有価証券報告書-第74期(2022/12/01-2023/11/30)

【提出】
2024/02/28 15:00
【資料】
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【項目】
143項目
(戦略)
将来にわたる気候変動が当社グループの事業に及ぼし得ると想定される影響を把握し、当該影響を当社の事業戦略に反映するため、国際的な機関等が定める将来的な気候変動シナリオを複数選択し、それぞれの世界像におけるリスク・機会の識別を行いました。シナリオ分析の詳細は以下の通りです。
<主に参照した将来的な気候変動シナリオ>
分類公表機関・組織参考文献
移行リスクIEA(国際エネルギー機関)・WEO2020;
Sustainable Development Scenario (SDS)
Net Zero Emissions by 2050 case (NZE2050)
・WEO2022;
Net Zero Emissions by 2050 Scenario (NZE2050)
・ETP2017;
Beyond 2℃Scenario (B2DS)
物理的リスクIPCC(気候変動に関する政府間パネル)・第6次報告書;
SSP1-2.6
SSP5-8.5


<シナリオ分析の概要>移行リスク/機会
分類内容
規制/政策<リスク>・炭素税や炭素価格が導入され、GHG排出量に比例して操業コストが上昇する
・炭素税や炭素価格の資材価格への転嫁により建築コストが上昇する
・GHG排出規制強化により、新築するオフィスやマンション、戸建住宅においてZEH(M)/ZEBの義務化が進み、開発コストが増加する
・GHG排出規制強化により、既存ビルの脱炭素対応(ZEB Readyレベルへの改修)が義務化され、改修コストが増加する
<機会>・ZEB化対応技術の普及により工事単価が低減されることが想定され、ZEB化対応によるコスト増を緩和できる可能性がある
・建物の脱炭素対策を積極的に進めることで、商品の競争力が高まる
評判<リスク>・環境対策に消極的な企業に対する貸出金利の引上げ等により、金利負担が増加する
<機会>・積極的な環境対策の推進により、企業評価・信用が向上し、融資枠拡大や優遇金利獲得が期待できる
・環境仕様不動産の流動性が向上し、販売機会が増加する

物理的リスク/機会
分類内容
急性<リスク>・洪水による浸水リスクが高いエリアに立地する物件は、投資家のリスクプレミアム上昇により価格評価(資産価値)が低下する
・洪水被害の発生により、修繕コストが増加する
<機会>・建物のBCP対策の強化により、リスクが最小化し、商品の市場競争力が高まる
慢性<リスク>・海面上昇により、慢性的に既存ビルが浸水・水没する
・異常気象の増加によるサプライチェーンの混乱や石油依存による資材価格高騰により、建築コストが上昇する

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