有価証券報告書-第44期(平成27年3月1日-平成28年2月29日)

【提出】
2016/05/25 11:18
【資料】
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【項目】
86項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、GMSを核とした総合小売事業を主力事業としております。その事業を行うため、資金運用については、主として安全性の高い定期性預金等の金融資産に限定し、資金調達については、銀行借入等による間接金融のほか、株式発行、債権流動化による直接金融によっております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。
投資有価証券は主として業務上の関係を有する会社の株式であり、市場価格の変動リスク及び信用リスクに晒されております。
差入保証金は、主に店舗の賃借に係るものであり、差入先の信用リスクに晒されております。
営業債務である支払手形、買掛金及び電子記録債務の支払期日は、主に1年以内であります。
短期借入金及び長期借入金は主に営業取引、設備投資に係る資金調達であります。また、支払期日にその支払いを実行できなくなる流動性リスクを内包しておりますが、返済時期又は償還時期を分散させることにより流動性リスクの回避を図っております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当社は、当社規程に従い、受取手形及び売掛金等の営業債権について、営業部門及び財経部門が取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引先ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や貸倒れリスクの軽減を図っております。
投資有価証券のうち、時価のある株式については四半期ごとに時価の把握を行い、時価のない株式等については定期的に発行体の財務状況等の把握を行っております。
差入保証金の一部については、抵当権、質権を設定するなど保全措置を講じております。
②市場リスクの管理
投資有価証券等については、市場動向、時価及び発行体(取引先企業)の財務状況等を定期的にモニタリングして経営陣に報告するとともに、保有状況を継続的に見直しております。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持等により流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該時価が異なることもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません。((注2)をご参照ください)
前事業年度(平成27年2月28日)
貸借対照表計上額
(百万円)
時価
(百万円)
差額
(百万円)
(1)現金及び預金3,3773,377
(2)受取手形1111
(3)売掛金1,0701,070
(4)未収入金3,2003,200
(5)投資有価証券
その他有価証券
643643
(6)差入保証金(1年内回収予定の差入保証金を含む)11,85811,833△24
資産計20,16120,137△24
(1)支払手形1,7701,770
(2)電子記録債務5,1585,158
(3)買掛金18,54018,540
(4)短期借入金1,0701,070
(5)未払金2,9582,958
(6)未払費用2,9622,962
(7)未払法人税等166166
(8)未払消費税等1,5641,564
(9)預り金10,92010,920
(10)設備関係支払手形1,2041,204
(11)長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)30,05030,159109
(12)長期預り保証金(1年内返済予定の預り保証金を含む)9,9479,904△42
負債計86,31386,37966


当事業年度(平成28年2月29日)
貸借対照表計上額
(百万円)
時価
(百万円)
差額
(百万円)
(1)現金及び預金3,5983,598
(2)受取手形99
(3)売掛金1,1511,151
(4)未収入金3,3633,363
(5)投資有価証券
その他有価証券
437437
(6)差入保証金(1年内回収予定の差入保証金を含む)11,38711,569182
資産計19,94720,129182
(1)支払手形1,5051,505
(2)電子記録債務5,2745,274
(3)買掛金16,61816,618
(4)短期借入金6,9346,934
(5)コマーシャル・ペーパー1,0001,000
(6)未払金2,7992,799
(7)未払費用2,6382,638
(8)未払法人税等220220
(9)未払消費税等787787
(10)預り金8,7628,762
(11)設備関係支払手形815815
(12)長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)29,71029,875165
(13)長期預り保証金(1年内返済予定の預り保証金を含む)9,5889,63850
負債計86,65686,870214

(注1) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形、(3)売掛金、(4)未収入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(5)投資有価証券
投資有価証券の時価については、取引所の価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照下さい。
(6)差入保証金
差入保証金の時価については、契約期間に基づいて算出した将来キャッシュ・フローを対応するリスクフリー・レートで割り引いた現在価値から貸倒見積高を控除した価額によっております。
負 債
(1)支払手形、(2)電子記録債務、(3)買掛金、(4)短期借入金、(5)コマーシャル・ペーパー、(6)未払金、(7)未払費用、(8)未払法人税等、(9)未払消費税等、(10)預り金、(11)設備関係支払手形
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(12)長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額をリスクフリー・レートに信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(13)長期預り保証金
長期預り保証金の時価については、契約期間に基づいて算出した将来キャッシュ・フローを対応するリスクフリー・レートに信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額
(単位:百万円)
区 分前事業年度
(平成27年2月28日)
当事業年度
(平成28年2月29日)
非上場株式5454
合 計5454

上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、時価開示の対象としておりません。
(注3) 金銭債権の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成27年2月28日)
1年以内1年超5年超10年超
5年以内10年以内
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
現金及び預金3,377
受取手形11
売掛金1,070
未収入金3,200
差入保証金(※)3961,43878819
合 計8,0561,43878819

(※) 差入保証金については、償還予定が確定しているもののみ記載しており、償還期日を明確に把握できないもの(9,214百万円)については、償還予定額には含めておりません。
当事業年度(平成28年2月29日)
1年以内1年超5年超10年超
5年以内10年以内
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
現金及び預金3,598
受取手形9
売掛金1,151
未収入金3,363
差入保証金(※)3601,434452
合 計8,4831,434452

(※) 差入保証金については、償還予定が確定しているもののみ記載しており、償還期日を明確に把握できないもの(9,285百万円)については、償還予定額には含めておりません。
(注4) 長期借入金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
前事業年度(平成27年2月28日)
1年以内1年超2年超3年超4年超5年超
2年以内3年以内4年以内5年以内
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
短期借入金1,070
長期借入金9,8908,0806,0403,7501,790500

当事業年度(平成28年2月29日)
1年以内1年超2年超3年超4年超5年超
2年以内3年以内4年以内5年以内
(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)
短期借入金6,934
長期借入金10,0758,0605,7703,8001,97035