四半期報告書-第212期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/13 15:07
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財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間の経常収益は、資金運用収益及びその他業務収益が減少したものの、貸倒引当金戻入益の増加によるその他経常収益の増加により、前第3四半期連結累計期間対比2億76百万円増加し、448億90百万円となりました。
経常費用は、物件費の減少による営業経費の減少や、貸倒引当金繰入額の減少等によるその他経常費用の減少により、前第3四半期連結累計期間対比10億24百万円減少し、346億88百万円となりました。
この結果、経常利益は、前第3四半期連結累計期間対比13億1百万円増加し、102億2百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、経常利益の増加により、前第3四半期連結累計期間対比7億53百万円増加し、74億14百万円となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
「銀行業」の経常収益は、前第3四半期連結累計期間対比4億25百万円増加し、374億88百万円となりました。「リース業」の経常収益は、前第3四半期連結累計期間対比1億67百万円増加し、67億51百万円となりました。また、「銀行業」のセグメント利益は、前第3四半期連結累計期間対比14億93百万円増加し、95億67百万円となりました。「リース業」のセグメント利益は、前第3四半期連結累計期間対比1億59百万円減少し、1億84百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の預金及び譲渡性預金の合計残高は、個人預金、法人預金及び譲渡性預金の増加により、前連結会計年度末対比994億円増加し、2兆9,311億円となりました。
貸出金残高は、地域密着型金融の実践による県内の事業性貸出金及び個人ローンの増加に加え、県外の貸出金が増加したことから、前連結会計年度末対比360億円増加し、1兆7,685億円となりました。
有価証券残高は、ポートフォリオ・リバランスの推進による外国証券及び株式の増加により、前連結会計年度末対比17億円増加し、1兆1,238億円となりました。
国内・国際業務部門別収支
資金運用収支は、前第3四半期連結累計期間対比2億5百万円減少して265億43百万円、役務取引等収支は、前第3四半期連結累計期間対比1億61百万円増加して53億42百万円、その他業務収支は、前第3四半期連結累計期間対比10億73百万円減少して△13億79百万円となりました。
種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
資金運用収支前第3四半期連結累計期間23,3853,36226,748
当第3四半期連結累計期間22,6103,93226,543
うち資金運用収益前第3四半期連結累計期間24,1003,94812327,925
当第3四半期連結累計期間23,1504,66510127,714
うち資金調達費用前第3四半期連結累計期間7145861231,177
当第3四半期連結累計期間5407321011,171
役務取引等収支前第3四半期連結累計期間5,154265,181
当第3四半期連結累計期間5,318235,342
うち役務取引等収益前第3四半期連結累計期間6,354596,414
当第3四半期連結累計期間6,510686,579
うち役務取引等費用前第3四半期連結累計期間1,200321,233
当第3四半期連結累計期間1,192441,237
その他業務収支前第3四半期連結累計期間932△1,238△306
当第3四半期連結累計期間125△1,505△1,379
うちその他業務収益前第3四半期連結累計期間7,4906048,094
当第3四半期連結累計期間7,1032407,343
うちその他業務費用前第3四半期連結累計期間6,5571,8428,400
当第3四半期連結累計期間6,9771,7468,723

(注) 1 国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。以下同様であります。
2 資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前第3四半期連結累計期間1百万円、当第3四半期連結累計期間2百万円)を控除して表示しております。
3 「相殺消去額」欄は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息を記載しております。
国内・国際業務部門別役務取引の状況
役務取引等収益は、前第3四半期連結累計期間対比1億65百万円増加して65億79百万円となりました。また、役務取引等費用は、前第3四半期連結累計期間対比4百万円増加して12億37百万円となりました。
種類期別国内業務部門国際業務部門合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
役務取引等収益前第3四半期連結累計期間6,354596,414
当第3四半期連結累計期間6,510686,579
うち預金・貸出業務前第3四半期連結累計期間2,5772,577
当第3四半期連結累計期間2,6812,681
うち為替業務前第3四半期連結累計期間2,012512,063
当第3四半期連結累計期間1,992532,046
うち証券関連業務前第3四半期連結累計期間650650
当第3四半期連結累計期間688688
うち代理業務前第3四半期連結累計期間716716
当第3四半期連結累計期間743743
役務取引等費用前第3四半期連結累計期間1,200321,233
当第3四半期連結累計期間1,192441,237
うち為替業務前第3四半期連結累計期間63932672
当第3四半期連結累計期間65444699
うち個人ローン業務前第3四半期連結累計期間447447
当第3四半期連結累計期間436436

国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
種類期別国内業務部門国際業務部門合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
預金合計前第3四半期連結会計期間2,664,9449,9962,674,940
当第3四半期連結会計期間2,708,8249,5372,718,362
うち流動性預金前第3四半期連結会計期間1,702,4851,702,485
当第3四半期連結会計期間1,774,6421,774,642
うち定期性預金前第3四半期連結会計期間953,951953,951
当第3四半期連結会計期間918,376918,376
うちその他前第3四半期連結会計期間8,5079,99618,503
当第3四半期連結会計期間15,8059,53725,342
譲渡性預金前第3四半期連結会計期間216,626216,626
当第3四半期連結会計期間212,824212,824
総合計前第3四半期連結会計期間2,881,5709,9962,891,567
当第3四半期連結会計期間2,921,6499,5372,931,187

(注) 1 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2 定期性預金=定期預金+定期積金
国内・特別国際金融取引勘定別貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別前第3四半期連結会計期間当第3四半期連結会計期間
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
国内(除く特別国際金融取引勘定分)1,752,218100.001,768,548100.00
製造業138,2527.89126,8297.17
農業、林業1,4140.081,7490.10
漁業5,6550.325,8280.33
鉱業、採石業、砂利採取業1,1250.067650.04
建設業47,6312.7242,3232.39
電気・ガス・熱供給・水道業48,3532.7661,6363.49
情報通信業9,6260.558,0880.46
運輸業、郵便業70,9854.0566,9153.78
卸売業、小売業145,0668.28138,6507.84
金融業、保険業66,2923.7872,5734.10
不動産業、物品賃貸業195,12011.14203,25211.49
各種サービス業196,97911.24210,94211.93
地方公共団体312,92117.86301,90317.07
その他512,79929.27527,09529.81
特別国際金融取引勘定分
政府等
金融機関
その他
合計1,752,2181,768,548