有価証券報告書-第149期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/28 14:55
【資料】
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【項目】
152項目

設備の状況(設備投資・新設等)

当社グループ(当社及び連結子会社)では、大規模プロジェクトの推進、事業用資産の増強、施設の改良、サービス向上のための設備投資を行い、当連結会計年度は不動産事業を中心に1,812億6千5百万円の設備投資を実施いたしました。なお、設備投資の金額には、ソフトウェア等無形固定資産への投資額も含めて記載しております。
交通事業では、当社がホームドア整備計画の前倒しや大井町線急行7両化、バリアフリー強化、新型車両の導入等により利便性向上と安全対策のための設備投資を引き続き行いました。また、連結子会社では、バス業において車両の新規購入を行う等、事業全体では714億2千6百万円の設備投資を行いました。
不動産事業では、当社が「渋谷駅南街区プロジェクト」の推進や「青山オーバルビル」の取得等を行いました。また、連結子会社では、不動産賃貸設備として「渋谷キャスト(SHIBUYA CAST.)」の建設等を行い、事業全体では772億3千5百万円の設備投資を行いました。
生活サービス事業では、百貨店業、チェーンストア業における既存店舗設備の改装及び改修工事や、ケーブルテレビ事業における通信事業用設備工事等を行い、事業全体では201億7千4百万円の設備投資を行いました。
ホテル・リゾート事業では、ホテル業における既存ホテル設備の改修工事等を行い、事業全体では93億8千万円の設備投資を行いました。
前連結会計年度において計画中であった連結子会社である渋谷宮下町リアルティ㈱の渋谷宮下町計画については、当連結会計年度に工事が完了し、「渋谷キャスト(SHIBUYA CAST.)」として営業を開始しております。
前連結会計年度においてホテル・リゾート事業に記載しておりました連結子会社であるマウナ ラニ リゾート(オペレーション)㈱では、ホテル設備である「マウナ ラニ ベイホテル&バンガローズ」(帳簿価格47億2千6百万円)を当連結会計年度に譲渡しております。