当社グループのタクシー事業においては、増加が続く訪日外国人の移動需要の獲得へと繋げる基盤整備、海外配車アプリ(DiDi、Uber)との連携、多言語通訳サービス(17カ国語)、QRコード決済などの電子マネー対応、全国タクシー予約センター、タクシー自動配車アプリ「モタク」、「No.1タクシーチケットネットワーク」(提携会社433社、相互利用台数37,347台)、「ママサポートタクシー」(77地域、累計登録者数273千人、利用回数はのべ650千回、うち陣痛時利用23千回)、「子どもサポートタクシー」、他企業と連携したサービス展開、各種クーポン券販売等を全国の営業所にて推進しております。路線バス廃止や交通不便地区での移動困難者の外出を支援する「おでかけ乗合タクシー」(51市町村157路線)、高齢者の交通事故防止へ寄与する「65歳以上運転免許証返納者割引」、買い物代行、病院の順番取り等「救援事業・便利屋タクシー」では、高齢者を中心とした利用者の利便性向上と他社との差別化を図っております。乗務員募集・採用では、事業所内保育所(企業主導型保育施設)や近隣保育施設との業務提携、女性乗務員の活躍推進へ繋げる女性会議(女子会)の開催、若年者の採用優遇制度「夢チャレ」の実施、実際に業務の一部を体験できる事業所見学会の実施、インターネット、ホームページ、テレビCM等の活用により女性乗務員や若年層の採用を進めることで、若返り及び定着を図っております。(括弧内の数値はいずれも令和元年9月30日現在)
以上の結果、売上高は27,708百万円(前年同四半期比0.6%減)となり、前年同四半期には大阪府北部地震、西日本豪雨、北海道胆振地震での鉄道運転見合わせや損害調査による増加要因があったため僅かに減収となりました。損益面では、最低賃金の上昇による人件費の高騰、新車導入やUDタイプ車両の導入推進があるものの、燃料単価の下落による燃料費の減少、営業所の統廃合による合理化など経費削減に取り組んだ結果、セグメント利益は700百万円(同3.9%増)となりました。
タクシー認可台数は、広島市で買収した第一交通㈲(広島)(18台)、はと第一交通㈱(42台)の新規連結と事業譲受した豊中北営業所(32台)、戸畑営業所(26台)での増加等により、前連結会計年度末比130台増の8,407台ですが、このうち94台はタクシー特措法に基づく特定地域内で稼働が出来ない状態(休車)であります。そのため稼働可能な台数としては、8,313台となっております。なお、預り減車253台は将来UD車等で復活が可能となっております。
2019/11/12 9:39