四半期報告書-第29期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出や消費などが緩やかな伸びにとどまるものの、雇用環境の改善や設備投資の増加などにより、回復基調は続いております。
当社の主力市場である首都圏マンション市場におきましては、都心部の高価格帯の物件を中心に需要は底堅いものの、9月のマンション発売戸数が前年同月比44.1%減と8か月連続でマイナスになるなど、建設費上昇による販売価格の高騰が影響し市場に減速傾向が表れております。
このような環境下、当社グループにおきましては、本業であるマンション分譲事業に注力いたしました。個別業績における通期不動産売上高目標に対する進捗率は売上高と契約残高を合わせて95.7%を確保するとともに、翌期引渡し物件の契約残高149億40百万円を積み上げることができました。
この結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高324億13百万円(前年同四半期比95.6%増)、営業利益40億22百万円(前年同四半期比126.7%増)、経常利益36億63百万円(前年同四半期比202.7%増)、四半期純利益33億19百万円(前年同四半期比223.3%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
① 不動産販売事業(マンション等の開発分譲)
不動産販売事業におきましては、前期末在庫及び新規供給物件の販売が順調に進んだことに加え、オフィスビル等を売却したことから、売上高は295億78百万円(前年同四半期比116.7%増)、セグメント利益37億99百万円(同163.5%増)となりました。また、第1四半期より翌期売上予定物件の販売を開始しており、契約残高の積上げに注力しております。
② 不動産賃貸事業(不動産賃貸及び付随業務)
不動産賃貸事業におきましては、第1四半期にオフィスビル2棟を売却したことから、売上高6億11百万円(前年同四半期比26.3%減)、セグメント利益2億71百万円(同25.4%減)となりました。
③ 不動産管理事業(マンション等の総合管理サービス)
不動産管理事業におきましては、売上高20億61百万円(前年同四半期比4.8%増)、セグメント利益2億38百万円(同0.3%増)となりました。
④ その他
その他事業におきましては、住設企画販売事業を主体に、売上高は1億62百万円(前年同四半期比30.7%増)、セグメント利益31百万円(前年同四半期はセグメント損失6百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は309億48百万円となり、前連結会計年度末比142億41百万円減少いたしました。これは主として、現預金が19億20百万円減少したことや販売用不動産が106億34百万円減少したことによるものであります。減価償却による有形固定資産の減少等から固定資産は前連結会計年度末に比べ18百万円減少いたしました。
この結果、総資産は前連結会計年度末比142億60百万円減少し、427億55百万円となりました。
(負債)
流動負債は、オフィスビル用地及びオフィスビル2棟にかかる借入金を返済し、短期借入金及び1年内返済予定の長期借入金が129億52百万円減少したこと等から、前連結会計年度末比139億74百万円減少し、192億75百万円となりました。固定負債は、主として長期借入金が29億48百万円減少したことにより、前連結会計年度末比35億10百万円減少し、54億72百万円となりました。
この結果、負債合計は前連結会計年度末比174億85百万円減少し、247億48百万円となりました。
(純資産)
純資産は、四半期純利益33億19百万円の計上等により、前連結会計年度末比32億25百万円増加し、180億7百万円となりました。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は、前連結会計年度末比16.2ポイント改善し、42.1%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末
比17億88百万円減少し、74億95百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益36億63百万円、前連結会計年度に竣工した物件にかかる支払手形決済等による仕入債務の減少13億15百万円、完成在庫等の販売進捗に伴うたな卸資産の減少118億27百万円を主因として、141億25百万円の資金の増加(前年同四半期連結累計期間は72億35百万円の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、1億25百万円の資金の増加(前年同四半期連結累計期間は6億15百万円の増加)となりました。主たる要因は、定期預金の増減によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、160億38百万円の資金の減少(前年同四半期連結累計期間は57億64百万円の減少)となりました。主たる要因は、プロジェクトの終了等に伴う長期借入金の返済169億83百万円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出や消費などが緩やかな伸びにとどまるものの、雇用環境の改善や設備投資の増加などにより、回復基調は続いております。
当社の主力市場である首都圏マンション市場におきましては、都心部の高価格帯の物件を中心に需要は底堅いものの、9月のマンション発売戸数が前年同月比44.1%減と8か月連続でマイナスになるなど、建設費上昇による販売価格の高騰が影響し市場に減速傾向が表れております。
このような環境下、当社グループにおきましては、本業であるマンション分譲事業に注力いたしました。個別業績における通期不動産売上高目標に対する進捗率は売上高と契約残高を合わせて95.7%を確保するとともに、翌期引渡し物件の契約残高149億40百万円を積み上げることができました。
この結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高324億13百万円(前年同四半期比95.6%増)、営業利益40億22百万円(前年同四半期比126.7%増)、経常利益36億63百万円(前年同四半期比202.7%増)、四半期純利益33億19百万円(前年同四半期比223.3%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
① 不動産販売事業(マンション等の開発分譲)
不動産販売事業におきましては、前期末在庫及び新規供給物件の販売が順調に進んだことに加え、オフィスビル等を売却したことから、売上高は295億78百万円(前年同四半期比116.7%増)、セグメント利益37億99百万円(同163.5%増)となりました。また、第1四半期より翌期売上予定物件の販売を開始しており、契約残高の積上げに注力しております。
② 不動産賃貸事業(不動産賃貸及び付随業務)
不動産賃貸事業におきましては、第1四半期にオフィスビル2棟を売却したことから、売上高6億11百万円(前年同四半期比26.3%減)、セグメント利益2億71百万円(同25.4%減)となりました。
③ 不動産管理事業(マンション等の総合管理サービス)
不動産管理事業におきましては、売上高20億61百万円(前年同四半期比4.8%増)、セグメント利益2億38百万円(同0.3%増)となりました。
④ その他
その他事業におきましては、住設企画販売事業を主体に、売上高は1億62百万円(前年同四半期比30.7%増)、セグメント利益31百万円(前年同四半期はセグメント損失6百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は309億48百万円となり、前連結会計年度末比142億41百万円減少いたしました。これは主として、現預金が19億20百万円減少したことや販売用不動産が106億34百万円減少したことによるものであります。減価償却による有形固定資産の減少等から固定資産は前連結会計年度末に比べ18百万円減少いたしました。
この結果、総資産は前連結会計年度末比142億60百万円減少し、427億55百万円となりました。
(負債)
流動負債は、オフィスビル用地及びオフィスビル2棟にかかる借入金を返済し、短期借入金及び1年内返済予定の長期借入金が129億52百万円減少したこと等から、前連結会計年度末比139億74百万円減少し、192億75百万円となりました。固定負債は、主として長期借入金が29億48百万円減少したことにより、前連結会計年度末比35億10百万円減少し、54億72百万円となりました。
この結果、負債合計は前連結会計年度末比174億85百万円減少し、247億48百万円となりました。
(純資産)
純資産は、四半期純利益33億19百万円の計上等により、前連結会計年度末比32億25百万円増加し、180億7百万円となりました。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は、前連結会計年度末比16.2ポイント改善し、42.1%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末
比17億88百万円減少し、74億95百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益36億63百万円、前連結会計年度に竣工した物件にかかる支払手形決済等による仕入債務の減少13億15百万円、完成在庫等の販売進捗に伴うたな卸資産の減少118億27百万円を主因として、141億25百万円の資金の増加(前年同四半期連結累計期間は72億35百万円の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、1億25百万円の資金の増加(前年同四半期連結累計期間は6億15百万円の増加)となりました。主たる要因は、定期預金の増減によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、160億38百万円の資金の減少(前年同四半期連結累計期間は57億64百万円の減少)となりました。主たる要因は、プロジェクトの終了等に伴う長期借入金の返済169億83百万円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。