訂正有価証券報告書-第97期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
対処すべき課題
(1) 会社の経営の基本方針
当行は、永続的な私たちの理念である「地域の皆さまから信頼され、支持され、地域とともに発展する銀行」の実現を目指しております。
この基本方針の実現に向けた取組みとして、2021年4月1日より、地域に存在感のある銀行を目指し、第13次中期経営計画『地域密着 かなぎん 絆~あなたとともに~(2021年4月1日~2024年3月31日)』を実施しております。
(2) 目標とする経営指標
経営の基本方針の実現のために、2021年4月から実施しております第13次中期経営計画の計数目標は、以下のとおりであります。
(2024年3月末)
(注1)2022年3月期末において、目標の5,200先を達成したことから、目標の上方修正を行っております。
(注2)2022年3月期末において、目標の78億円に近接しているため、目標の上方修正を行っております。
(注3)2022年3月期末において、目標の16億円を達成したことから、目標の上方修正を行っております。
また、業務純益から実質業務純益に項目変更を行っております。
(注4)2022年3月期末において、目標の「78%以下」を達成したため、目標の上方修正を行っております。
(3) 中長期的な会社の経営戦略
当行では、新中期経営計画『地域密着 かなぎん 絆~あなたとともに~』を策定し、本計画では、「地域の皆さまから信頼され、支持され、地域とともに発展する銀行」を基本理念として掲げ、地域プレゼンス(地域における存在感)の向上をコンセプトとして、「営業戦略」、「チャネル戦略」、「人財・組織戦略」、「経営管理戦略」「DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略」の重点戦略を設定しております。
<新中期経営計画『地域密着 かなぎん 絆~あなたとともに~』の重点戦略>① 営業戦略
・神奈川県内の中小企業および個人のお客さま向けお取引の拡大・強化
・地域活性化への取組み
・サービス・商品の充実によるお客さま利便性の向上
② チャネル戦略
・既存店舗の機能強化
・効率的な販売チャネルの構築・強化
③ 人財・組織戦略
・効率的な組織運営
・人財の確保および育成
④ 経営管理戦略
・経営管理態勢の強化
⑤ DX戦略
・デジタル技術を活用した組織横断的な態勢の整備
(4) 会社の経営環境及び対処すべき課題
①経営環境
当期のわが国経済は、ウクライナ情勢等による不透明感がみられる中で、原材料価格の上昇や金融資本市場の変動、供給面での制約等による下振れリスクがあるなか、引き続き新型コロナウイルス感染症による影響についても注視していく必要があります。
先行きにつきましては、公共インフラ等の老朽化に伴う改修工事への設備投資や、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略やサステナブルビジネスの推進へ向けた投資等が見込まれます。
金融業界においては、新型コロナウイルス対策資金等の融資残高の増加に落ち着きが見られるなか、より付加価値の高い金融サービスへの取組みが求められております。
②新型コロナウイルス感染症に対する影響
当行の主要な取引先である中小、小規模企業においては、新型コロナウイルス感染症により営業自粛や受注減少といった厳しい環境にあります。感染症の収束には相当期間を要するものと考えられます。今般の新型コロナウイルスの問題に対する対応は、まさにこれまでの取組みの真価が問われる局面にあると認識しております。
当行は、かねてよりお取引先へのソリューションの提供による資金繰り改善に重点をおいた営業活動を行っております。引き続きお取引先の実態把握に努め、お取引先の経営の維持継続に必要な支援活動を行ってまいります。
③対処すべき課題
当行では、地域のお客さまを支えながら、ともに発展するという願いを込めて、2021年4月より3か年に亘る新中期経営計画『地域密着 かなぎん 絆~あなたとともに~』(2021年4月1日~2024年3月31日)を策定し、実行しているところです。
本計画では、基本理念である「地域の皆さまから信頼され、支持され、地域とともに発展する銀行」を掲げ、「1.お客さま本位の徹底、2.真のメイン化、3.収益力の強化」をキーワードとして「営業戦略、チャネル戦略、人財・組織戦略、経営管理戦略、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略」の各戦略を実施し「地域プレゼンス(地域における存在感)の向上」に取り組んでまいります。
営業戦略では、お客さま本位の営業活動を意識し、お客さまが抱える多種多様な課題に対して、ライフステージ毎の経営課題解決へ向けたコンサルティング営業を展開することや、金融商品販売体制の整備・専門人財育成・CRM(顧客情報管理システム)の活用によって、お客さま志向の資産運用提案を行うことで、一番に相談される銀行=「真のメイン化」を目指します。
それに伴い、お客さまが抱える様々な課題の解決に対応するため、営業統括部内には地元企業応援室、マネーアドバイザーチーム、審査部内には経営サポートグループを設置し、サポート体制の強化を行っております。
今後とも、地域でより一層存在感のある銀行を目指して、役職員一丸となって努力してまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
当行は、永続的な私たちの理念である「地域の皆さまから信頼され、支持され、地域とともに発展する銀行」の実現を目指しております。
この基本方針の実現に向けた取組みとして、2021年4月1日より、地域に存在感のある銀行を目指し、第13次中期経営計画『地域密着 かなぎん 絆~あなたとともに~(2021年4月1日~2024年3月31日)』を実施しております。
(2) 目標とする経営指標
経営の基本方針の実現のために、2021年4月から実施しております第13次中期経営計画の計数目標は、以下のとおりであります。
(2024年3月末)
業容目標 | 資金量(末残) | 5,050億円以上 |
融資量(末残) | 3,950億円以上 | |
中小企業等貸出金比率 | 90%以上 | |
事業性融資取引先数(注1) | 5,500先以上 |
収益目標 | 業務粗利益(注2) | 80億円以上 |
業務純益(注3) | ―(実質業務純益に変更) | |
実質業務純益(注3) | 20億円以上 | |
OHR(経費率)(注4) | 73%以下 |
(注1)2022年3月期末において、目標の5,200先を達成したことから、目標の上方修正を行っております。
(注2)2022年3月期末において、目標の78億円に近接しているため、目標の上方修正を行っております。
(注3)2022年3月期末において、目標の16億円を達成したことから、目標の上方修正を行っております。
また、業務純益から実質業務純益に項目変更を行っております。
(注4)2022年3月期末において、目標の「78%以下」を達成したため、目標の上方修正を行っております。
(3) 中長期的な会社の経営戦略
当行では、新中期経営計画『地域密着 かなぎん 絆~あなたとともに~』を策定し、本計画では、「地域の皆さまから信頼され、支持され、地域とともに発展する銀行」を基本理念として掲げ、地域プレゼンス(地域における存在感)の向上をコンセプトとして、「営業戦略」、「チャネル戦略」、「人財・組織戦略」、「経営管理戦略」「DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略」の重点戦略を設定しております。
<新中期経営計画『地域密着 かなぎん 絆~あなたとともに~』の重点戦略>① 営業戦略
・神奈川県内の中小企業および個人のお客さま向けお取引の拡大・強化
・地域活性化への取組み
・サービス・商品の充実によるお客さま利便性の向上
② チャネル戦略
・既存店舗の機能強化
・効率的な販売チャネルの構築・強化
③ 人財・組織戦略
・効率的な組織運営
・人財の確保および育成
④ 経営管理戦略
・経営管理態勢の強化
⑤ DX戦略
・デジタル技術を活用した組織横断的な態勢の整備
(4) 会社の経営環境及び対処すべき課題
①経営環境
当期のわが国経済は、ウクライナ情勢等による不透明感がみられる中で、原材料価格の上昇や金融資本市場の変動、供給面での制約等による下振れリスクがあるなか、引き続き新型コロナウイルス感染症による影響についても注視していく必要があります。
先行きにつきましては、公共インフラ等の老朽化に伴う改修工事への設備投資や、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略やサステナブルビジネスの推進へ向けた投資等が見込まれます。
金融業界においては、新型コロナウイルス対策資金等の融資残高の増加に落ち着きが見られるなか、より付加価値の高い金融サービスへの取組みが求められております。
②新型コロナウイルス感染症に対する影響
当行の主要な取引先である中小、小規模企業においては、新型コロナウイルス感染症により営業自粛や受注減少といった厳しい環境にあります。感染症の収束には相当期間を要するものと考えられます。今般の新型コロナウイルスの問題に対する対応は、まさにこれまでの取組みの真価が問われる局面にあると認識しております。
当行は、かねてよりお取引先へのソリューションの提供による資金繰り改善に重点をおいた営業活動を行っております。引き続きお取引先の実態把握に努め、お取引先の経営の維持継続に必要な支援活動を行ってまいります。
③対処すべき課題
当行では、地域のお客さまを支えながら、ともに発展するという願いを込めて、2021年4月より3か年に亘る新中期経営計画『地域密着 かなぎん 絆~あなたとともに~』(2021年4月1日~2024年3月31日)を策定し、実行しているところです。
本計画では、基本理念である「地域の皆さまから信頼され、支持され、地域とともに発展する銀行」を掲げ、「1.お客さま本位の徹底、2.真のメイン化、3.収益力の強化」をキーワードとして「営業戦略、チャネル戦略、人財・組織戦略、経営管理戦略、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略」の各戦略を実施し「地域プレゼンス(地域における存在感)の向上」に取り組んでまいります。
営業戦略では、お客さま本位の営業活動を意識し、お客さまが抱える多種多様な課題に対して、ライフステージ毎の経営課題解決へ向けたコンサルティング営業を展開することや、金融商品販売体制の整備・専門人財育成・CRM(顧客情報管理システム)の活用によって、お客さま志向の資産運用提案を行うことで、一番に相談される銀行=「真のメイン化」を目指します。
それに伴い、お客さまが抱える様々な課題の解決に対応するため、営業統括部内には地元企業応援室、マネーアドバイザーチーム、審査部内には経営サポートグループを設置し、サポート体制の強化を行っております。
今後とも、地域でより一層存在感のある銀行を目指して、役職員一丸となって努力してまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。