有価証券報告書-第105期(2025/04/01-2026/03/31)
(3)戦略、指標及び目標
「京王グループ サステナビリティ基本方針」のもと長期的に取り組むべき主要課題として、SDGs等のイニシアティブやガイドラインにおける社会課題の視点も取り入れた7つのマテリアリティ(重要課題)を設定し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しています。マテリアリティに紐づく社会課題を当社グループの事業を通じて解決していく中で、沿線力を向上させ、長期的に「住んでもらえる、選んでもらえる沿線」であり続け、そこで生活する人の「幸せな暮らし」を実現することで、当社グループの価値を創造してまいります。

<マテリアリティ別の戦略、指標及び目標>①安全・安心
ア.目指す姿/方針・戦略
イ.指標及び目標
②「まち」との共生・発展/③幸せな暮らし/④デジタル社会への対応
ア.目指す姿/方針・戦略
イ.指標及び目標
⑤活躍する人財(人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針)
ア.目指す姿/方針・戦略
イ.指標及び目標
⑥環境にやさしく
ア.目指す姿/方針・戦略
イ.指標及び目標
(注)1.中・長期かつ特に影響が大きいと特定したリスク・機会と、リスクへの対応策は、第2[事業の状況]2[サステナビリティに関する考え方及び取組](2)リスク管理<気候変動におけるリスク・機会一覧(鉄道事業)>に記載しております。
2.対象範囲はScope1、Scope2であります。
⑦経営基盤
ア.目指す姿/方針・戦略
イ.指標及び目標
「京王グループ サステナビリティ基本方針」のもと長期的に取り組むべき主要課題として、SDGs等のイニシアティブやガイドラインにおける社会課題の視点も取り入れた7つのマテリアリティ(重要課題)を設定し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しています。マテリアリティに紐づく社会課題を当社グループの事業を通じて解決していく中で、沿線力を向上させ、長期的に「住んでもらえる、選んでもらえる沿線」であり続け、そこで生活する人の「幸せな暮らし」を実現することで、当社グループの価値を創造してまいります。

<マテリアリティ別の戦略、指標及び目標>①安全・安心
ア.目指す姿/方針・戦略
| 目指す姿 | 方針・戦略 |
| ・日本一安全で、快適なサービスの実現(鉄道事業) | 当社では、「安全に関する基本方針」とそれに基づく「安全に関する社員の行動規範」を定めています。また、社長は社員に「基本方針・行動規範と安全について」を発出することで、安全に対する考え方を示しています。 |
イ.指標及び目標
| 項目 | 2025年度実績 | 2025年度目標 | 2026年度目標 | 長期目標 |
| 重大運転事故発生件数(鉄道事業) | 0件 | 0件 | ||
| 「お客様満足度調査」総合満足度で 肯定的評価の割合(鉄道事業) | 86.3% | モニタリング指標 | ||
| ホームドア設置率 | 29% | 29% | 39% | 2030年代前半までに100%実施 |
| 鉄道部門外社員向け安全啓発研修 (当社) | 100%実施 | 100%実施 | ||
②「まち」との共生・発展/③幸せな暮らし/④デジタル社会への対応
ア.目指す姿/方針・戦略
| 目指す姿 | 方針・戦略 |
| ②「まち」との共生・発展 ・お客様が足を運びたくなる沿線拠点 ・多世代が交流・共生し、住民が増加、企業も集まる沿線 ・暮らしやすく、愛着を持ってもらえるまちづくり | ②「まち」との共生・発展/③幸せな暮らし ハード・ソフト一体となったまちづくりを鉄道会社ならではの長期視点で進め、まちとの共生・発展の実現を目指し、沿線拠点のまちづくりと並行してライフスタイルに応える生活サービスを提供することにより、京王沿線の暮らしやすさを向上させるとともに、移動需要を喚起する施策を通じて新たな京王沿線の魅力を発見してもらい、豊かで幸せな暮らしを実現します。 |
| ③幸せな暮らし ・付加価値の提供によって、多世代が精神的にも満たされた、「豊かさ」や「幸せ」を感じられる暮らしを実現する ・多様化し変化するライフスタイルに対して、適切な事業・商品・サービスを開発し提供する ・人流が変化する中での新しいライフスタイルを牽引する | |
| ④デジタル社会への対応 ・デジタル技術を駆使した自社ビジネスを通し、お客様に新たな価値を提供し続ける ・イノベーションマインドを持った人財が、お客様やパートナーと共に成長し続け、労働人口が減少していく中でも、安全の質をはじめとするサービスの質を担保するための業務変革を推進していく | ④デジタル社会への対応 デジタルサービスを活用した体験価値の向上は、沿線を未来につなぐ新たな鍵となってきます。そのために、お客様の移動・購買情報から多様化するライフスタイルの理解を深め、パーソナルなデジタル体験価値の創造を目指します。また、持続的な企業活動には、DXによる継続的な業務改善で実現する生産性の飛躍的向上も必要です。その実現のために、「ビジネス」「IT」「データ・AI」の基盤整備に取り組み、三位一体のビジネス体制でのスピーディーな意思決定で、お客様体験価値(CX)と従業員体験価値(EX)の両方を向上させていきます。 |
イ.指標及び目標
| ②「まち」との共生・発展/③幸せな暮らし | ||||
| 項目 | 2025年度実績 | 2025年度目標 | 2026年度目標 | 長期目標 |
| 鉄道輸送人員 | 6億5百万人 | モニタリング指標 | ||
| 移動需要創出数 | 2024年度と比較して新たに | |||
| +205万人創出 | +約100万人創出 | +238万人創出 | 2030年度までに+916万人創出 | |
| 交流人口 | 約1,210万人 | モニタリング指標 | ||
| 共創プロジェクト件数 | 139件 | 年間100件以上着手案件がある状態 | ||
| ③幸せな暮らし/④デジタル社会への対応 | ||||
| 項目 | 2025年度実績 | 2025年度目標 | 2026年度目標 | 長期目標 |
| お客様とのデジタル接点 | 51万人 | 58万8千人 | 68万8千人 | 2030年度:約100万人 |
| ④デジタル社会への対応 | ||||
| 項目 | 2025年度実績 | 2025年度目標 | 2026年度目標 | 長期目標 |
| 鉄道事業における生産性 | 2024年度比0.98倍 | - | - | 2030年度:2024年度比1.09倍 |
⑤活躍する人財(人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針)
ア.目指す姿/方針・戦略
| 目指す姿 | 方針・戦略 |
| ・「安全・安心」を基本とし、個の強みに磨きをかけ、失敗を恐れず、変革や挑戦の気概を持ち、自律的に業務を遂行する人財を創出 ・それら個の多様性を許容し、相互に機能し合うことにより、スピーディーに新しい価値を地域社会に提供できる集団へと変化する | 当社では「人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針」として、「人財戦略」を掲げています。 人財確保:社内外を問わず優秀な人財確保のため、採用、処遇面、働き方、制度を柔軟に見直していく 人財育成:「安全・安心」はすべてに優先するという価値観を醸成・定着させる経営戦略実現に必要な専門人財を育成するとともに、各自の自律的なキャリア形成を支援する エンゲージメント:社員と会社が深い信頼でつながり、働きがいを感じながら互いに成長していく環境を整える DE&I:性別・世代・知識・経験・価値観ほか多様な個性を積極的に評価し新たな価値を創造する組織を実現する 組織風土・組織構造:挑戦を認め、失敗を許容する組織風土を形成し、スピード感をもって改革・実行を推進する組織をつくり上げる |
イ.指標及び目標
| 項目 | 2025年度実績 | 2025年度目標 | 2026年度目標 | 長期目標 |
| 女性管理職比率(連結) | 12.2% | - | - | 2030年度:15% 2050年度:30% |
| 男女の管理職比率の差異 (当社/連結) | 当社:92.4%連結:52.1% | - | - | 2030年度:当社:100%連結:70% |
| 男女別育児休業取得率(連結) | 女性:103.8% 男性:94.7% | 女性:100% 男性:100% | ||
| 年次有給休暇取得率(連結) | 77.7% | 前年度水準以上 (参考値) 2024年度 77.2% | 80% | |
| エンゲージメント調査実施率 (連結) | 100% | 100% | ||
| トータルエンゲージメント (当社) | 3.65 | 3.5以上 (5点満点) モニタリング指標 | - | - |
| 職場の心理的安全性(当社) | 3.59 | 3.5以上 (5点満点) モニタリング指標 | - | - |
| キャリアアップ制度への参画や新規事業創出等の挑戦を自発的に行う社員割合(当社) | 9.3% | - | - | 2030年度:15% |
⑥環境にやさしく
ア.目指す姿/方針・戦略
| 目指す姿 | 方針・戦略 |
| ・都市と自然が身近にある沿線の豊かな自然環境を維持するとともに、未来社会に豊かな環境を引き継ぐために、環境に配慮した活動を行う | 当社事業のうち、気候変動の影響が大きいと想定される鉄道事業を対象とし、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)および国際エネルギー機関(IEA)による4℃シナリオ(現状を上回る温暖化対策を取らないことにより、産業革命時期比で気温が約4℃上昇し、気候変動による物理的変化に関するリスクが顕在化)と2℃未満シナリオ(抜本的なシステム移行が達成されることで、産業革命時期比で気温の上昇が2℃未満に留まり、低炭素経済への「移行」に関するリスクが顕在化)に基づき、事業に影響を及ぼす可能性のある短期・中期・長期のリスクと機会の洗い出しを行いました。(注1) |
イ.指標及び目標
| 項目 | 基準年度 | 基準年度排出量 | 2030年度削減目標率 | 2050年度削減目標 | 2025年度排出量 |
| 連結CO2排出量 (注2) | 2019年度 | 323,296t-CO2 | △30% | 実質ゼロ | 257,760t-CO2 (2019年度比△20.3%) |
| 鉄道事業CO2排出量 (注2) | 2013年度 | 155,641t-CO2 | △46% | 実質ゼロ | 121,731t-CO2 (2013年度比△21.8%) |
(注)1.中・長期かつ特に影響が大きいと特定したリスク・機会と、リスクへの対応策は、第2[事業の状況]2[サステナビリティに関する考え方及び取組](2)リスク管理<気候変動におけるリスク・機会一覧(鉄道事業)>に記載しております。
2.対象範囲はScope1、Scope2であります。
⑦経営基盤
ア.目指す姿/方針・戦略
| 目指す姿 | 方針・戦略 |
| ・「信頼のトップブランド」として、すべてのステークホルダーに誠実で公正な企業であり続ける | 鉄道事業者として、安全と事業の継続性を確保しながら、「京王グループ理念」に基づき、透明性・公正性を確保しつつ、迅速・果断な意思決定を行うことにより、株主の皆様をはじめつながりあうすべての人からの信頼を確保し、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上をはかるため、当社では基本方針に基づき、コーポレート・ガバナンスの充実・強化を推進してまいります。 |
イ.指標及び目標
| 項目 | 2025年度実績 | 2025年度目標 | 2026年度目標 | 長期目標 |
| コンプライアンスに係る 研修受講率(連結) | 100% | 100% | ||
| 重大な法令違反の発生件数 (当社グループ) | 0件 | 0件 | ||
| 独立社外取締役比率(当社) | 53.3% | - | - | 2030年度:50% |
| 女性取締役比率(当社) | 20.0% | - | - | 2030年度:30% |