有価証券報告書-第15期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/26 13:11
【資料】
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【項目】
144項目
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
(1)当行及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として、企業年金基金制度及び退職一時金制度を設けています。また、当行及び一部の国内連結子会社は、退職一時金制度の一部について、リスク分担型企業年金以外の確定拠出年金制度を採用しております。
(2)当行は退職給付信託を設定しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
区分前連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
退職給付債務の期首残高1,065,4941,136,981
勤務費用23,00926,647
利息費用7,0973,514
数理計算上の差異の発生額97,297△11,281
退職給付の支払額△54,980△54,231
その他△936190
退職給付債務の期末残高1,136,9811,101,821

(注)一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(単位:百万円)
区分前連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
年金資産の期首残高1,700,1601,694,035
期待運用収益31,54727,799
数理計算上の差異の発生額△28,05065,018
事業主からの拠出額31,40632,204
従業員からの拠出額819828
退職給付の支払額△41,542△41,842
その他△304292
年金資産の期末残高1,694,0351,778,336

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資
産の調整表
(単位:百万円)
区分前連結会計年度
(平成28年3月31日)
当連結会計年度
(平成29年3月31日)
退職給付債務1,136,9811,101,821
年金資産△1,694,035△1,778,336
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△557,053△676,514

(単位:百万円)
区分前連結会計年度
(平成28年3月31日)
当連結会計年度
(平成29年3月31日)
退職給付に係る負債6,0146,189
退職給付に係る資産△563,068△682,703
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△557,053△676,514

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:百万円)
区分前連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
勤務費用22,20125,831
利息費用7,0973,514
期待運用収益△31,547△27,799
数理計算上の差異の費用処理額△6,20030,396
その他3,1442,670
確定給付制度に係る退職給付費用△5,30334,612

(注)1.企業年金基金に対する従業員拠出額は「勤務費用」より控除しております。
2.簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は「勤務費用」に含めて計上しております。
(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
区分前連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
数理計算上の差異131,547△106,696
合計131,547△106,696

(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
区分前連結会計年度
(平成28年3月31日)
当連結会計年度
(平成29年3月31日)
未認識数理計算上の差異△94,033△200,734
合計△94,033△200,734

(7)年金資産に関する事項
① 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
区分前連結会計年度
(平成28年3月31日)
当連結会計年度
(平成29年3月31日)
国内株式63.04%62.54%
国内債券16.52%15.06%
外国株式10.61%11.33%
外国債券3.99%3.69%
生命保険会社の一般勘定4.39%4.21%
その他1.45%3.17%
合計100.00%100.00%

(注)年金資産合計には、企業年金制度及び退職一時金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度63.12%、当連結会計年度63.99%含まれております。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
区分前連結会計年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
割引率主に0.01%~0.80%主に0.02%~1.09%
長期期待運用収益率主に1.66%~2.20%主に1.49%~1.90%

3.確定拠出制度
当行及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度461百万円、当連結会計年度1,115百万円であります。