有価証券報告書-第50期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/19 9:44
【資料】
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【項目】
163項目
本文の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において、当社グループが判断したものであります。
(1) 経営の基本方針
当社グループの経営理念は「ロジスティクスを通して新たな価値と最良の環境を創造し、お客様・株主・従業員 と共にグローバル社会の発展に貢献する」ことであります。当社グループは、グローバルネットワークを駆使してお客様にさまざまな価値提供を行うことにより、輸送業者としてのみならず、欠かすことの出来ないビジネスパートナーとして認知していただけるよう、お客様と Win-Win の関係を構築することが当社グループの目指す真の“グローバル・ロジスティクス・パートナー”であると考えます。
その実現に向け、当社グループは、今後も世界中のお客様へ信頼と満足を提供し、真に豊かな未来を目指す企業グループであり続けたいと考えています。
(2) 中長期的な経営戦略と目標とすべき経営指標
当社グループは、将来のありたい姿を示す「長期ビジョン」とともに、3ヵ年の「中期経営計画」(2020年3月期~2022年3月期)を策定しました。
これらの計画において当社グループは、変化の激しい国際物流市場の中で持続的に成長するため、主力事業である航空・海上フォワーディング事業を基軸とする事業規模の拡大を基本方針として掲げます。ロジスティクス事業についてもライトアセットモデルを基本に幅広い顧客ニーズに対応します。サプライチェーン・ソリューションをコアビジネスとするAPLLと未来に向けたベクトルを合わせ、広範囲に多彩な物流サービスを提供し続けることによりグローバル市場での事業拡大と企業価値の向上を図り、“Global Top 10 Solution Partner”~日本発祥のグローバルブランドへ~と進化を遂げます。
グローバル企業としてスピーディかつダイナミックな事業展開を可能とするために、当社グループを組織横断的に統括するコーポレート部門を設置し、チェックアンドバランス機能を保持します。
なお、中期経営計画につきましては、従来の財務数値目標を固定した3ヵ年計画から、長期ビジョン実現に向けた方向性に重点を置くものとし、毎年事業環境の変化等に応じて見直すローリングプランにてマネジメントしていきます。環境の変化に伴う荷主企業の動向や市場の需要変動が国際物流市場に与える影響は多大です。期中での固定された目標の有効性の喪失、見直しも想定されます。一方、利益目標にこだわり過ぎることで変化に対する機敏な対応を逃すと共に、次世代に向けた必要な投資を怠り、その結果従業員のモチベーション喪失等の弊害を招いてしまう懸念も払拭出来ません。
当社グループは、中長期を見据えた健全な事業運営により企業価値向上を実現し、お客様、投資家等広く社会から高い評価をいただくことで、全従業員が当社グループで働くことに誇りを持てる「日本発祥のグローバルブランド」の確立を目指していきます。
「長期ビジョン」
“Global Top 10 Solution Partner”~日本発祥のグローバルブランドへ~
・総力を結集し、品質・競争力・課題解決力をさらに高め、KWEグループとしてのブランドを確立する。
・お客様から選ばれる企業となり、欧米競合他社が席巻する市場で確固たる地位を築く。
・従業員が誇りを持てる企業になる。
数値目標
営業収入1兆円
営業利益500億円
航空貨物物量Over 100万トン
海上貨物物量Over 100万TEU
財務健全性純有利子負債ゼロ

「中期経営計画」 (2020年3月期~2022年3月期)
コアビジネスへの集中による事業規模の拡大
最終年度数値目標(2021年度)
営業収入7,200億円
営業総利益率16.4%以上
航空貨物物量80万トン
海上貨物物量90万TEU

<基本戦略とその施策>《経営基盤の強化》
・グループガバナンスの強化
・次世代ITの企画/導入
・グローバル人材の育成強化
・財務健全性の向上
《営業戦略》
・顧客基盤の拡充
・品目別営業戦略の推進
・アジア域内およびアジア発着物量の拡大
・未開拓市場のマーケティング
《オペレーション戦略》
・スケールメリットを活かした原価削減
・オペレーション効率の向上
《APLL事業戦略》
・顧客産業別(Automotive,Retail,Consumer,Industrial)ビジネス拡大の推進
なお、現時点での当社グループの2020年3月期の業績は、営業収入620,000百万円(前期比4.7%増)、営業利益22,000百万円(同5.8%増)、経常利益21,300百万円(同6.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益10,500百万円(同6.5%増)を見込んでおります。また、グループでの取扱物量につきましては、航空輸出物量で67万トン、海上輸出物量で76万TEUを目標として掲げています。
(3) 経営環境及び対処すべき課題
国際物流市場におきましては、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題、中国経済の減速、半導体・電子部品の輸送需要の一巡感など不透明な状況が顕在化し、今後とも予断を許さない状況が続くことが想定されます。
このような状況の中、当社グループはお客様に選ばれ続けることでそのブランド価値を高め、持続的に成長していくため、上述の経営計画で掲げた目標の達成に向けた戦略・施策の実践に注力していきます。
また、グループを挙げて、リスク管理の強化、コンプライアンスの徹底、コーポレートガバナンスの強化を図り、企業価値の向上を目指してグループ一体となって邁進していきます。

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