有価証券報告書-第33期(2024/04/01-2025/03/31)
文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、円安が続く為替状況とそれに伴う物価上昇、地政学的リスクの高まりによる原材料価格の高騰、米国の通商政策等に注視が必要な状況が継続しているものの、雇用・所得環境の改善や高い水準にある企業収益などの要因により、緩やかな回復基調で推移しました。
当社グループの属する不動産業界においては、インバウンド需要の回復や円安の長期化を背景に、国内外の投資家の投資意欲は依然として底堅く、また、住宅市場は政府による継続的な各種支援制度等により横ばいの範囲で推移しております。一方、用地取得原価・建築原価の上昇が見込まれることから、当社は物件の特性を把握したうえで、物件ごとに保有期間をコントロールしながら適切な時期に販売するとともに、販売方法として個別分譲、一棟販売を的確に見極めることによって利益を最大化させるビジネスモデルへの転換を図ってまいります。
当社グループは、創業当初のマンション専業体制から事業領域を着実に広げ、現在では「真の総合不動産会社」としての確かな基盤を築いております。その取り組みとして、マンション事業以外に、大阪・関西万博(Expo 2025 Osaka)のシンガポールパビリオン建設、ラウンドワン三宮駅前店取得、冷凍冷蔵倉庫開発、ヘルスケア関連施設開発、ホテル開発、オフィスビル取得を手掛けるなど、商業・事業施設事業や総合建設業など多岐にわたる事業を展開してまいりました。今後も新たな事業領域に積極的に挑戦し、総合不動産会社としての使命を果たしてまいります。
これらの結果、当社は創業以来最高の売上高・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益を達成しました。連結売上高は947億65百万円(前期比18.0%増)、連結営業利益は145億48百万円(前期比25.1%増)、連結経常利益は137億48百万円(前期比21.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は93億30百万円(前期比24.1%増)となりました。
当社グループは、経営目標の達成状況を判断するための客観的な指標として経常利益を採用しています。当連結会計年度における経常利益の実績は137億48百万円となり、期初に公表した業績予想の137億円を上回ることができました。
② セグメント別販売実績
(1)不動産販売事業
不動産販売事業の中でもマンション分譲事業においては、底堅い住宅需要に加え、従来の個人・法人顧客に加えて国内外の機関投資家など充実した出口戦略等により、マンションの販売・引渡が好調に推移した結果、外部顧客への売上高657億10百万円(前期比10.4%増)、セグメント利益は114億51百万円(前期比12.4%増)となりました。
(2)その他事業
既存のマンション周辺事業においては、外部顧客への売上高は290億55百万円(前期比40.1%増)、セグメント利益は53億56百万円(前期比51.0%増)となりました。
③ 不動産販売事業における販売実績
最近2連結会計年度の不動産販売事業の販売実績は次のとおりであります。
(注)区分「その他」は一部の棚卸資産から収受した賃貸料収入等であります。
④ 不動産販売事業における契約実績
最近2連結会計年度の不動産販売事業の契約実績は次のとおりであります。
⑤ 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて580億75百万円増加して2,270億29百万円となりました。これは主に販売用不動産の増加250億84百万円、仕掛販売用不動産の増加167億25百万円、現金及び預金の増加150億2百万円によるものです。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べて514億88百万円増加して1,535億69百万円となりました。これは主に長期借入金の増加386億70百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加142億90百万円によるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べて65億87百万円増加して734億60百万円となりました。この結果、自己資本比率は32.4%となりました。
⑥ キャッシュ・フローの状況
(1)キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ148億51百万円増加し、当連結会計年度末には305億68百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果減少した資金は354億40百万円(前年同期は322億13百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益137億48百万円、棚卸資産の増加418億9百万円、法人税等の支払額39億7百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は10億47百万円(前年同期は6億3百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出8億54百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果増加した資金は513億39百万円(前年同期は225億6百万円の増加)となりました。これは主に長期借入れによる収入821億88百万円、長期借入金の返済による支出292億27百万円によるものです。
(2)キャッシュ・フロー指標の推移
(注)各指標の基準は以下のとおりであります。いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
1)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
2)株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
3)営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
4)各期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率とインタレスト・カバレッジ・レシオにつきましては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(1) 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績
「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
(2) 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因
「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(1)当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フロー
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ⑥ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(2) 当社グループの資本の財源及び資金の流動性
(契約債務)
2025年3月31日現在の契約債務の概要は次のとおりであります。
上記の表において、連結貸借対照表の1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。
(財務政策)
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、不動産販売事業における事業用地の取得を目的とした資金であります。事業用地は、その取得から物件の竣工まで約2年程度と比較的長期間にわたる資金回収が前提となっております。このような中でマンションプロジェクトの始まりである開発用地の取得段階においては金融機関からの借入を前提としつつも、迅速な意思決定によって同業他社との競争優位を図るべく手許資金での用地取得が可能となるよう一定以上の資金水準を保っております。当該資金のうち、借入による資金調達に関しましては、主として変動金利の長期借入金で調達しております。
また、マンション引渡による資金回収については、従来の竣工後即引渡のビジネスモデルから、物件の特性を把握したうえで、物件ごとに保有期間をコントロールしながら適切な時期に販売するとともに、販売方法として個別分譲、一棟販売を的確に見極めることによって利益を最大化させるビジネスモデルへの転換を図ってまいります。
当社グループ全体においては、新規事業をはじめ様々な事業拡大に向けた積極的かつ機動的な意思決定を行うべく一定以上の資金水準を維持することとしており、余剰資金は必要に応じてグループ間融資を行うなど、グループ資金マネジメントによる効率的な活用に努めています。
株主還元については、企業価値の向上に応じて配当総額を持続的に高めることを基本方針としており、成長投資や必要な手許資金を考慮したうえで決定しています。
なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は305億68百万円であります。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、円安が続く為替状況とそれに伴う物価上昇、地政学的リスクの高まりによる原材料価格の高騰、米国の通商政策等に注視が必要な状況が継続しているものの、雇用・所得環境の改善や高い水準にある企業収益などの要因により、緩やかな回復基調で推移しました。
当社グループの属する不動産業界においては、インバウンド需要の回復や円安の長期化を背景に、国内外の投資家の投資意欲は依然として底堅く、また、住宅市場は政府による継続的な各種支援制度等により横ばいの範囲で推移しております。一方、用地取得原価・建築原価の上昇が見込まれることから、当社は物件の特性を把握したうえで、物件ごとに保有期間をコントロールしながら適切な時期に販売するとともに、販売方法として個別分譲、一棟販売を的確に見極めることによって利益を最大化させるビジネスモデルへの転換を図ってまいります。
当社グループは、創業当初のマンション専業体制から事業領域を着実に広げ、現在では「真の総合不動産会社」としての確かな基盤を築いております。その取り組みとして、マンション事業以外に、大阪・関西万博(Expo 2025 Osaka)のシンガポールパビリオン建設、ラウンドワン三宮駅前店取得、冷凍冷蔵倉庫開発、ヘルスケア関連施設開発、ホテル開発、オフィスビル取得を手掛けるなど、商業・事業施設事業や総合建設業など多岐にわたる事業を展開してまいりました。今後も新たな事業領域に積極的に挑戦し、総合不動産会社としての使命を果たしてまいります。
これらの結果、当社は創業以来最高の売上高・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益を達成しました。連結売上高は947億65百万円(前期比18.0%増)、連結営業利益は145億48百万円(前期比25.1%増)、連結経常利益は137億48百万円(前期比21.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は93億30百万円(前期比24.1%増)となりました。
当社グループは、経営目標の達成状況を判断するための客観的な指標として経常利益を採用しています。当連結会計年度における経常利益の実績は137億48百万円となり、期初に公表した業績予想の137億円を上回ることができました。
② セグメント別販売実績
(1)不動産販売事業
不動産販売事業の中でもマンション分譲事業においては、底堅い住宅需要に加え、従来の個人・法人顧客に加えて国内外の機関投資家など充実した出口戦略等により、マンションの販売・引渡が好調に推移した結果、外部顧客への売上高657億10百万円(前期比10.4%増)、セグメント利益は114億51百万円(前期比12.4%増)となりました。
(2)その他事業
既存のマンション周辺事業においては、外部顧客への売上高は290億55百万円(前期比40.1%増)、セグメント利益は53億56百万円(前期比51.0%増)となりました。
③ 不動産販売事業における販売実績
最近2連結会計年度の不動産販売事業の販売実績は次のとおりであります。
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | ||||
| 物件名 | 引渡戸数 | 金額(千円) | 物件名 | 引渡戸数 | 金額(千円) | |
| 中高層住宅 | エスリード大阪リエート | 153 | 2,721,249 | エスリード神戸三宮ヒルズ | 172 | 3,676,389 |
| ファステート難波デラックス | 168 | 2,681,753 | エスリード神戸兵庫駅ミッドポート | 189 | 3,207,254 | |
| エスリード新栄グラティア | 144 | 2,615,886 | エスリードレジデンス大阪福島シティウエスト | 196 | 3,098,000 | |
| エスリード箕面船場阪大前 | 43 | 2,487,587 | エスリードレジデンスグラン神戸三宮シティ | 112 | 2,590,000 | |
| エスリード大阪プライムゲート | 144 | 2,429,495 | ファステート名古屋駅前アルティス | 126 | 2,396,535 | |
| エスリードレジデンス大阪難波 | 140 | 2,370,000 | エスリード新大阪ラヴァーグ | 126 | 2,288,944 | |
| エスリードレジデンス大阪天王寺 | 126 | 2,320,000 | レジデンシャル御堂筋あびこ | 53 | 2,111,000 | |
| エスリード住吉公園グラース | 54 | 2,171,272 | アドバンス神戸マーレ | 149 | 2,104,123 | |
| エスリード大阪デュアルゲート | 119 | 2,092,624 | エスリードレジデンス大阪桜ノ宮 | 119 | 2,050,000 | |
| エスリード住道ザ・プレイス | 48 | 2,080,444 | サンメゾンなかもず駅前Ⅱ | 47 | 2,049,970 | |
| その他 | 1,505 | 28,042,738 | その他 | 1,883 | 36,376,980 | |
| 小計 | 2,644 | 52,013,053 | 小計 | 3,172 | 61,949,198 | |
| 中古マンション | 63 | 1,175,454 | 中古マンション | 55 | 1,050,263 | |
| 学生寮 | 154 | 2,325,000 | 学生寮 | - | - | |
| 土地建物 | 土地建物 | - | 2,456,634 | 土地建物 | - | 1,082,114 |
| その他 | - | - | 1,824,312 | - | - | 2,697,507 |
| 合計 | - | 59,794,455 | 合計 | - | 66,779,084 | |
(注)区分「その他」は一部の棚卸資産から収受した賃貸料収入等であります。
④ 不動産販売事業における契約実績
最近2連結会計年度の不動産販売事業の契約実績は次のとおりであります。
| 区分 | 前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | ||||||
| 期中契約高 | 期末契約残高 | 期中契約高 | 期末契約残高 | |||||
| 戸数 | 金額(千円) | 戸数 | 金額(千円) | 戸数 | 金額(千円) | 戸数 | 金額(千円) | |
| 中高層住宅 | 3,220 | 65,863,120 | 2,698 | 53,059,748 | 2,986 | 59,611,086 | 2,457 | 49,671,373 |
| 土地建物 | - | 2,456,634 | - | - | - | 4,003,694 | - | 2,921,580 |
| 計 | 3,220 | 68,319,754 | 2,698 | 53,059,748 | 2,986 | 63,614,780 | 2,457 | 52,592,953 |
⑤ 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて580億75百万円増加して2,270億29百万円となりました。これは主に販売用不動産の増加250億84百万円、仕掛販売用不動産の増加167億25百万円、現金及び預金の増加150億2百万円によるものです。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べて514億88百万円増加して1,535億69百万円となりました。これは主に長期借入金の増加386億70百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加142億90百万円によるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べて65億87百万円増加して734億60百万円となりました。この結果、自己資本比率は32.4%となりました。
⑥ キャッシュ・フローの状況
(1)キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ148億51百万円増加し、当連結会計年度末には305億68百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果減少した資金は354億40百万円(前年同期は322億13百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益137億48百万円、棚卸資産の増加418億9百万円、法人税等の支払額39億7百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は10億47百万円(前年同期は6億3百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出8億54百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果増加した資金は513億39百万円(前年同期は225億6百万円の増加)となりました。これは主に長期借入れによる収入821億88百万円、長期借入金の返済による支出292億27百万円によるものです。
(2)キャッシュ・フロー指標の推移
| 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | |
| 自己資本比率 | 44.9% | 39.6% | 32.4% |
| 時価ベースの自己資本比率 | 25.0% | 32.3% | 28.1% |
| キャッシュ・フロー対 有利子負債比率 | - | - | - |
| インタレスト・カバレッジ・レシオ | - | - | - |
(注)各指標の基準は以下のとおりであります。いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
1)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
2)株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
3)営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
4)各期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率とインタレスト・カバレッジ・レシオにつきましては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(1) 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績
「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
(2) 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因
「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(1)当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フロー
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ⑥ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(2) 当社グループの資本の財源及び資金の流動性
(契約債務)
2025年3月31日現在の契約債務の概要は次のとおりであります。
| 年度別要支払額(千円) | |||||
| 合計 | 1年以内 | 1年超3年以内 | 3年超5年以内 | 5年超 | |
| 短期借入金 | 4,010,000 | 4,010,000 | - | - | - |
| 社債 | 1,500,000 | - | 1,000,000 | 500,000 | - |
| 長期借入金 | 134,137,175 | 32,577,416 | 77,641,761 | 16,382,974 | 7,535,024 |
| リース債務 | 1,228,596 | 138,889 | 258,729 | 228,376 | 602,601 |
| その他有利子負債 (支払委託) | 880,045 | 451,666 | 428,378 | - | - |
| 合計 | 141,755,816 | 37,177,971 | 79,328,868 | 17,111,350 | 8,137,625 |
上記の表において、連結貸借対照表の1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。
(財務政策)
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、不動産販売事業における事業用地の取得を目的とした資金であります。事業用地は、その取得から物件の竣工まで約2年程度と比較的長期間にわたる資金回収が前提となっております。このような中でマンションプロジェクトの始まりである開発用地の取得段階においては金融機関からの借入を前提としつつも、迅速な意思決定によって同業他社との競争優位を図るべく手許資金での用地取得が可能となるよう一定以上の資金水準を保っております。当該資金のうち、借入による資金調達に関しましては、主として変動金利の長期借入金で調達しております。
また、マンション引渡による資金回収については、従来の竣工後即引渡のビジネスモデルから、物件の特性を把握したうえで、物件ごとに保有期間をコントロールしながら適切な時期に販売するとともに、販売方法として個別分譲、一棟販売を的確に見極めることによって利益を最大化させるビジネスモデルへの転換を図ってまいります。
当社グループ全体においては、新規事業をはじめ様々な事業拡大に向けた積極的かつ機動的な意思決定を行うべく一定以上の資金水準を維持することとしており、余剰資金は必要に応じてグループ間融資を行うなど、グループ資金マネジメントによる効率的な活用に努めています。
株主還元については、企業価値の向上に応じて配当総額を持続的に高めることを基本方針としており、成長投資や必要な手許資金を考慮したうえで決定しています。
なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は305億68百万円であります。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。