬品への切替推奨など国民医療費削減および患者様個人の医療費負担軽減に向けた取り組みを行なってまいりました。設備投資といたしましては、平成26年7月にスーパー併設のドラッグ杜のまち店を新規開店、平成26年10月にドラッグ神町店(山形県東根市)の改装を実施いたしました。なお、平成26年11月30日をもって調剤薬局東北中央病院前店(山形県山形市)を閉店いたしております。
この結果、売上高は97億円(同0.8%増)となりました。
その他の事業につきましては、日配商品、惣菜などの食品を開発製造して当社グループへ納品しており、スーパーマーケット事業との連携を密にし、安全・安心でおいしいオリジナル商品の開発を行なってまいりました。
この結果、売上高は12百万円(同32.3%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は547億83百万円となり、前連結会計年度末と比較して26億13百万円の増加となりました。
資産の部においては、現金及び預金、そして棚卸資産の増加となりました。
負債の部においては、当第3四半期連結会計期間末日が銀行休業日だったため支払が翌月になったこと等により買掛金の増加となりました。
なお、純資産は276億47百万円となり、自己資本比率は50.4%となっております。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備
① 設備計画の完了
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは、次のとおりであります。
| 会社名 事業所名 | 所在地 | セグメントの名称 | 設備の内容 | 完了年月 | 延床面積 (㎡) | 投資金額 (千円) |
| ㈱ヤマザワ 杜のまち店 | 宮城県黒川郡 | スーパーマーケット事業 | 店舗 | 平成26年7月 | 4,091 | 1,315,500 |
(注)上記金額には消費税等は含まれておりません。
② 設備の新設、除却等の計画
当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度末において計画中であった下記設備の新設について、投資計画の見直しをしております。
| 会社名 事業所名 | 所在地 | セグメントの 名称 | 設備の内容 | 投資予定金額 | 資金調達 方法 | |
| 総額 (千円) | 既支払額 (千円) | |||||
| <中止>㈱ヤマザワ あすと長町店(仮称) | 宮城県仙台市 | スーパーマー ケット事業 | 店舗 | - | 1,623,290 | 自己資金 及び借入金 |
(注)上記金額には消費税等は含まれておりません。
当第3四半期連結累計期間末における新たな計画は、次のとおりであります。
| 会社名 事業所名 | 所在地 | セグメントの名称 | 設備の 内容 | 投資予定金額 | 資金調達 方法 | 着手及び完了予定年月 | 年間売上増加予定額 (千円) | ||
| 総額 (千円) | 既支払額 (千円) | 着手 | 完了 | ||||||
| <新設>㈱ヤマザワ 新庄宮内店 | 山形県 新庄市 | スーパーマー ケット事業 | 店舗 | 879,000 | 32,619 | 自己資金 | 平成26年6月 | 平成27年6月 | 1,600,000 |
(注)上記金額には消費税等は含まれておりません。
その他には、前連結会計年度末に計画中であった主要な設備の新設、除却等について、重要な変更はありません。また、新たに確定した主要な設備の新設、拡充、改修、除却、売却等の計画はありません。