有価証券報告書-第98期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/25 13:46
【資料】
PDFをみる
【項目】
164項目
(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
当社における監査役監査は、経営者との意見交換を行い、当社グループの業務監査のほか、取締役会等の重
要な会議に出席し、企業の合法性、信頼性維持のため、子会社をも含めた充分な監査体制を構築しております。
会計監査人との間で定期的に監査報告会を実施し、会計監査人の監査実施結果の報告や監査計画の基本的事項等
について意見交換を行っております。また、社外監査役は独立性を保ち企業統治等に関して十分な知識と経験を
有しており、コンプライアンス上、問題なく行われているかの監査にとどまらず、外部者の立場からも経営全般
について大局的な観点から助言をいただいております。
また、新型コロナウイルス感染症の影響はなく、計画通りに監査を実施しております。
当社の監査役会は、3名の社外監査役を含む4名の監査役で構成しております。なお、うち1名は独立役員と
して指定しております。
当事業年度において当社は監査役会を年6回開催しており、個々の監査役の出席状況については次の通りであ
ります。
氏名開催回数出席回数
金澤 昭雄66
濱本 英輔66
馬田 一66
関根 民雄66

監査役会における主な検討事項として、取締役の意思決定、財務報告の信頼性、総合リスクの管理体制、コン
プライアンス体制の強化を重要監査項目として監査を実施しております。
また、常勤の監査役の活動として、重要書類の監査、当社主要部門の往査、子会社関連会社の監査、内部監査
部門との連携による監査、競合取引等の監査を実施しております。
② 内部監査の状況
当社における内部監査は、業務執行組織から独立した社長直属の機関として内部監査室(専任者2名)を設置しており、社内諸業務の遂行状況をコンプライアンスの観点や経営方針や社内諸規程等に対する準拠性と企業倫理の視点から年度監査計画に基づく監査を実施するとともに、改善のための意見を社長に提言するなど内部統制を中心とした内部監査を実施しております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
興誠監査法人
b.継続監査期間
4年間
c.業務を執行した公認会計士
業務執行社員 本橋 清彦
業務執行社員 浦野 智明
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士5名であります。
e.監査法人の選定方針と理由
当社の監査役会の監査法人の選定方針は、当社の会計監査人に求められる品質管理体制、独立性および
経験等を総合的に勘案して、適任と判断した法人に選定しております。


④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
提出会社36,38536,385
連結子会社
36,38536,385

b. 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査公認会計士に対する監査報酬は決定方針は策定しておりません。監査公認会計士等からの見積をも
とに、監査計画、監査内容、監査日数等を勘案して検討をし、監査役会の同意を得て決定しております。
e.監査役会による監査報酬の同意理由
監査役会は会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況をよび報酬見積等が当社の事業規模
や事業内容に適切であるかについて検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の金額について同意の判断
を行っています。