有価証券報告書-第56期(2025/03/01-2026/02/28)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、当社は、スーパーマーケット事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、雇用及び所得環境の改善等により緩やかな回復基調となりました。一方で、米国の関税政策や為替相場の動向、継続的な物価上昇等が景気の下振れリスクとして懸念されており、その先行きは依然として不透明な状況が続いております。
スーパーマーケット業界につきましては、人件費や物流費、エネルギー価格をはじめとしたコストの上昇に加え、原材料価格の高騰や円安の影響により食料品の値上げが続けられたことで、消費者の低価格志向、節約志向が一層高まるなど、厳しい経営環境が続いております。
このような経営環境下、当事業年度は、以下の重点項目について取組みを行いました。
・競合他社との優位性確保のための商品力強化(6MDの深耕)
・マーケティング力の強化によるストア・ロイヤリティの向上
・ファミリー顧客層の拡大のための商品投下
・ラッキー生鮮・デリカセンターの本格稼働による経費削減効果の顕在化
・適切な設備投資を行うことにより業務効率を改善しローコスト経営を実現
・財務体質の強化
当事業年度の売上高は371億99百万円で、前期比100.8%、2億86百万円の増加となりました。売上総利益は101億96百万円、36百万円の増加となりました。売上総利益率は27.4%と前期比0.1%減少いたしました。
販売費及び一般管理費では、給料及び手当が前期比87百万円減少、退職給付費用が同22百万円減少した一方、雑給が同68百万円増加、減価償却費が同63百万円増加、配送費が同22百万円増加いたしました。合計では、前期比100.5%となり51百万円増加となりました。
経常利益は、2億22百万円(前期比108.4%)、17百万円の増加となり、特別損失として減損損失45百万円、固定資産除却損7百万円を計上したことで税引前当期純利益は1億68百万円(前期比74.2%)、58百万円の減少となりました。
設備投資につきましては、2025年9月に「ラッキー千歳錦町店」の店舗改装及び「ラッキー低温センター」の耐震改修工事を実施しております。2026年2月28日現在の店舗数は、33店舗であります。
これらの結果、当事業年度の経営成績は、売上高371億99百万円(前期比100.8%)、営業利益2億29百万円(同94.4%)、経常利益2億22百万円(同108.4%)、当期純利益1億8百万円(同76.1%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、当事業年度末には6億85百万円(前事業年度の期末残高は5億7百万円)となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、14億39百万円(前事業年度は2億31百万円の資金獲得)となりました。
これは主に、預り金の減少が88百万円であった一方、減価償却費の計上が6億24百万円、仕入債務の増加が5億5百万円であったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は、7億75百万円(前事業年度は3億63百万円の資金使用)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出が3億67百万円であった一方、定期預金の払戻による収入が11億30百万円であったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、20億37百万円(前事業年度は72百万円の資金獲得)となりました。
これは主に、短期借入金の純減少額が14億円、長期借入金の返済による資金使用が4億74百万円、リース債務の返済による支出が2億99百万円であったことなどによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
当事業年度の販売実績を商品別に示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は販売価格によっております。
b.仕入実績
当事業年度の仕入実績を商品別に示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は仕入価格によっております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
(資産)
当事業年度末における資産合計は、173億85百万円(前事業年度末181億75百万円)となり、7億90百万円減少いたしました。
その主な要因は、投資有価証券が2億29百万円増加したものの、現金及び預金が9億52百万円減少したことなどによるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債合計は、114億68百万円(前事業年度末124億59百万円)となり、9億91百万円減少いたしました。
その主な要因は、買掛金が5億5百万円増加したものの、長期借入金が2億96百万円減少、短期借入金が14億円減少したことなどによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は、59億16百万円(前事業年度末57億15百万円)となり、2億円増加いたしました。
その主な要因は、株主配当により63百万円減少したものの、当期純利益の計上が1億8百万円、その他有価証券評価差額金が1億55百万円増加したことによるものであります。
b.経営成績の分析
(売上高)
当事業年度の売上高は、371億99百万円(前期比100.8%)となりました。当事業年度は前事業年度の期中に開店したラッキーマート白老店およびラッキーマート南幌店の売上高が期首から発生した影響があったこと、物価上昇に伴う客単価の増加などにより売上高は増加いたしました。
(売上総利益)
当事業年度の売上総利益は、101億96百万円(前期比100.4%)となりました。売上高と同じく前事業年度の期中に開店したラッキーマート白老店およびラッキーマート南幌店の売上高が期首から発生した影響などにより、売上総利益は増加いたしました。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費では、給料及び手当が前期比87百万円減少、退職給付費用が同22百万円減少した一方、雑給が同68百万円増加、減価償却費が同63百万円増加、配送費が同22百万円増加いたしました。合計では、前期比100.5%となり51百万円増加となりました。
(経常利益)
当事業年度の経常利益は、2億22百万円(前期比108.4%)となりました。売上総利益が増加したことによります。
(特別損益)
当事業年度の特別損失は、減損損失45百万円、固定資産除却損7百万円、合計で53百万円となり、これは前事業年度に対して14百万円の増加であります。
(当期純利益)
当事業年度の当期純利益は、前事業年度と比較し34百万円減少し、1億8百万円(前期比76.1%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローの分析
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資本の財源及び資金の流動性についての分析
イ.資金需要
当社の事業活動における運転資金需要の主なものは、商品の仕入並びに販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要の主なものは、店舗の新装及び改装等の設備投資、ソフトウェア投資等によるものであります。
ロ.財務政策
当社の事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用と金融機関からの借入などによる資金調達を行っております。
運転資金につきましては、内部資金の充当及び短期借入金による資金調達を基本としております。また、設備資金につきましては、設備投資計画に基づき資金調達計画を作成し、金利動向及び既存借入金の償還時期等を考慮の上、内部資金の充当で不足する場合は長期借入金又は社債等により資金調達することを基本としております。
一方で、有利子負債を圧縮するため、棚卸資産の適正化により資産効率の改善に取組んでおります。なお、当事業年度においては2025年9月に「ラッキー千歳錦町店」の店舗改装、同月に「ラッキー低温センター」の耐震改修工事を実施しており、当事業年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、前事業年度末と比較して16億68百万円減少し、58億45百万円となっております。
c.経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況
当事業年度における経営上の目標の達成・進捗状況は以下のとおりです。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5[経理の状況] 1[財務諸表等] (1) 財務諸表[注記事項](重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、当社は、スーパーマーケット事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、雇用及び所得環境の改善等により緩やかな回復基調となりました。一方で、米国の関税政策や為替相場の動向、継続的な物価上昇等が景気の下振れリスクとして懸念されており、その先行きは依然として不透明な状況が続いております。
スーパーマーケット業界につきましては、人件費や物流費、エネルギー価格をはじめとしたコストの上昇に加え、原材料価格の高騰や円安の影響により食料品の値上げが続けられたことで、消費者の低価格志向、節約志向が一層高まるなど、厳しい経営環境が続いております。
このような経営環境下、当事業年度は、以下の重点項目について取組みを行いました。
・競合他社との優位性確保のための商品力強化(6MDの深耕)
・マーケティング力の強化によるストア・ロイヤリティの向上
・ファミリー顧客層の拡大のための商品投下
・ラッキー生鮮・デリカセンターの本格稼働による経費削減効果の顕在化
・適切な設備投資を行うことにより業務効率を改善しローコスト経営を実現
・財務体質の強化
当事業年度の売上高は371億99百万円で、前期比100.8%、2億86百万円の増加となりました。売上総利益は101億96百万円、36百万円の増加となりました。売上総利益率は27.4%と前期比0.1%減少いたしました。
販売費及び一般管理費では、給料及び手当が前期比87百万円減少、退職給付費用が同22百万円減少した一方、雑給が同68百万円増加、減価償却費が同63百万円増加、配送費が同22百万円増加いたしました。合計では、前期比100.5%となり51百万円増加となりました。
経常利益は、2億22百万円(前期比108.4%)、17百万円の増加となり、特別損失として減損損失45百万円、固定資産除却損7百万円を計上したことで税引前当期純利益は1億68百万円(前期比74.2%)、58百万円の減少となりました。
設備投資につきましては、2025年9月に「ラッキー千歳錦町店」の店舗改装及び「ラッキー低温センター」の耐震改修工事を実施しております。2026年2月28日現在の店舗数は、33店舗であります。
これらの結果、当事業年度の経営成績は、売上高371億99百万円(前期比100.8%)、営業利益2億29百万円(同94.4%)、経常利益2億22百万円(同108.4%)、当期純利益1億8百万円(同76.1%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、当事業年度末には6億85百万円(前事業年度の期末残高は5億7百万円)となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、14億39百万円(前事業年度は2億31百万円の資金獲得)となりました。
これは主に、預り金の減少が88百万円であった一方、減価償却費の計上が6億24百万円、仕入債務の増加が5億5百万円であったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は、7億75百万円(前事業年度は3億63百万円の資金使用)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出が3億67百万円であった一方、定期預金の払戻による収入が11億30百万円であったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、20億37百万円(前事業年度は72百万円の資金獲得)となりました。
これは主に、短期借入金の純減少額が14億円、長期借入金の返済による資金使用が4億74百万円、リース債務の返済による支出が2億99百万円であったことなどによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
当事業年度の販売実績を商品別に示すと、次のとおりであります。
| 商品別 | 当事業年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) | 前期比(%) |
| 食料品(千円) | 33,932,223 | 101.1 |
| 衣料品(千円) | 1,968,965 | 95.9 |
| 住居品(千円) | 1,252,404 | 99.3 |
| その他(千円) | 46,056 | 96.7 |
| 合計(千円) | 37,199,649 | 100.8 |
(注) 金額は販売価格によっております。
b.仕入実績
当事業年度の仕入実績を商品別に示すと、次のとおりであります。
| 商品別 | 当事業年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) | 前期比(%) |
| 食料品(千円) | 24,636,256 | 100.6 |
| 衣料品(千円) | 1,335,883 | 94.5 |
| 住居品(千円) | 1,008,818 | 99.2 |
| その他(千円) | - | - |
| 合計(千円) | 26,980,957 | 100.3 |
(注) 金額は仕入価格によっております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
(資産)
当事業年度末における資産合計は、173億85百万円(前事業年度末181億75百万円)となり、7億90百万円減少いたしました。
その主な要因は、投資有価証券が2億29百万円増加したものの、現金及び預金が9億52百万円減少したことなどによるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債合計は、114億68百万円(前事業年度末124億59百万円)となり、9億91百万円減少いたしました。
その主な要因は、買掛金が5億5百万円増加したものの、長期借入金が2億96百万円減少、短期借入金が14億円減少したことなどによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は、59億16百万円(前事業年度末57億15百万円)となり、2億円増加いたしました。
その主な要因は、株主配当により63百万円減少したものの、当期純利益の計上が1億8百万円、その他有価証券評価差額金が1億55百万円増加したことによるものであります。
b.経営成績の分析
(売上高)
当事業年度の売上高は、371億99百万円(前期比100.8%)となりました。当事業年度は前事業年度の期中に開店したラッキーマート白老店およびラッキーマート南幌店の売上高が期首から発生した影響があったこと、物価上昇に伴う客単価の増加などにより売上高は増加いたしました。
(売上総利益)
当事業年度の売上総利益は、101億96百万円(前期比100.4%)となりました。売上高と同じく前事業年度の期中に開店したラッキーマート白老店およびラッキーマート南幌店の売上高が期首から発生した影響などにより、売上総利益は増加いたしました。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費では、給料及び手当が前期比87百万円減少、退職給付費用が同22百万円減少した一方、雑給が同68百万円増加、減価償却費が同63百万円増加、配送費が同22百万円増加いたしました。合計では、前期比100.5%となり51百万円増加となりました。
(経常利益)
当事業年度の経常利益は、2億22百万円(前期比108.4%)となりました。売上総利益が増加したことによります。
(特別損益)
当事業年度の特別損失は、減損損失45百万円、固定資産除却損7百万円、合計で53百万円となり、これは前事業年度に対して14百万円の増加であります。
(当期純利益)
当事業年度の当期純利益は、前事業年度と比較し34百万円減少し、1億8百万円(前期比76.1%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローの分析
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資本の財源及び資金の流動性についての分析
イ.資金需要
当社の事業活動における運転資金需要の主なものは、商品の仕入並びに販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要の主なものは、店舗の新装及び改装等の設備投資、ソフトウェア投資等によるものであります。
ロ.財務政策
当社の事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用と金融機関からの借入などによる資金調達を行っております。
運転資金につきましては、内部資金の充当及び短期借入金による資金調達を基本としております。また、設備資金につきましては、設備投資計画に基づき資金調達計画を作成し、金利動向及び既存借入金の償還時期等を考慮の上、内部資金の充当で不足する場合は長期借入金又は社債等により資金調達することを基本としております。
一方で、有利子負債を圧縮するため、棚卸資産の適正化により資産効率の改善に取組んでおります。なお、当事業年度においては2025年9月に「ラッキー千歳錦町店」の店舗改装、同月に「ラッキー低温センター」の耐震改修工事を実施しており、当事業年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、前事業年度末と比較して16億68百万円減少し、58億45百万円となっております。
c.経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況
当事業年度における経営上の目標の達成・進捗状況は以下のとおりです。
| 指標 | 当事業年度(計画) | 当事業年度(実績) | 当事業年度(計画比) |
| 売上高(百万円) | 37,200 | 37,199 | 1百万円減(99.9%) |
| 経常利益(百万円) | 230 | 222 | 8百万円減(96.5%) |
| 売上高経常利益率(%) | 0.6 | 0.6 | 計画どおり |
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5[経理の状況] 1[財務諸表等] (1) 財務諸表[注記事項](重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。