経常利益又は経常損失(△)
連結
- 2020年3月31日
- 10億5800万
- 2021年3月31日 +53.97%
- 16億2900万
個別
- 2020年3月31日
- 5億6300万
- 2021年3月31日 -18.29%
- 4億6000万
有報情報
- #1 役員報酬(連結)
- 2021/06/30 9:27
※3 業績連動支給率役位 ポイント 常勤 非常勤
業績連動支給率中期経営計画における単年度の連結営業収益、連結経常利益、連結ROE3項目毎の目標達成率 係数 120%以上 1.3 110%以上120%未満 1.1 100%以上110%未満 1.0 90%以上100%未満 0.8 90%未満 0.0
=評価対象期間における中期経営計画で決定した単年度の連結営業収益の目標達成率に対する係数×40% - #2 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
- ④ 経営目標2021/06/30 9:27
(4) 経営環境と対処すべき課題2022年3月期(最終年度) 営業収益 560億円 経常利益額(率) 25億7千万円(4.6%) ROE 6.5%
今後の見通しにつきましては、政府や各自治体による新型コロナウイルス感染症拡大防止策が講じられるなか、経済活動も徐々にではあるものの、回復に向かうものと期待をしておりますが、新型コロナウイルス感染症が収束し、従来の経済活動の状態に戻るには、まだ時間がかかると想定されます。そうしたなか、物流関連事業におきましては、度重なる緊急事態宣言の発出による移動制限やまん延防止等重点措置に基づく協力要請による消費活動の低迷が続き、従来のような輸送需要は見込めず、流通形態もさらなる変化が予想されます。また、改正労働法施行による残業時間の規制強化、労働環境の改善への取り組みによる人件費の増加、物流施設や事務作業における省力化・自動化への対応、さらには、車両への安全装置の搭載によるコストの増加要因等が見込まれ、当社を取り巻く経営環境は引き続き厳しい状況が続くものと予想されます。 - #3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
- 費用の動向に関しては、当社の課題である利益率の改善に向けて、外部委託費の削減を進めている中で、今回のコロナ禍で取扱い物量が大幅に減少する状況になり、今まで以上に自社内での生産性向上と外部委託費の削減に力を入れてきました。主な取り組みとしては、日々の幹線運行車の積載状況を見える化し、あらゆる面からの分析結果をもとに運行コースの見直しを進めました。また集配部門でも、AI配車システムを用いた集配コースの最適化シミュレーションを行う等により、集配業務の生産性向上と時間短縮を進め、内製化を進めた結果、外部委託費の大幅な削減を実現いたしました。また燃料費においては、燃料単価が比較的安価に推移したことで減少いたしました。一方、人件費においては、労働時間への規制が昨年の4月から適用開始になり、労働時間は減少傾向で推移いたしましたが、作業時間の減少に伴う雇用環境への対応等もあり、増加となりました。2021/06/30 9:27
この様な取り組みの結果、減収分を補う費用改善が図れたことにより、営業利益、経常利益は増益となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益が前期に対して大幅に減少した要因は、前期に㈱エスラインギフにおいて、固定資産の譲渡に伴う固定資産売却益を特別利益として計上したことによるものです。なお、今期は、特別利益、特別損失において、特別な要因はございません。