有価証券報告書-第23期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 16:53
【資料】
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【項目】
105項目

業績等の概要

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、生産、個人消費が増加し、企業収益、雇用情勢が改善するなど、景気は緩やかに回復しています。
当社が事業展開する新築分譲マンション市場におきましては、建築資材・人件費の高騰による建築価格の上昇が懸念されるものの、都心近郊のマンション需要には一定の需要があり、政府による各種政策の効果が発現する中で、企業収益・雇用情勢は改善しており、緩やかに回復していくことが期待されます。
このような環境のなか、当社は利益の見込める用地を選別して取得することに努め、都心部を中心に高品質で競争力の高い新築分譲マンションを供給してまいりました。
その結果、当連結会計年度における連結売上高は30,247百万円(前年同期比20.2%減)、連結営業利益は5,692百万円(前年同期比12.9%減)、連結経常利益は5,011百万円(前年同期比14.3%減)、連結当期純利益は3,060百万円(前年同期比15.1%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
セグメント売上高(百万円)構成比(%)
不動産分譲事業25,61984.7
不動産賃貸事業1,9776.5
その他2,6518.8
合計30,247100.0

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(不動産分譲事業)
不動産分譲事業におきましては「クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート」(川崎市・総戸数91戸)の引渡し等により、売上高は25,619百万円(前年同期比23.3%減)となりました。
(不動産賃貸事業)
不動産賃貸事業におきましては、売上高は1,977百万円(前年同期比12.7%増)となりました。
(その他)
その他の事業におきましては、不動産管理事業売上高が2,487百万円(前年同期比2.0%増)、その他付帯事業売上高が164百万円(前年同期比47.5%減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前年同期末比11,621百万円減少し、33,835百万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益5,016百万円、たな卸資産の減少4,190百万円、仕入債務の減少1,393百万円、法人税等の支払2,713百万円を主な要因として、5,866百万円の収入(前年同期は10,396百万円の収入)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出10,909百万円を主な要因として、11,108百万円の支出(前年同期は119百万円の支出)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の発行による収入18,850百万円、社債の償還による支出23,500百万円、配当金の支払1,425百万円を主な要因として、6,379百万円の支出(前年同期は3,550百万円の支出)となりました。