有価証券報告書-第33期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)
有報資料
外食産業を取り巻く環境は、少子高齢化の問題や食の安全安心への関心の高まり等、非常に厳しい状況にあります。市場規模は、横ばい若しくは縮小傾向にあるなかで、顧客ニーズは多様化し、企業間の競争は、更に激しくなることが予想されます。このような環境のなか、当社は、お客様に選択していただけるような存在価値を常に発揮し続けることに、我々の真の成長はあると考えております。
当社は、平成26年12月に創業50周年を迎えました。創業以来、大切に守ってきた基本理念「利は人の喜びの陰にあり」、経営精神「当社にかかわる全ての人々を大切にし、そしてその全ての人々により大切にされる企業でありたい」、店舗理念「100年続く店づくり」に込められた想いを未来にしっかりと繋ぎ、更なる成長を図るために、具体的に以下の課題を掲げ、企業価値向上に邁進してまいります。
① 既存店の研鑽 ~何度でも足を運んでいただける店づくり~
当社は、店舗理念「100年続く店づくり」を掲げ、「お客様に喜びや感動を味わっていただきたい」という想いのもと、出店した一つひとつの店舗を大切に育ててまいりました。この既存店の安定的な成長とブランドの浸透が当社のこれまでの50年を支えており、今後の成長、企業価値の向上を目指す上で最重要であると考え、更に促進させてまいります。
当社の店づくりにおいて根幹となる3つの要素、「物語のある空間」「最高の料理」「おもてなしの心」をぶらすことなく深化させ、また時代に合わせお客様が心からの感動の時間を味わえる店へ進化させてまいります。
その具体的な施策として、様々な方がストレスなく当社の店舗をご利用いただけるよう、施設の充実や新たな世界観を演出する部屋の改修等を積極的に進め、お客様へ極上のひとときをご提供すべく、食空間のより良い環境づくりを継続してまいります。
また、当社の店舗の強みの一つである季節のメニューやイベントは、お客様によりお楽しみいただけるよう更に魅力のあるものに洗練させ、当社でしかできないオンリーワンの新しい企画や料理の研究・開発も進めてまいります。
そして、なにより人の温もりが感じられる「おもてなし」があってこそ、当社の店舗の価値はあるものだと考えており、うかいの文化を継承する人材の育成と確保を重要課題とし、徹底した会社の理念の継承や研修制度の拡充に注力してまいります。
② 新たな魅力の創造 ~様々なシーンでご利用いただくために~
「利は人の喜びの陰にあり」という想いのもと、当社の更なる成長を図る上でお客様一人ひとりとより関係性を深め、様々なシーンで当社をご利用いただけるよう、新たな事業や業態の構築にも注力してまいります。
その一つとして、レストランの余韻を感じ、日常的にうかいの味を楽しんでいただくことを目的に、お土産品の強化・充実を進めております。
平成24年11月にレストランとお客様、そしてお客様とその大切な方とをつなぐお菓子工房としてはじまった「アトリエうかい」は、平成25年7月に工房の一部にうかいグループ初の洋菓子店をオープンさせ、平成26年2月に製菓事業部として事業化し、レストランの枠を超えた新しい魅力として成長してまいりました。そして平成27年4月には更なる成長を促進させるため、新たに「アトリエうかい 八王子工房」を新設し、販路拡大も視野に、生産能力の拡大、新商品の開発に取り組み、和食・洋食・文化に次ぐ新たな事業の柱とするべく、事業展開の拡大を加速させてまいります。
また、とうふ屋うかいのギフトとして行っておりました通販サイトは、平成26年7月より装いを新たに「うかいギフト」としてリニューアルオープンし、うかいの伝統と心のこもった新商品の販売を始め、多くのお客様にご利用いただいております。今後も当社の名物となる商品の開発を推し進め、商品の充実を図ってまいります。
更には、既存ブランドの希薄化を防ぐためにも、既存業態から派生した要素を持ち、うかいの新たな魅力を広げ当社のブランド力向上に貢献する新規出店を考えてまいります。その先駆けとして平成26年4月にオープンした新店「銀座 kappou ukai」は、当社が考える新しいスタイルの割烹料理の店舗です。まずはこの店舗を新たな業態の柱としてしっかりと育ててまいります。
今後もお客様に新たな付加価値を提供できるよう、新規事業や業態を検討し、当社の成長と企業価値の向上を目指してまいります。
③ 商圏の拡大 ~新しいフィールドへの展開~
昨年度、年間訪日外客数は1,500万人を突破し、海外から日本を訪れる観光客数は年々増加しております。今後も国の観光客誘致政策や東京オリンピック開催等もあり、訪日外客数は増加することが期待されます。
このようななか、当社は、日本国内で懸念されている少子高齢化による市場縮小を想定し、新たな商圏の開拓として海外から日本を訪れる観光客への誘致施策が必要不可欠であると考えております。
平成25年12月に「和食」がユネスコ無形文化遺産へ登録され、改めて海外から日本の伝統的な食文化が高く評価されているなか、独自の世界観をつくる「物語のある空間」「最高の料理」「おもてなしの心」が融合した当社の店舗は、日本の食文化の一つの形として世界に誇れるものだと自負しております。「商圏10,000キロ」をスローガンに店舗の魅力を磨き、海外から当店にわざわざ訪れたくなるようなブランドの構築に注力してまいります。まずは東アジアを中心に情報の発信体制や英語・中国語・ハングル語での対応等、店舗にご来店いただいた際の満足度を高める環境づくりなどを積極的に進めてまいります。
また、平成28年12月には御盟晶英酒店股份有限公司(ホテル業、本社:台湾高雄市)が建設しているFIHリージェントグループのホテル「高雄晶英酒店」内のレストラン運営への協力による海外初出店が決定しております。平成26年12月には、店舗名を「UKAITEI kaohsiung」とすることが決まり、現在オープンに向け、魅力的な店づくりを進めております。今回の運営協力という形は、当社にとって新たな出店形態であり、可能性を秘めた店舗として非常に期待しております。
今後、この事業を発展させ、他社とのコラボレーションや新しい地域への展開なども模索してまいります。
当社は、平成26年12月に創業50周年を迎えました。創業以来、大切に守ってきた基本理念「利は人の喜びの陰にあり」、経営精神「当社にかかわる全ての人々を大切にし、そしてその全ての人々により大切にされる企業でありたい」、店舗理念「100年続く店づくり」に込められた想いを未来にしっかりと繋ぎ、更なる成長を図るために、具体的に以下の課題を掲げ、企業価値向上に邁進してまいります。
① 既存店の研鑽 ~何度でも足を運んでいただける店づくり~
当社は、店舗理念「100年続く店づくり」を掲げ、「お客様に喜びや感動を味わっていただきたい」という想いのもと、出店した一つひとつの店舗を大切に育ててまいりました。この既存店の安定的な成長とブランドの浸透が当社のこれまでの50年を支えており、今後の成長、企業価値の向上を目指す上で最重要であると考え、更に促進させてまいります。
当社の店づくりにおいて根幹となる3つの要素、「物語のある空間」「最高の料理」「おもてなしの心」をぶらすことなく深化させ、また時代に合わせお客様が心からの感動の時間を味わえる店へ進化させてまいります。
その具体的な施策として、様々な方がストレスなく当社の店舗をご利用いただけるよう、施設の充実や新たな世界観を演出する部屋の改修等を積極的に進め、お客様へ極上のひとときをご提供すべく、食空間のより良い環境づくりを継続してまいります。
また、当社の店舗の強みの一つである季節のメニューやイベントは、お客様によりお楽しみいただけるよう更に魅力のあるものに洗練させ、当社でしかできないオンリーワンの新しい企画や料理の研究・開発も進めてまいります。
そして、なにより人の温もりが感じられる「おもてなし」があってこそ、当社の店舗の価値はあるものだと考えており、うかいの文化を継承する人材の育成と確保を重要課題とし、徹底した会社の理念の継承や研修制度の拡充に注力してまいります。
② 新たな魅力の創造 ~様々なシーンでご利用いただくために~
「利は人の喜びの陰にあり」という想いのもと、当社の更なる成長を図る上でお客様一人ひとりとより関係性を深め、様々なシーンで当社をご利用いただけるよう、新たな事業や業態の構築にも注力してまいります。
その一つとして、レストランの余韻を感じ、日常的にうかいの味を楽しんでいただくことを目的に、お土産品の強化・充実を進めております。
平成24年11月にレストランとお客様、そしてお客様とその大切な方とをつなぐお菓子工房としてはじまった「アトリエうかい」は、平成25年7月に工房の一部にうかいグループ初の洋菓子店をオープンさせ、平成26年2月に製菓事業部として事業化し、レストランの枠を超えた新しい魅力として成長してまいりました。そして平成27年4月には更なる成長を促進させるため、新たに「アトリエうかい 八王子工房」を新設し、販路拡大も視野に、生産能力の拡大、新商品の開発に取り組み、和食・洋食・文化に次ぐ新たな事業の柱とするべく、事業展開の拡大を加速させてまいります。
また、とうふ屋うかいのギフトとして行っておりました通販サイトは、平成26年7月より装いを新たに「うかいギフト」としてリニューアルオープンし、うかいの伝統と心のこもった新商品の販売を始め、多くのお客様にご利用いただいております。今後も当社の名物となる商品の開発を推し進め、商品の充実を図ってまいります。
更には、既存ブランドの希薄化を防ぐためにも、既存業態から派生した要素を持ち、うかいの新たな魅力を広げ当社のブランド力向上に貢献する新規出店を考えてまいります。その先駆けとして平成26年4月にオープンした新店「銀座 kappou ukai」は、当社が考える新しいスタイルの割烹料理の店舗です。まずはこの店舗を新たな業態の柱としてしっかりと育ててまいります。
今後もお客様に新たな付加価値を提供できるよう、新規事業や業態を検討し、当社の成長と企業価値の向上を目指してまいります。
③ 商圏の拡大 ~新しいフィールドへの展開~
昨年度、年間訪日外客数は1,500万人を突破し、海外から日本を訪れる観光客数は年々増加しております。今後も国の観光客誘致政策や東京オリンピック開催等もあり、訪日外客数は増加することが期待されます。
このようななか、当社は、日本国内で懸念されている少子高齢化による市場縮小を想定し、新たな商圏の開拓として海外から日本を訪れる観光客への誘致施策が必要不可欠であると考えております。
平成25年12月に「和食」がユネスコ無形文化遺産へ登録され、改めて海外から日本の伝統的な食文化が高く評価されているなか、独自の世界観をつくる「物語のある空間」「最高の料理」「おもてなしの心」が融合した当社の店舗は、日本の食文化の一つの形として世界に誇れるものだと自負しております。「商圏10,000キロ」をスローガンに店舗の魅力を磨き、海外から当店にわざわざ訪れたくなるようなブランドの構築に注力してまいります。まずは東アジアを中心に情報の発信体制や英語・中国語・ハングル語での対応等、店舗にご来店いただいた際の満足度を高める環境づくりなどを積極的に進めてまいります。
また、平成28年12月には御盟晶英酒店股份有限公司(ホテル業、本社:台湾高雄市)が建設しているFIHリージェントグループのホテル「高雄晶英酒店」内のレストラン運営への協力による海外初出店が決定しております。平成26年12月には、店舗名を「UKAITEI kaohsiung」とすることが決まり、現在オープンに向け、魅力的な店づくりを進めております。今回の運営協力という形は、当社にとって新たな出店形態であり、可能性を秘めた店舗として非常に期待しております。
今後、この事業を発展させ、他社とのコラボレーションや新しい地域への展開なども模索してまいります。