有価証券報告書-第44期(令和3年6月1日-令和4年5月31日)

【提出】
2022/08/30 13:23
【資料】
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【項目】
111項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、販売計画に照らして、必要な資金を銀行等金融機関から調達しております。
(2) 金融商品の内容及び当該金融商品に係るリスク
営業債権である受取手形、売掛金及び契約資産は、顧客の信用リスクに晒されております。
投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式及び投資事業組合への出資であり、発行体の信用リスク及び市場価格等の変動リスクに晒されており、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握しております。また、デリバティブを組み込んだ複合金融商品は、信用リスクに晒されておりますが、社内管理規程に従い、格付の高い発行体が発行する有価証券のみを運用対象としているため、信用リスクは僅少であります。
営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。
借入金は、主に運転資金(主として短期)及びプロジェクト資金(主として長期)であり、金利変動リスクに晒されております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、営業債権については、各事業部門並びに管理部門が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
② 市場リスク(金利等の変動リスク)の管理
当社は、投資有価証券については、主に業務上の関係を有する企業の株式及び投資事業組合への出資であり、発行体の信用リスク及び市場価格等の変動リスクに晒されており、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握しております。また、デリバティブを組み込んだ複合金融商品は、信用リスクに晒されておりますが、社内管理規程に従い、格付の高い発行体が発行する有価証券のみを運用対象としているため、信用リスクは僅少であります。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部署からの報告に基づき経理部が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前事業年度(2021年5月31日) (単位:千円)
貸借対照表計上額時 価差 額
(1)投資有価証券7,6417,641
(2)リース投資資産※21,354,3861,345,775△8,610
(3)長期貸付金※2247,057
貸倒引当金※3△14,130
232,926232,94215
資 産 計1,594,9531,586,358△8,594
(1)長期借入金※21,872,4001,873,295895
(2)社債※21,355,0001,351,974△3,025
(3)リース債務※21,361,9901,340,037△21,952
負 債 計4,589,3904,565,307△24,082

※1 「現金及び預金」、「受取手形、売掛金及び契約資産」、「短期貸付金」、「支払手形」、「工事未払金」、「買掛金」、「未払金」、「短期借入金」については、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
※2 1年内回収(返済)予定額を含んでおります。
※3 個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
※4 市場価格のない株式等
区分貸借対照表計上額(千円)
非上場株式13,000
出資金200,294
投資事業組合233,754
合計447,049

これらについては、「投資有価証券」には含めておりません。
※5 リース投資資産及び長期貸付金の回収予定額
(単位:千円)
区分1年内1年超
2年内
2年超
3年内
3年超
4年内
4年超
5年内
5年超
リース投資資産74,96474,96474,96474,96474,964979,566
長期貸付金3,315228,3761,23514,130
合計78,279303,34076,19974,96474,964993,696

※6 長期借入金、社債及びリース債務の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
区分1年内1年超
2年内
2年超
3年内
3年超
4年内
4年超
5年内
5年超
長期借入金800,800166,636195,816170,01699,352439,780
社債440,000375,000310,000180,00050,000
リース債務76,95176,95176,95176,10875,460979,566
合計1,317,751618,587582,767426,124224,8121,419,346


当事業年度(2022年5月31日) (単位:千円)
貸借対照表計上額時 価差 額
(1)投資有価証券7,7357,735
(2)リース投資資産※21,279,4221,258,834△20,587
(3)長期貸付金※217,827
貸倒引当金※3△13,180
4,6464,6493
資 産 計1,291,8041,271,219△20,584
(1)長期借入金※22,836,6582,831,468△5,189
(2)社債※21,140,0001,137,842△2,157
(3)リース債務※21,285,0381,235,064△49,973
負 債 計5,261,6965,204,376△57,320

※1 「現金及び預金」、「受取手形、売掛金及び契約資産」、「短期貸付金」、「支払手形」、「工事未払金」、「買掛金」、「未払金」、「短期借入金」については、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
※2 1年内回収(返済)予定額を含んでおります。
※3 個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
※4 市場価格のない株式等
区分貸借対照表計上額(千円)
非上場株式13,000
出資金115,304
投資事業組合266,741
合計395,046

これらについては、「投資有価証券」には含めておりません。
※5 リース投資資産及び長期貸付金の回収予定額
(単位:千円)
区分1年内1年超
2年内
2年超
3年内
3年超
4年内
4年超
5年内
5年超
リース投資資産74,96474,96474,96474,96474,964904,602
長期貸付金3,3861,23513,205
合計78,35076,19974,96474,96474,964917,807

※6 長期借入金、社債及びリース債務の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
区分1年内1年超
2年内
2年超
3年内
3年超
4年内
4年超
5年内
5年超
長期借入金1,445,076335,856315,056234,392157,530348,748
社債425,000360,000230,000100,00025,000
リース債務76,95176,95176,10875,46074,964904,602
合計1,947,027772,807621,164409,852257,4941,253,350

3.金融商品の時価の適切な区分ごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
①時価で貸借対照表に計上している金融商品
当事業年度(2022年5月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券
その他有価証券
株式7,7357,735
資産計7,7357,735

②時価で貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
当事業年度(2022年5月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
リース投資資産1,258,8341,258,834
長期貸付金(1年内回収予定を含む)4,6494,649
資産計1,263,4841,263,484
社債1,137,8421,137,842
長期借入金2,831,4682,831,468
リース債務1,235,0641,235,064
負債計5,204,3765,204,376

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
リース投資資産
これらの時価については、期末に新規にリース取引を締結したならば適用されるであろう利息を用いて、将来の支払リース料を割引計算した現在価値により算定し、レベル2の時価に分類しております。
投資有価証券
上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。
長期貸付金
長期貸付金の時価については、同様の新規貸付けを行った場合に想定される利率で割り引いて算定し、レベル2の時価に分類しております。
社債
当社の発行する社債の時価は、元利金の合計額を当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定し、レベル2に分類しております。
長期借入金
これらの時価については、元利金の合計額を新規に同様の借り入れを行った場合に想定される利率を割り引いた現在価値により算定し、レベル2に分類しております。
リース債務
これらの時価については、期末に新規にリース取引を締結したならば適用されるであろう利息を用いて、将来の支払リース料を割引計算した現在価値により算定し、レベル2の時価に分類しております。