有価証券報告書-第48期(令和2年10月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/12/24 10:22
【資料】
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【項目】
134項目
(1)経営成績等の状況の概況
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、1月から9月まで、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言等が大都市部を中心に断続的に発令され、特に4月下旬以降のいわゆる第4波到来時には大型商業施設が休業要請を受けるなど、個人消費等への影響が拡大・長期化することとなりました。
このような状況のもと、主力となるファッション事業においては、人流抑制のためのテレワーク推進等により、ビジネスウェアに対する需要の減少や多様化の傾向が見られましたが、その中でもオーダースーツ市場は堅調に拡大し、カスタムオーダー業態の「DIFFERENCE」にて百貨店への出店を進めたほか、昨年9月に「SUIT SELECT」がサービスを開始したパターンオーダーの『AI SPEED ORDER』も、お客様に浸透・定着しました。また、ニュージーランドにおける当社の指定牧場が『サステナブル・ウール』の認証を取得したのを機に、原毛生産から紡績・縫製までの工程を当社が一貫して管理する高品質なウールの展開を、さらに拡大しています。これらの施策が奏功し、客単価は期を通じて前年同月比を上回り続けましたが、来店客数は前期の9割未満にとどまりました。昨年7月に連結対象となりました株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドも、足許では回復基調にありますが、感染拡大により大きな影響を受けました。この結果、売上高は560億44百万円(前年同期比23.8%増)となりました。
フードサービス事業につきましては、市場環境が厳しい中、デリバリーに対応する店舗の拡大等に取り組みましたが、売上高は17億11百万円(前年同期比6.0%減)となりました。
教育事業につきましては、安定的に成長していることに加えて、前第3四半期に「Kids Duo」が一時的に休業した反動もあり、売上高は8億28百万円(前年同期比11.5%増)となりました。
グループの店舗数につきましては、サマンサタバサグループで13店舗、紳士服コナカを1店舗、SUIT SELECTを6店舗、DIFFERENCEを6店舗、合計26店舗を新規に出店いたしました。一方、期間満了や移転等により50店舗を退店し、779店舗となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は585億84百万円(前年同期比22.5%増)、営業損失は株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドの営業損失33億1百万円を取り込んだ結果、78億25百万円(前年同期は営業損失49億38百万円)、経常損失は65億16百万円(前年同期は経常損失66億28百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は投資有価証券売却益51億41百万円を計上したことにより19億38百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失129億48百万円)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、62億37百万円と前連結会計年度と比べ1億16百万円増加となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は32億84百万円(前年同期は33億11百万円)となりました。これは主にたな卸資産の減少23億35百万円、助成金の受取額11億38百万円、減損損失18億85百万円及び減価償却費12億95百万円の計上がありましたが、助成金収入10億34百万円、投資有価証券売却益51億41百万円及び税金等調整前当期純損失33億89百万円の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は54億円(前年同期は14億28百万円の使用)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入57億99百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は20億23百万円(前年同期は63百万円の獲得)となりました。これは主に借入金の減少16億94百万円及び配当金の支払額2億90百万円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
(a)生産、受注実績
該当事項はありません。
(b)仕入実績
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2020年10月1日
至 2021年9月30日)
前年同期比(%)
重 衣 料(百万円)5,851△9.0
中 衣 料(百万円)2,03428.9
軽 衣 料(百万円)3,052△11.9
服飾雑貨(百万円)10,92326.1
そ の 他(百万円)353△2.4
ファッション事業(百万円)22,2158.4
フードサービス事業(百万円)620△2.5
教育事業(百万円)683.2
合計(百万円)22,9048.0

(注)1.重 衣 料……スーツ・フォーマル・イージーオーダー・コート
2.中 衣 料……ジャケット・ボトムス・アウター
3.軽 衣 料……カジュアル・ワイシャツ・ネクタイ・アンダーウェア
4.服飾雑貨……シューズ・バッグ・ジュエリー・アクセサリー他
5.そ の 他……補正代等
6.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(c)販売実績
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2020年10月1日
至 2021年9月30日)
前年同期比(%)
重 衣 料(百万円)17,4743.6
中 衣 料(百万円)5,45448.2
軽 衣 料(百万円)7,756△9.5
服飾雑貨(百万円)24,68660.5
そ の 他(百万円)672△13.1
ファッション事業(百万円)56,04423.8
フードサービス事業(百万円)1,711△6.0
教育事業(百万円)82811.5
合計(百万円)58,58422.5

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.重 衣 料……スーツ・フォーマル・イージーオーダー・コート
3.中 衣 料……ジャケット・ボトムス・アウター
4.軽 衣 料……カジュアル・ワイシャツ・ネクタイ・アンダーウェア
5.服飾雑貨……シューズ・バッグ・ジュエリー・アクセサリー他
6.そ の 他……補正代等
7.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)財政状態の分析
(資 産)
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ106億50百万円減少し588億35百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比べ28億66百万円減少し281億67百万円となりました。主な要因は、前連結会計年度末と比べ商品及び製品が21億79百万円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ77億84百万円減少し306億68百万円となりました。主な要因は、投資有価証券の売却や減損損失の計上等により、投資有価証券が50億13百万円、有形固定資産が17億23百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(負 債)
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ36億87百万円減少し337億84百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比べ28億23百万円減少し214億41百万円となりました。主な要因は、前連結会計年度末と比べ1年内返済予定の長期借入金が31億2百万円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比べ8億64百万円減少し123億42百万円となりました。主な要因は、前連結会計年度末に比べ繰延税金負債が12億45百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ69億63百万円減少し250億51百万円となりました。主な要因は、投資有価証券の売却に伴うその他有価証券評価差額金が31億21百万円減少したことや親会社株主に帰属する当期純損失19億38百万円によるものであります。
(b)経営成績の分析
(売上高)
売上高は、前連結会計年度と比べ107億41百万円増加し585億84百万円となりました。これは主にファッション事業において、新型コロナウイルス感染症拡大・長期化の影響による臨時休業・短時間営業、更には在宅勤務の浸透や外出自粛要請等による消費行動の減退により、来店客数が大幅に減少したものの、株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド(以下「サマンサタバサ」)を2020年7月21日より連結子会社化したことによるものであります。
(売上総利益)
売上総利益は、前連結会計年度と比べ81億23百万円増加し328億28百万円となりました。これは主に売上高の増加によるものであります。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比べ110億10百万円増加し406億53百万円となりました。これは主にサマンサタバサの連結子会社化によるものであります。
(営業損失)
営業損失は、サマンサタバサの連結子会社化に伴い33億1百万円の営業損失を取り込んだことにより、78億25百万円(前連結会計年度は営業損失49億38百万円)となりました。
(経常損失)
経常損失は、営業外収益に雇用調整助成金10億34百万円等の計上により18億81百万円、営業外費用5億72百万円計上し、65億16百万円(前連結会計年度は経常損失66億28百万円)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純損失)
親会社株主に帰属する当期純損失は、特別利益に投資有価証券売却益51億41百万円等の計上により51億47百万円、特別損失に減損損失18億85百万円等の計上により20億20百万円計上し、19億38百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失129億48百万円)となりました。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(a)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(b)資本の財源及び資金の流動性
・資金需要
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入の他、販売費及び一般管理費の営業費用であります。
設備投資需要のうち主なものは、新規店舗出店に伴う建物及び什器、備品の取得の他、差入保証金等であります。
・財務政策
資金需要に対しましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金で賄うことを基本とし、資金調達を行う場合には、経済情勢や金融環境を踏まえ、当社グループにとっての最良の方法で行いたいと考えております。
なお、当連結会計年度において、機動的かつ安定的な資金調達を行うため取引金融機関とシンジケートローン契約(115億円)を締結しております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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