有価証券報告書-第156期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/22 9:30
【資料】
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【項目】
145項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当行は、退職一時金制度と厚生年金基金制度を併用しておりましたが、厚生年金基金制度については、2004年9月に解散し、解散時において50歳以上の従業員に対しては第2退職一時金制度を、また、50歳未満の従業員に対しては確定拠出年金制度及び退職金前払い制度の選択制を採用しております。
また、当行において退職給付信託を設定しております。
連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。なお、連結子会社の退職給付費用は、一括して「勤務費用」に含めて計上しております。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
区分前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
金額(百万円)金額(百万円)
退職給付債務の期首残高1,7021,697
勤務費用9792
利息費用88
数理計算上の差異の発生額45
退職給付の支払額△114△126
過去勤務費用の発生額
退職給付債務の期末残高1,6971,677

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
区分前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
金額(百万円)金額(百万円)
年金資産の期首残高1,4961,559
期待運用収益2931
数理計算上の差異の発生額33△26
事業主からの拠出額
退職給付の支払額
その他
年金資産の期末残高1,5591,564

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
区分前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
金額(百万円)金額(百万円)
積立型制度の退職給付債務1,6971,677
年金資産△1,559△1,564
137112
非積立型制度の退職給付債務
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額137112


区分前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
金額(百万円)金額(百万円)
退職給付に係る負債137112
退職給付に係る資産
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額137112

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
区分前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
金額(百万円)金額(百万円)
勤務費用9792
利息費用88
期待運用収益△29△31
数理計算上の差異の費用処理額3738
過去勤務費用の費用処理額△0△0
その他
確定給付制度に係る退職給付費用113107

(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
区分前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
金額(百万円)金額(百万円)
過去勤務費用△0△0
数理計算上の差異666
その他
合計666

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
区分前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
金額(百万円)金額(百万円)
未認識過去勤務費用0
未認識数理計算上の差異△76△69
その他
合計△76△69


(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
区分前連結会計年度当連結会計年度
(自 2020年4月1日(自 2021年4月1日
至 2021年3月31日)至 2022年3月31日)
債券0%0%
株式0%0%
現金及び預金0%0%
その他100%100%
合計100%100%

(注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度100%、当連結会計年度100%含まれております。
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率は、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。)
区分前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
割引率0.5%0.5%
長期期待運用収益率2.0%2.0%
予想昇給率2.7%2.8%

3 確定拠出制度
当行の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度96百万円、当連結会計年度95百万円であります。