有価証券報告書-第50期(平成26年3月1日-平成27年2月28日)
当社グループは、平成27年2月期までの実績及び活動の進捗、また当社グループを取り巻く環境変化を踏まえ①主力事業であるコレクション事業の収益力回復、②成長を担う新規事業の開発を重要な指針として全社で共有し経営に取り組んでまいります。
(1)主力事業であるコレクション事業の収益力回復
「コレクション事業」は毎月の定期購入を主たるサービスとして顧客の高い継続利用率を事業収益の強みとしてまいりましたが、近年継続利用率が低下し、顧客数が減少しております。また、販売においては紙広告媒体をメインに据えた活動が収益を圧迫すると同時にeコマース市場への積極的な対応の遅れを生じさせ、デジタルメディア活用率が高い世代へのアプローチに課題を有しております。この状況を踏まえ「コレクション事業」は、新規顧客獲得力と継続利用率の回復、コスト効率の改善を最重要課題として以下の施策に取り組んでまいります。
① 顧客ライフステージにあわせた提供価値ポートフォリオの組み直し
想定顧客層を30歳代前半から50歳代女性に据え、当該顧客層のライフステージに合わせて、提供価値のポートフォリオを見直すことで長期にわたり選ばれるサービス提供者となることを目指します。
② 品目構成の見直し
平成27年2月期の販売実績に占める品目別構成比は、服飾・服飾雑貨72.4%、生活関連24.6%とファッション関連商品の構成比が高くなっておりますが、商品継続購入率の高い生活関連商品の開発と品揃えを強化することで顧客の継続利用率を改善してまいります。
③ 広告費配分の見直し
顧客へ配布するカタログの一人当たりの投入コストを管理することで広告費を圧縮します。一方で削減した広告費の一部を、Web販売への広告費配分に充当し、デジタルメディアの活用率が高い30歳代女性層へのマーケティングを強化します。
④ 会員制度の見直し
定期購入サービスであるコレクション事業の価値強化のため、会員優待サービスを強化してまいります。また、生活をサポートしていく定期購入サービスであることを明確にして販売活動を行うことにより、新規顧客の定着と継続利用率の改善を図ってまいります。
⑤ 「顧客未来価値創出」による差別化と競争力強化
当社でしか買えない数々のオリジナル商品は、当社がお客さまからご支持いただいている最大の理由です。コレクション事業の商品の高付加価値化の方向性を、「顧客未来価値(CFV)創出」、すなわち「社会や生活者の望ましい未来のかたちの創出」と定め、顧客未来価値実現に継続的に貢献できるような商品・サービスの開発を進めてまいります。
(2)成長を担う新規事業の開発
コレクション事業で「顧客生涯価値(ライフタイムバリュー)」を追求する一方、次代を担う新たな事業の開発を目指し「コレクションシステムとは異なるBtoC事業」、「フェリシモの現有リソースをビジネスパートナーへ向けて開放するビジネスコラボレーション事業」、「CtoC事業」の3つの領域に取り組んでまいります。具体的には、下記の6事業の活動を推進してまいります。
① haco.(ハコ)事業の成長促進
haco.(ハコ)を、カタログでのコレクション事業から、スマートフォンでの販売事業へと本格的に移行します。自社サイトでの販売に加え、前期よりスタートしたZOZOタウンへの出店やその他の外部モールへの出店等、多接点化の実現に取り組んでまいります。
② ポップカルチャー市場への進出
コレクション事業の一商品ブランドからスタートした「童話を楽しむコスチュームシリーズ」やアニメ「キルラキル」等の商品販売が好調であることから、日本発のポップカルチャーに焦点を当てた「スキヤキ」事業として立ち上げてまいります。平成28年2月期は、Web及びスマートフォンを中心とした、根強いファン層からのSNS拡散による顧客の拡がりとアジア市場までを視野に入れた活動を展開いたします。また、お客さまとの長期的な関係性を重視しながら多様なニーズに応えてまいります。
③ 店舗事業の収益体質の改善
平成27年2月期に実験的にスタートした店舗事業を、平成28年2月期は、確実に利益が出る店舗オペレーションノウハウの獲得を目指し、成長軌道に乗せてまいります。
④ バリューチェーンのオープン化事業
フェリシモの全てのバリューチェーンにおける現有リソースをビジネスパートナーへ向けてオープン化し、新たな事業開発に取り込んでいくビジネスコラボレーション事業を立ち上げます。すでにLINE配送は平成27年2月期よりスタートし、平成28年2月期は「ふるさと納税」の企画制作のサポートや商品開発コンサルテーション事業を開始いたします。
⑤ 生活起業家育成事業としてのCtoC事業への進出
フェリシモが永年にわたって構想を温めてきた生活起業家育成事業をスタートさせます。具体的には生活者がモノやサービスの買い手に留まらず、売り手や作り手に役割を転換させていくことを支援する事業です。まずは、マーケットプレース型ECサイトを利用したCtoC事業と投稿されたデザインを選んでオリジナル商品を購入できるデザイン投稿型オンデマンドECサイト事業を開始いたします。
⑥ 食事業の多接点化による成長促進
食生活文化創造事業の成長を促進してまいります。安全で安心でおいしい食材という基本要件の上に、フルーツやチョコ等のスイーツ、また「ニャシュマロ」(ネコのイラストを入れて好評を得たマシュマロ)のようにオリジナリティに磨きをかけた数々の商品の販売活動を、カタログからWebやスマートフォンへ、また書店や専門店卸等へと拡張することで成長を促進していまいります。
(1)主力事業であるコレクション事業の収益力回復
「コレクション事業」は毎月の定期購入を主たるサービスとして顧客の高い継続利用率を事業収益の強みとしてまいりましたが、近年継続利用率が低下し、顧客数が減少しております。また、販売においては紙広告媒体をメインに据えた活動が収益を圧迫すると同時にeコマース市場への積極的な対応の遅れを生じさせ、デジタルメディア活用率が高い世代へのアプローチに課題を有しております。この状況を踏まえ「コレクション事業」は、新規顧客獲得力と継続利用率の回復、コスト効率の改善を最重要課題として以下の施策に取り組んでまいります。
① 顧客ライフステージにあわせた提供価値ポートフォリオの組み直し
想定顧客層を30歳代前半から50歳代女性に据え、当該顧客層のライフステージに合わせて、提供価値のポートフォリオを見直すことで長期にわたり選ばれるサービス提供者となることを目指します。
② 品目構成の見直し
平成27年2月期の販売実績に占める品目別構成比は、服飾・服飾雑貨72.4%、生活関連24.6%とファッション関連商品の構成比が高くなっておりますが、商品継続購入率の高い生活関連商品の開発と品揃えを強化することで顧客の継続利用率を改善してまいります。
③ 広告費配分の見直し
顧客へ配布するカタログの一人当たりの投入コストを管理することで広告費を圧縮します。一方で削減した広告費の一部を、Web販売への広告費配分に充当し、デジタルメディアの活用率が高い30歳代女性層へのマーケティングを強化します。
④ 会員制度の見直し
定期購入サービスであるコレクション事業の価値強化のため、会員優待サービスを強化してまいります。また、生活をサポートしていく定期購入サービスであることを明確にして販売活動を行うことにより、新規顧客の定着と継続利用率の改善を図ってまいります。
⑤ 「顧客未来価値創出」による差別化と競争力強化
当社でしか買えない数々のオリジナル商品は、当社がお客さまからご支持いただいている最大の理由です。コレクション事業の商品の高付加価値化の方向性を、「顧客未来価値(CFV)創出」、すなわち「社会や生活者の望ましい未来のかたちの創出」と定め、顧客未来価値実現に継続的に貢献できるような商品・サービスの開発を進めてまいります。
(2)成長を担う新規事業の開発
コレクション事業で「顧客生涯価値(ライフタイムバリュー)」を追求する一方、次代を担う新たな事業の開発を目指し「コレクションシステムとは異なるBtoC事業」、「フェリシモの現有リソースをビジネスパートナーへ向けて開放するビジネスコラボレーション事業」、「CtoC事業」の3つの領域に取り組んでまいります。具体的には、下記の6事業の活動を推進してまいります。
① haco.(ハコ)事業の成長促進
haco.(ハコ)を、カタログでのコレクション事業から、スマートフォンでの販売事業へと本格的に移行します。自社サイトでの販売に加え、前期よりスタートしたZOZOタウンへの出店やその他の外部モールへの出店等、多接点化の実現に取り組んでまいります。
② ポップカルチャー市場への進出
コレクション事業の一商品ブランドからスタートした「童話を楽しむコスチュームシリーズ」やアニメ「キルラキル」等の商品販売が好調であることから、日本発のポップカルチャーに焦点を当てた「スキヤキ」事業として立ち上げてまいります。平成28年2月期は、Web及びスマートフォンを中心とした、根強いファン層からのSNS拡散による顧客の拡がりとアジア市場までを視野に入れた活動を展開いたします。また、お客さまとの長期的な関係性を重視しながら多様なニーズに応えてまいります。
③ 店舗事業の収益体質の改善
平成27年2月期に実験的にスタートした店舗事業を、平成28年2月期は、確実に利益が出る店舗オペレーションノウハウの獲得を目指し、成長軌道に乗せてまいります。
④ バリューチェーンのオープン化事業
フェリシモの全てのバリューチェーンにおける現有リソースをビジネスパートナーへ向けてオープン化し、新たな事業開発に取り込んでいくビジネスコラボレーション事業を立ち上げます。すでにLINE配送は平成27年2月期よりスタートし、平成28年2月期は「ふるさと納税」の企画制作のサポートや商品開発コンサルテーション事業を開始いたします。
⑤ 生活起業家育成事業としてのCtoC事業への進出
フェリシモが永年にわたって構想を温めてきた生活起業家育成事業をスタートさせます。具体的には生活者がモノやサービスの買い手に留まらず、売り手や作り手に役割を転換させていくことを支援する事業です。まずは、マーケットプレース型ECサイトを利用したCtoC事業と投稿されたデザインを選んでオリジナル商品を購入できるデザイン投稿型オンデマンドECサイト事業を開始いたします。
⑥ 食事業の多接点化による成長促進
食生活文化創造事業の成長を促進してまいります。安全で安心でおいしい食材という基本要件の上に、フルーツやチョコ等のスイーツ、また「ニャシュマロ」(ネコのイラストを入れて好評を得たマシュマロ)のようにオリジナリティに磨きをかけた数々の商品の販売活動を、カタログからWebやスマートフォンへ、また書店や専門店卸等へと拡張することで成長を促進していまいります。