有価証券報告書-第83期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
(4) 【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針
取締役及び執行役の報酬は、基本報酬、業績連動型報酬、株価連動型報酬で構成され、具体的には以下のとおりです。

② 業績連動報酬と業績連動報酬以外の報酬等の支給割合

(注) 上記の数値は、中期経営計画の業績KPIの目標達成時における割合です。
③ 業績連動報酬に係る指標、当該指標を選択した理由及び当該業績連動報酬の額の決定方法
業績連動型報酬の算定においては、中期経営計画“Passion for the Best”2020 においてグループ数値目標として掲げる、業績KPI、お客様本位KPI、財務KPIを指標としています。
業績評価は、業績KPIに基づく財務業績評価に、お客様本位KPIと財務KPIを総合的に評価したクオリティ評価を反映します。財務業績評価及びクオリティ評価は、報酬委員会にて決定しています。
業績連動型報酬は、役職ごとに定めた基準額に、業績評価を掛け合わせて算定します。なお、業績評価は、全ての役職において同一の算定式を適用しています。

④ 当事業年度における当該業績連動報酬に係る指標の目標及び実績
当事業年度における財務業績評価の実績は以下のとおりです。
(注)基準値は、中期経営計画の目標値を踏まえて報酬委員会にて決定しています。
(役員報酬体系のイメージ)

(譲渡制限付株式報酬制度)
当社では、中長期の業績向上へのインセンティブをより高めるとともに、当社及び当社子会社の取締役・執行役・執行役員等と株主との一層の価値共有を進めることを目的として、譲渡制限付株式報酬制度を導入しております。
⑤ 提出会社の役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の決定に関する手続の概要
取締役及び執行役の報酬等は、報酬委員会の決議によって定めることを、定款で定めています。
役員の報酬額の決定に際しては、社外取締役が過半数を占める報酬委員会において事前に決定した指標をもとに算出し、透明性を確保しています。

※報酬委員会は、上記以外にも必要に応じ適宜開催しています。
⑥ 当事業年度の提出会社の役員の報酬等の額の決定過程における、委員会等の活動内容
報酬委員会は、委員長を含む3名の社外取締役と社内取締役2名で構成され、役員報酬の方針、取締役・執行役の個別報酬の決定等を行います。
当事業年度において報酬委員会は4回開催し、役員報酬に関する方針及び個別報酬内容の決定に関する事項や、連結業績の向上に資するグループ全体のインセンティブ・プランなどについて検討しました。
⑦ 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
(注)1 取締役と執行役の兼任者(7名)の報酬は、執行役に対する報酬等の支給額の欄に記載しております。
2 業績連動型報酬には、譲渡制限付株式での支給を含みません。
⑧ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等
(注) 1 連結報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しております。
2 役員区分は提出会社における役員区分を記載しております。
3 役員区分は取締役と執行役の兼任者については執行役と記載しております。
4 業績連動型報酬には、譲渡制限付株式での支給を含みません。
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針
取締役及び執行役の報酬については、 ・健全なビジネス展開を通じて株主価値の増大に寄与し、短期及び中長期の業績向上へ結びつくインセンティブが有効に機能すること ・グローバルに展開する証券グループとして、国内はもとより、国際的にも競争力のある水準であること ・指名委員会等設置会社として、執行と監督が有効に機能すること を基本方針としています。 |
取締役及び執行役の報酬は、基本報酬、業績連動型報酬、株価連動型報酬で構成され、具体的には以下のとおりです。

② 業績連動報酬と業績連動報酬以外の報酬等の支給割合

(注) 上記の数値は、中期経営計画の業績KPIの目標達成時における割合です。
③ 業績連動報酬に係る指標、当該指標を選択した理由及び当該業績連動報酬の額の決定方法
業績連動型報酬の算定においては、中期経営計画“Passion for the Best”2020 においてグループ数値目標として掲げる、業績KPI、お客様本位KPI、財務KPIを指標としています。
業績評価は、業績KPIに基づく財務業績評価に、お客様本位KPIと財務KPIを総合的に評価したクオリティ評価を反映します。財務業績評価及びクオリティ評価は、報酬委員会にて決定しています。
業績連動型報酬は、役職ごとに定めた基準額に、業績評価を掛け合わせて算定します。なお、業績評価は、全ての役職において同一の算定式を適用しています。

④ 当事業年度における当該業績連動報酬に係る指標の目標及び実績
当事業年度における財務業績評価の実績は以下のとおりです。
基準値 | 実績 | ||
連結ROE | 10% | 4.9% | |
連結経常利益 | 2,000億円 | 702億円 |
(注)基準値は、中期経営計画の目標値を踏まえて報酬委員会にて決定しています。
(役員報酬体系のイメージ)

(譲渡制限付株式報酬制度)
当社では、中長期の業績向上へのインセンティブをより高めるとともに、当社及び当社子会社の取締役・執行役・執行役員等と株主との一層の価値共有を進めることを目的として、譲渡制限付株式報酬制度を導入しております。
株式報酬Ⅰ | 基本報酬の一定割合に相当する価値の譲渡制限付株式を支給するものであり、長期的な業績向上へのインセンティブとして有効に機能するため、当社、当社子会社及び当社関連会社の役員等のいずれの地位も退任した後に譲渡制限を解除することとしております。 |
株式報酬Ⅱ | 業績に応じて金銭で支給する業績連動型報酬に一定の上限を設け、これを上回る場合は報酬の一部を金銭から譲渡制限付株式に置き換えて支給するものです。譲渡制限期間は3年としており、業績連動型報酬が一定の上限を上回る場合には実質的な報酬の繰延として機能します。 |
⑤ 提出会社の役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の決定に関する手続の概要
取締役及び執行役の報酬等は、報酬委員会の決議によって定めることを、定款で定めています。
役員の報酬額の決定に際しては、社外取締役が過半数を占める報酬委員会において事前に決定した指標をもとに算出し、透明性を確保しています。

※報酬委員会は、上記以外にも必要に応じ適宜開催しています。
⑥ 当事業年度の提出会社の役員の報酬等の額の決定過程における、委員会等の活動内容
報酬委員会は、委員長を含む3名の社外取締役と社内取締役2名で構成され、役員報酬の方針、取締役・執行役の個別報酬の決定等を行います。
当事業年度において報酬委員会は4回開催し、役員報酬に関する方針及び個別報酬内容の決定に関する事項や、連結業績の向上に資するグループ全体のインセンティブ・プランなどについて検討しました。
⑦ 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
役員区分 | 報酬等の総額 (百万円) | 報酬等の種類別の総額(百万円) | 対象となる 役員の員数 (名) | |||
基本報酬 | 譲渡制限付 株式 | 業績連動型 報酬 | 退職慰労金 | |||
取締役 | 30 | 24 | 6 | ― | ― | 2 |
執行役 | 1,023 | 530 | 190 | 302 | ― | 15 |
社外取締役 | 125 | 125 | ― | ― | ― | 7 |
(注)1 取締役と執行役の兼任者(7名)の報酬は、執行役に対する報酬等の支給額の欄に記載しております。
2 業績連動型報酬には、譲渡制限付株式での支給を含みません。
⑧ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等
氏名 | 連結報酬等の総額 (百万円) | 役員区分 | 会社区分 | 連結報酬等の種類別の額(百万円) | |||
基本報酬 | 譲渡制限付 株式 | 業績連動型 報酬 | 退職慰労金 | ||||
日比野 隆司 | 184 | 執行役 | 提出会社 | 67 | 23 | 47 | ― |
大和証券 | 45 | ― | ― | ― | |||
中田 誠司 | 205 | 執行役 | 提出会社 | 67 | 23 | 68 | ― |
大和証券 | 45 | ― | ― | ― | |||
松井 敏浩 | 145 | 執行役 | 提出会社 | 60 | 17 | 42 | ― |
大和証券 | 25 | ― | ― | ― | |||
髙橋 一夫 | 108 | 執行役 | 提出会社 | 20 | 13 | ― | ― |
大和証券 | 46 | ― | 28 | ― | |||
田代 桂子 | 109 | 執行役 | 提出会社 | 46 | 13 | 29 | ― |
大和証券 | 20 | ― | ― | ― |
(注) 1 連結報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しております。
2 役員区分は提出会社における役員区分を記載しております。
3 役員区分は取締役と執行役の兼任者については執行役と記載しております。
4 業績連動型報酬には、譲渡制限付株式での支給を含みません。