訂正有価証券報告書-第59期(2020/03/01-2021/02/28)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、スーパーマーケットを主な事業内容とし、ドラッグストア・調剤薬局、食品の製造卸業を展開いたしております。
スーパーマーケット事業を展開する当社は、経営理念を「毎日の生活に必要な商品を新鮮で美味しく、安く提供する事により、食生活を豊かにし地域社会に貢献する」と定めております。日々の生活に欠かせない食料品・日用品を販売する事業を通じて、お客様の生活をより豊かにし、「地域社会になくてはならない企業」となるため、総力をあげて取り組んでおります。
(2)経営戦略
当社グループは、スーパーマーケット事業(株式会社ヤマザワ、よねや商事株式会社)、ドラッグストア事業(株式会社ヤマザワ薬品)、その他事業(サンコー食品…食品卸製造業)の3つのセグメントにより構成されております。
スーパーマーケット事業は、株式会社ヤマザワとして山形県、宮城県に、よねや商事株式会社として秋田県に店舗を展開しており、売上高に占める割合はおよそ9割となっております。ドラッグストア事業は、山形県、宮城県に、ドラッグストア及び調剤薬局を展開いたしております。サンコー食品は、惣菜及び日配食品を製造し、両事業に提供することで、当社全体の利益向上に貢献いたしております。
今後も、当社グループの経営方針に沿い、異なるセグメントである4社が各々自律的な成長を果たすことで、企業規模拡大と収益力の向上により企業価値を高め、グループでの商圏の向上を図ってまいります。
(3)目標とする経営指標
当社グループは、連結売上高経常利益率を重要な経営指標と捉えており、その目標値は3%であります。業界水準は概ね1.5%~4%程度と認識いたしておりますが、売上高経常利益率3%を継続的に確保することで、各ステークホルダーに対しての適切な還元や、持続的な成長のための投資が可能になると考えております。
(4)経営環境
① 人材の確保 入社3年以内の離職率が相対的に高く、また、定年による世代交代のため、管理職及び部門責任者となりうる人員が不足し、店舗のオペレーションに支障をきたすことが考えられます。
② 人口減少・少子高齢化 主要エリアである山形県内においては、人口減少が続いており、採用への影響もさることながら、マーケットの縮小による売上減少が懸念されます。
③ 競争激化 スーパーマーケット競合各社とも、既存店活性化に注力しております。また、ドラッグストアは、生鮮強化店の展開とスピード出店により、スーパーマーケットの売上に大きく影響を与えております。業態を超えた競争がますます激化しております。
④ 帰省・イベントの自粛 新型コロナウィルス感染症の影響により、ワクチンの普及状況によっては、当期に引き続き、帰省及びイベントの自粛を余儀なくされ、特に郡部や、イベント開催場所周辺の店舗においては、8月、12月を中心に売上の低迷が懸念されます。
⑤ 生産性の低下 店舗各部門においては、作業場の環境にばらつきがあり、特に売上の伸び悩む店舗においては、在庫滞留によるオペレーション負担増加、商品廃棄の増加が懸念されます。
⑥ 設備老朽化対応
スーパーマーケット事業においては、おおよそ半数の店舗が、開店より20年経過しております。設備の老朽化や、売場の陳腐化により客離れが起きることも考えられます。店舗の営業が脅かされる事態に備え、事前の修繕対応が必要となっております。よって、修繕関連の投資は、今後も増加することが予想されます。
(5)翌期の方針
引き続き厳しい経営環境が予測される中、持続的な発展のために当社が重視すべきことは、来店動機になるような、魅力的な店づくりをすることであります。買物が楽しく、わくわくするような店づくりに取り組み、当社のファンを増やすことが、持続的な成長に資すると考えております。そのためには、商品・売場を作る人材の育成が不可欠であります。シェア拡大と両輪で人材育成の強化に取り組み、企業価値の向上を目指します。
(6)優先的に対処すべき課題
① 人材育成
・階層別、部門別研修の拡充…店長・チーフのマネジメント力向上、進化しつづける人材づくり
② 売上・利益対策
・「今週の一品」…週単位の単品量販企画
・旬やトレンドに応じた共通テーマによる、全部門一斉の売込み
・レンジアップ商品・サラダ・便利野菜等、食シーン別の商品展開による買いやすさ追求
・オリジナル商品の開発…山形産の生鮮食品や、山形の原材料を使用した加工品
・価格戦略…単品ディスカウントに偏らない企画設定
③ とくし丸事業 … 買物困難地域への支援
・翌期は3台稼動、合計6台予定
④ 生産性向上 … ITを利用した業務効率化と、現場オペレーションの改善
・発注支援システム導入拡大…発注業務の時間大幅削減
・在庫削減…適正な在庫管理により、バックヤード作業負担軽減、売場管理に時間振り分け
⑤ 設備投資
・店舗活性化…スクラップ&ビルド1店、改装6店舗
・継続した、老朽化設備への投資
・子会社への投資を増加させる方針
⑥ 新型コロナウイルス感染症の影響と対応
当該感染症拡大に伴う影響として、翌期は、特需の落ち着きと、消費喚起の反動、ワクチンの普及状況によっては外食へのシフトや外出機会が増加することなどにより、増収へのハードルが非常に高くなることが想定されます。しかしながら、当期不調であった惣菜の伸長、根強い内食需要があることを踏まえると、チャンスは十分にあると考えます。引き続き、お客様の生活基盤を支えるライフラインとして、当社の強みを活かしながら、各種政策の実現により、さらなるご支持をいただけるよう、尽力してまいります。通期の見通しとしては、前期並みの売上高は確保可能と想定します。
(1)経営方針
当社グループは、スーパーマーケットを主な事業内容とし、ドラッグストア・調剤薬局、食品の製造卸業を展開いたしております。
スーパーマーケット事業を展開する当社は、経営理念を「毎日の生活に必要な商品を新鮮で美味しく、安く提供する事により、食生活を豊かにし地域社会に貢献する」と定めております。日々の生活に欠かせない食料品・日用品を販売する事業を通じて、お客様の生活をより豊かにし、「地域社会になくてはならない企業」となるため、総力をあげて取り組んでおります。
(2)経営戦略
当社グループは、スーパーマーケット事業(株式会社ヤマザワ、よねや商事株式会社)、ドラッグストア事業(株式会社ヤマザワ薬品)、その他事業(サンコー食品…食品卸製造業)の3つのセグメントにより構成されております。
スーパーマーケット事業は、株式会社ヤマザワとして山形県、宮城県に、よねや商事株式会社として秋田県に店舗を展開しており、売上高に占める割合はおよそ9割となっております。ドラッグストア事業は、山形県、宮城県に、ドラッグストア及び調剤薬局を展開いたしております。サンコー食品は、惣菜及び日配食品を製造し、両事業に提供することで、当社全体の利益向上に貢献いたしております。
今後も、当社グループの経営方針に沿い、異なるセグメントである4社が各々自律的な成長を果たすことで、企業規模拡大と収益力の向上により企業価値を高め、グループでの商圏の向上を図ってまいります。
(3)目標とする経営指標
当社グループは、連結売上高経常利益率を重要な経営指標と捉えており、その目標値は3%であります。業界水準は概ね1.5%~4%程度と認識いたしておりますが、売上高経常利益率3%を継続的に確保することで、各ステークホルダーに対しての適切な還元や、持続的な成長のための投資が可能になると考えております。
(4)経営環境
① 人材の確保 入社3年以内の離職率が相対的に高く、また、定年による世代交代のため、管理職及び部門責任者となりうる人員が不足し、店舗のオペレーションに支障をきたすことが考えられます。
② 人口減少・少子高齢化 主要エリアである山形県内においては、人口減少が続いており、採用への影響もさることながら、マーケットの縮小による売上減少が懸念されます。
③ 競争激化 スーパーマーケット競合各社とも、既存店活性化に注力しております。また、ドラッグストアは、生鮮強化店の展開とスピード出店により、スーパーマーケットの売上に大きく影響を与えております。業態を超えた競争がますます激化しております。
④ 帰省・イベントの自粛 新型コロナウィルス感染症の影響により、ワクチンの普及状況によっては、当期に引き続き、帰省及びイベントの自粛を余儀なくされ、特に郡部や、イベント開催場所周辺の店舗においては、8月、12月を中心に売上の低迷が懸念されます。
⑤ 生産性の低下 店舗各部門においては、作業場の環境にばらつきがあり、特に売上の伸び悩む店舗においては、在庫滞留によるオペレーション負担増加、商品廃棄の増加が懸念されます。
⑥ 設備老朽化対応
スーパーマーケット事業においては、おおよそ半数の店舗が、開店より20年経過しております。設備の老朽化や、売場の陳腐化により客離れが起きることも考えられます。店舗の営業が脅かされる事態に備え、事前の修繕対応が必要となっております。よって、修繕関連の投資は、今後も増加することが予想されます。
(5)翌期の方針
引き続き厳しい経営環境が予測される中、持続的な発展のために当社が重視すべきことは、来店動機になるような、魅力的な店づくりをすることであります。買物が楽しく、わくわくするような店づくりに取り組み、当社のファンを増やすことが、持続的な成長に資すると考えております。そのためには、商品・売場を作る人材の育成が不可欠であります。シェア拡大と両輪で人材育成の強化に取り組み、企業価値の向上を目指します。
(6)優先的に対処すべき課題
① 人材育成
・階層別、部門別研修の拡充…店長・チーフのマネジメント力向上、進化しつづける人材づくり
② 売上・利益対策
・「今週の一品」…週単位の単品量販企画
・旬やトレンドに応じた共通テーマによる、全部門一斉の売込み
・レンジアップ商品・サラダ・便利野菜等、食シーン別の商品展開による買いやすさ追求
・オリジナル商品の開発…山形産の生鮮食品や、山形の原材料を使用した加工品
・価格戦略…単品ディスカウントに偏らない企画設定
③ とくし丸事業 … 買物困難地域への支援
・翌期は3台稼動、合計6台予定
④ 生産性向上 … ITを利用した業務効率化と、現場オペレーションの改善
・発注支援システム導入拡大…発注業務の時間大幅削減
・在庫削減…適正な在庫管理により、バックヤード作業負担軽減、売場管理に時間振り分け
⑤ 設備投資
・店舗活性化…スクラップ&ビルド1店、改装6店舗
・継続した、老朽化設備への投資
・子会社への投資を増加させる方針
⑥ 新型コロナウイルス感染症の影響と対応
当該感染症拡大に伴う影響として、翌期は、特需の落ち着きと、消費喚起の反動、ワクチンの普及状況によっては外食へのシフトや外出機会が増加することなどにより、増収へのハードルが非常に高くなることが想定されます。しかしながら、当期不調であった惣菜の伸長、根強い内食需要があることを踏まえると、チャンスは十分にあると考えます。引き続き、お客様の生活基盤を支えるライフラインとして、当社の強みを活かしながら、各種政策の実現により、さらなるご支持をいただけるよう、尽力してまいります。通期の見通しとしては、前期並みの売上高は確保可能と想定します。