四半期報告書-第36期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 16:13
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により景気の先行きは不透明な状況が続いております。
外食産業におきましては、台風などの自然災害リスクに加え、コロナ禍での雇用、所得環境の悪化から消費は落ち込みました。また、東京都の酒類の提供に伴う飲食店への営業時間短縮要請などもあり、依然として厳しい状況が続いております。
こうした状況のもと、当社は、年初より「驕ることなく初心にかえり足元固めさらなる挑戦」を基本方針として、引き続きお客様への安心・安全な商品の提供に努め、お客様に安心してお食事頂ける環境作りに取り組んでまいりましたが、経済活動の再開とともに、新型コロナウィルスの感染者が増加し、コロナ禍による経済悪化の影響を払拭するに至らず、既存店昨年対比売上高は減少し当四半期累計期間の減益要因となっております。
また、株式会社JPの株式の譲渡に伴う関係会社株式売却益を7,320百万円特別利益に計上し、114店舗(予定)の閉店に関連するものを含む減損損失を3,938百万円、事業構造改善引当金繰入額を2,000百万円特別損失に計上いたしました。
これらの結果、当第3四半期累計期間における売上高は24,539百万円、営業損失3,786百万円、経常損失は3,659百万円、四半期純損失は3,304百万円となりました。
なお、2020年7月3日(米国時間)に連結子会社であったKuni's Corporationが米国連邦倒産法第7章に基づく破産の申立てを行い、同社が子会社に該当しなくなったことに加え、2020年8月31日付けで連結子会社であった株式会社JPの当社保有株式の全てを譲渡いたしました。これにより、当社は当第3四半期会計期間末において連結子会社を有さなくなったため、従来連結で行ってまいりました決算を単体決算に変更いたしました。
セグメントの経営成績は次のとおりです。なお、前第3四半期累計期間は四半期連結財務諸表を作成しており、四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期との比較分析は行っておりません。
また、連結子会社であった株式会社JPの株式を譲渡したこと、経営管理体制の見直しから、いきなり!ステーキ事業、レストラン事業及びペッパーランチ事業はそれぞれ、店舗及び店舗管理部門の収益のみとしており、従前各事業に含めていた、その他収益部門(加盟開発部門、店舗サポート部門、購買部門)はその他事業へ変更しております。
① いきなり!ステーキ事業
いきなり!ステーキ事業につきましては、7月からテイクアウトデリバリー&デリバリーアプリ「menu」を全国85店舗に導入、8月にはステーキ重、ヒレステーキ重の販売店舗を拡大し、9月にはローストビーフ重を一部の店舗でテスト販売するなど、お客様の生活スタイルの変化への対応を強化してまいりました。郊外では客足が戻りつつありますが、都市部では在宅勤務の定着で回復が鈍く、売上の低迷が続いております。
さらに不採算店舗の閉店も加わった結果、当第3四半期累計期間における売上高は20,953百万円、セグメント損失は1,805百万円となりました。また、いきなり!ステーキ事業全体の店舗数は354店舗となりました。
② レストラン事業
レストラン事業につきましては、ステーキ業態「炭焼きステーキくに」、とんかつ業態「こだわりとんかつかつき亭」、牛たん業態「牛たん仙台なとり」の各業態でテイクアウト商品の販売に注力致しました。「Prime42 BY NEBRASKA FARMS」につきましては、約3カ月間自粛休業し、7月から営業再開致しました。
この結果、当第3四半期累計期間における売上高は751百万円、セグメント損失は122百万円となりました。また、レストラン事業全体の店舗数は15店舗となりました。
③ ペッパーランチ事業
ペッパーランチ事業につきましては、キャンペーン商品として「霜降りごちそうカルビ」を全店で販売しました。店舗限定のテイクアウト専用商品として、「ビーフペッパーライス重」「サーロインステーキ重」の販売促進に努めましたが、新型コロナウィルス感染症対策の影響により売上の低迷が続きました。
また、海外のペッパーランチ事業につきましても、新型コロナウィルス感染症の影響により、各国で営業時間の短縮や休業等を余儀なくされ厳しい状況が続いており、売上高は105百万円となりました。
この結果、当第3四半期累計期間における売上高は2,419百万円、セグメント利益は179百万円となりました。
なお、ペッパーランチ事業は2020年6月1日に株式会社JPに分割継承いたしました。
④ 商品販売事業
商品販売事業につきましては、ネット通販において、巣ごもり消費の拡大から、牛たん、ヒレステーキの販売を強化し、9月からは新商品の「レンジでいきなり!乱切りヒレステーキ」の販売も開始いたしました。
この結果、いきなり!ステーキのコラボ商品等のロイヤリティ収入も含め、当第3四半期累計期間における売上高は236百万円、セグメント利益は12百万円となりました。
⑤ その他事業
その他事業につきましては、店舗FC開発や店舗サポート及び購買に関する間接収益部門の事業となっております。店舗数の縮小及び新型コロナウィルスの影響により出店店舗数が減少いたしました。
この結果、当第3四半期累計期間における売上高は177百万円、セグメント損失は154百万円となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べて6,652百万円減少し16,598百万円になりました。これは主に、現金及び預金が4,197百万円増加したこと、売掛金が1,393百万円減少したこと、短期貸付金(流動資産・その他)が937百万円減少したこと、建物及び構築物が4,803百万円減少したこと、破産更生債権等が2,588百万円増加したこと、敷金及び保証金が792百万円減少したこと、繰延税金資産が1,074百万円減少したこと並びに長期貸付金(投資その他の資産・その他)が1,692百万円減少したことによるものです。
負債は、前事業年度末に比べて5,808百万円減少し、16,844百万円となりました。これは主に、買掛金が3,563百万円減少したこと、借入金が1,578百万円減少したこと、未払金が673百万円増加したこと、事業構造改善引当金が701百万円増加したことによるものです。
純資産は、前事業年度末に比べて844百万円減少し、△246百万円となりました。これは主に、四半期純損失を3,304百万円計上したこと及び新株予約権の行使に伴い資本金、資本準備金がそれぞれ1,207百万円増加したことによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題については「1事業等のリスク (2)継続企業の前提に関する重要事象等」、「2経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (6)継続企業の前提に関する重要事象等を解消するための対応策」に記載しております。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備
該当事項はありません。
(6)継続企業の前提に関する重要事象等を解消するための対応策
当社には、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク (2)継続企業の前提に関する重要事象等」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社は、当該事象又は状況を早期に改善するため、以下の対応策を取り組んでおります。
① 当社は、収益改善及び本社費用の削減等の施策を行っております。具体的には、既存店の売上対策を強化し、店舗の事情に応じたメニューの変更等を推進しております。また、従業員の適正配置などのコスト削減施策も推進し、事業の収益性を改善しております。さらに、役員報酬等の人件費削減、米国子会社の事業撤退等を通じて本社費用を削減しております。
② 当社事業の各種ステークホルダー(金融機関等)との緊密な連携関係を高め、必要に応じた支払条件の柔軟化等を含めた協力体制の強化を行っております。
③ 当社は、2020年6月1日にペッパーランチ事業を分割し、新たに株式会社JPを設立いたしました。さらに、2020年7月3日の取締役会にて、同社株式を少なくとも85億円で譲渡することを決議し、株式譲渡契約を締結し、2020年8月31日に株式譲渡を実行しております。
④ 当社は、2020年7月3日に公表の通り、適切な店舗体制を構築するために、各店舗の地域配分や収益性等を精査して当社が運営する114店舗を閉店することを予定しております。なお、2020年10月31日現在、これらのうち109店舗の閉店を完了しております。
⑤ 当社は、2020年7月31日の取締役会にて、第三者を割当先とした新株予約権の発行に係る決議を行いました。第11回新株予約権及び第12回新株予約権について調達予定額はそれぞれ67億円、29億円となり、総額で96億円の調達を予定しております。なお、2020年10月31日現在、これらのうち新株予約権が行使され1,193百万円の調達を完了しております。

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