四半期報告書-第13期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)

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2015/02/13 16:34
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32項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

本項に含まれる将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、米国は着実に回復したものの、欧州は低成長、新興国は成長の鈍化傾向が続くなど、全体としては緩やかな回復となりました。
わが国経済は、消費税率引き上げの影響により、消費マインドの低下が長引きましたが、全体としては消費税率引き上げの影響は和らぎつつあり、緩やかな回復基調が続きました。
このような情勢のもと損害保険・生命保険を中心に事業展開を行った結果、当第3四半期連結累計期間の連結経営成績は以下のとおりとなりました。
保険引受収益2兆6,076億円、資産運用収益5,694億円などを合計した経常収益は、前第3四半期連結累計期間に比べて780億円増加し、3兆2,453億円となりました。一方、保険引受費用2兆4,514億円、資産運用費用485億円、営業費及び一般管理費4,758億円などを合計した経常費用は、前第3四半期連結累計期間に比べて477億円増加し、2兆9,854億円となりました。
この結果、経常利益は前第3四半期連結累計期間に比べて302億円増加し、2,599億円となりました。
経常利益に特別利益、特別損失、法人税等合計などを加減した四半期純利益は2,140億円と、前第3四半期連結累計期間に比べて637億円の増加となりました。
報告セグメント別の状況は以下のとおりであります。
[国内損害保険事業]
国内損害保険事業におきましては、経常収益は前第3四半期連結累計期間に比べて1,029億円増加し、1兆9,087億円となりました。経常収益から正味支払保険金9,334億円などの経常費用を差し引いた経常利益は、前第3四半期連結累計期間に比べて221億円増加し、1,523億円となりました。国内損害保険事業における保険引受の状況は、以下のとおりであります。
(保険引受の状況)
① 元受正味保険料(含む収入積立保険料)
区分前第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率(%)金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率(%)
火災保険257,03014.58△0.44271,16514.685.50
海上保険51,8872.9410.3552,5052.841.19
傷害保険210,44911.940.29229,03112.408.83
自動車保険776,05644.034.09816,48244.215.21
自動車損害賠償責任保険210,95411.9712.35212,74411.520.85
その他256,29714.548.37264,75614.343.30
合計
(うち収入積立保険料)
1,762,675
(79,976)
100.00
(4.54)
4.62
(△10.18)
1,846,684
(89,362)
100.00
(4.84)
4.77
(11.74)

(注)1.諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2.元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金および元受その他
返戻金を控除したものであります。(積立型保険の積立保険料を含みます。)
② 正味収入保険料
区分前第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率(%)金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率(%)
火災保険179,58711.64△0.32203,76412.4913.46
海上保険45,8622.9713.2848,3062.965.33
傷害保険135,1328.762.44140,1118.593.68
自動車保険772,58050.074.09812,92649.835.22
自動車損害賠償責任保険215,64913.987.36221,41213.572.67
その他194,08812.586.44204,72912.555.48
合計1,542,900100.004.391,631,251100.005.73

(注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
③ 正味支払保険金
区分前第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率(%)金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率(%)
火災保険90,08810.08△27.22132,06214.1546.59
海上保険25,9852.91△6.1925,8542.77△0.50
傷害保険66,1417.404.5264,6146.92△2.31
自動車保険443,02049.55△2.24445,85647.760.64
自動車損害賠償責任保険177,46019.85△0.90175,72118.82△0.98
その他91,45010.23△1.6189,3769.57△2.27
合計894,146100.00△4.87933,486100.004.40

(注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
[国内生命保険事業]
国内生命保険事業におきましては、経常収益は前第3四半期連結累計期間に比べて2,148億円減少し、2,755億円となりました。経常収益から生命保険金等1,224億円などの経常費用を差し引いた経常利益は、前第3四半期連結累計期間に比べて67億円減少し、71億円となりました。国内生命保険事業における保険引受の状況は、以下のとおりであります。
(保険引受の状況)
① 保有契約高
区分前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当第3四半期連結会計期間
(平成26年12月31日)
金額
(百万円)
金額
(百万円)
対前年度末増減
(△)率(%)
個人保険21,731,85422,800,6674.92
個人年金保険3,660,4673,660,5690.00
団体保険2,601,2122,575,583△0.99
団体年金保険3,5953,515△2.23

(注)1.諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2.個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始
後契約の責任準備金を合計したものであります。
3.団体年金保険については、責任準備金の金額であります。
② 新契約高
区分前第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
新契約+転換
による純増加
(百万円)
新契約
(百万円)
転換による
純増加
(百万円)
新契約+転換
による純増加
(百万円)
新契約
(百万円)
転換による
純増加
(百万円)
個人保険1,911,5611,911,561-2,236,9372,236,937-
個人年金保険278,495278,495-385,754385,754-
団体保険42,78342,783-9,0409,040-
団体年金保険------

(注)1.諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2.新契約の個人年金保険の金額は、年金支払開始時における年金原資の額であります。
[海外保険事業]
海外保険事業におきましては、経常収益は前第3四半期連結累計期間に比べて1,872億円増加し、1兆324億円となりました。経常収益から正味支払保険金2,766億円などの経常費用を差し引いた経常利益は、前第3四半期連結累計期間に比べて149億円増加し、960億円となりました。海外保険事業における保険引受の状況は、以下のとおりであります。
(保険引受の状況)
① 正味収入保険料
区分前第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率(%)金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率(%)
火災保険179,36630.3218.03182,72826.571.87
海上保険34,2845.8037.4534,6655.041.11
傷害保険15,5152.6224.8918,2432.6517.58
自動車保険126,40121.3755.75172,62625.1036.57
その他235,96039.8972.05279,49140.6418.45
合計591,528100.0045.11687,755100.0016.27

(注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
② 正味支払保険金
区分前第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率(%)金額
(百万円)
構成比
(%)
対前年増減(△)率(%)
火災保険86,81334.97△27.2186,05431.10△0.87
海上保険16,8376.7852.8715,1895.49△9.78
傷害保険5,5722.2424.436,6602.4119.53
自動車保険64,66126.0555.7685,27830.8231.88
その他74,38129.9688.3183,51330.1812.28
合計248,266100.0015.06276,696100.0011.45

(注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
(参考)全事業の状況
① 元受正味保険料(含む収入積立保険料)
区分前第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
金額
(百万円)
構成比 (%)対前年増減(△)率(%)金額
(百万円)
構成比 (%)対前年増減(△)率(%)
火災保険395,47617.459.54435,14817.6910.03
海上保険88,8773.9216.7992,8393.784.46
傷害保険225,0279.931.27248,05010.0910.23
自動車保険888,33239.198.29956,93538.917.72
自動車損害賠償責任保険210,9549.3112.35212,7448.650.85
その他458,22820.2124.78513,51420.8812.07
合計
(うち収入積立保険料)
2,266,897
(79,976)
100.00
(3.53)
11.41
(△10.18)
2,459,232
(89,362)
100.00
(3.63)
8.48
(11.74)

(注)1.諸数値はセグメント間の内部取引相殺後の金額であります。
2.元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金および元受その他
返戻金を控除したものであります。(積立型保険の積立保険料を含みます。)
② 正味収入保険料
区分前第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
金額
(百万円)
構成比 (%)対前年増減(△)率(%)金額
(百万円)
構成比 (%)対前年増減(△)率(%)
火災保険358,94516.828.07386,48516.677.67
海上保険80,1473.7622.4982,9723.583.52
傷害保険150,6447.064.38158,3516.835.12
自動車保険898,96542.129.18985,52842.509.63
自動車損害賠償責任保険215,64910.107.36221,4129.552.67
その他430,03520.1534.61484,20920.8812.60
合計2,134,387100.0013.192,318,959100.008.65

(注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺後の金額であります。
③ 正味支払保険金
区分前第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
金額
(百万円)
構成比 (%)対前年増減(△)率(%)金額
(百万円)
構成比 (%)対前年増減(△)率(%)
火災保険176,90215.49△27.21218,11718.0323.30
海上保険42,7943.7510.5941,0183.39△4.15
傷害保険71,6276.275.8171,1655.88△0.65
自動車保険507,68144.442.63531,13243.894.62
自動車損害賠償責任保険177,46015.54△0.90175,72114.52△0.98
その他165,82914.5225.20172,88814.294.26
合計1,142,295100.00△1.161,210,042100.005.93

(注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺後の金額であります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。