有価証券報告書-第48期(平成29年3月1日-平成30年2月28日)

【提出】
2018/05/25 15:11
【資料】
PDFをみる
【項目】
99項目

業績等の概要

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や国内設備投資が改善するなど、景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、海外経済の不確実性や金融市場の変動の影響等、先行きは不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社は経営方針を「意識して考え実行する」とし、人手不足による人件費の高騰や光熱費等のコストアップが続く中、安心・安全・信頼・品質を求めるお客様に応えるため、仕組み力、商品力、人材力の向上について意識して考え実行するとともに、引き続き企業理念の浸透、七大基本の徹底、既存店の活性化、効率化を図り、お客様満足度の向上に努めてまいりました。
店舗展開につきましては、6月に「V21食品館嶺井店」(沖縄県南城市)、8月に「大湾シティ」(沖縄県中頭郡読谷村)を新規出店いたしました。
その結果、当連結会計年度における営業収益(売上高及び営業収入)は1,859億6百万円(前年同期比3.1%増)、営業利益は150億50百万円(同0.3%増)、経常利益は154億38百万円(同0.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は103億82百万円(同6.1%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①小売
小売におきましては、ワンランクアップ商品、沖縄県産品、PB商品(くらしモア、ローソンセレクト)の販売強化に取り組んだことにより既存店が堅調に推移したことと、新規出店の効果もあり営業収益は1,788億35百万円(前年同期比2.9%増)、セグメント利益は135億54百万円(同0.2%増)となりました。
②CVS
CVSにおきましては、FC店16店舗の新規出店、2店舗閉店したことにより、営業収益は70億90百万円(前年同期比8.9%増)、セグメント利益は16億58百万円(同1.3%増)となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より32億34百万円減少し、428億88百万円(前年同期比7.0%減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得た資金は、135億90百万円(同0.8%増)となりました。
主な要因は、税金等調整前当期純利益153億53百万円、減価償却費32億72百万円の計上、法人税等の支払額49億85百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は、148億37百万円(同108.7%増)となりました。
主な要因は、有形固定資産の取得による支出145億99百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は、19億87百万円(同0.2%増)となりました。
主な要因は、配当金の支払額15億円及び非支配株主への配当金の支払額3億72百万円であります。