四半期報告書-第160期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)
(名鉄運輸株式会社と日本通運株式会社の特別積合せ運送事業における事業統合に関する経過報告)
当社は、2024年2月14日付で、会社法第370条及び当社定款第26条に基づく取締役会の書面決議において、NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(以下、「NXHD」といいます。)との間で、以下の通り、事業統合に関する合意書(以下、「本事業統合合意書」といいます。)を締結することを決議いたしました。
(1) 本件取引の概要
当社は、2023年8月9日に開示しました「名鉄運輸株式会社と日本通運株式会社の特別積合せ運送事業における事業統合(子会社が当事会社となる会社分割)に関する基本合意書締結のお知らせ」にて、当社の連結子会社である名鉄運輸株式会社(以下、「名鉄運輸」といいます。)と、日本通運株式会社(以下、「日本通運」といいます。)の特別積合せ運送事業(以下、「対象事業」といいます。)及び日本通運の子会社であるNXトランスポート株式会社(以下、「対象会社」といいます。)の統合に向けた本格的な協議を行う旨の基本合意書(以下、「本基本合意書」といいます。)を、日本通運の親会社であるNXHDとの間で締結することを公表しております。
本基本合意書の締結以降、本事業統合に向けた協議を重ねてまいりましたが、このたび、2024年2月14日付で、当社はNXHDとの間で本事業統合合意書を締結しました。本事業統合合意書の下に、本件取引は2段階で構成されており、第1取引として、2024年4月1日(予定)をもって日本通運から名鉄運輸に対して対象会社の発行済株式の全部を譲渡し、また、第2取引として、2025年1月1日(予定)をもって日本通運から名鉄運輸に対して日本通運の日本国内における対象事業に関する権利義務を、名鉄運輸の株式を対価とする吸収分割により承継する取引を実行することを予定しています。なお本件取引が完了することにより、当社は名鉄運輸の発行済普通株式の60%を、日本通運は40%を保有することとなります。
<ストラクチャー図>

(2) 本件取引による当社連結および単体業績に与える影響
現時点では軽微と見込んでおりますが、現在精査中であり、今後開示すべき事項が発生又は決定された場合には、速やかに開示いたします。