有価証券報告書-第14期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
対処すべき課題
阪神高速道路は、平成31年4月1日現在、250.4㎞のネットワークを有し、1日の交通量が72万台に及ぶなど、関西都市圏の大動脈として、関西のくらしや経済の発展に貢献するきわめて重要な社会基盤となっております。 当社では、「先進の道路サービスへ」をグループ理念として、また、「阪神高速は、お客さまや地域とのコミュニケーションを大切にします。」、「阪神高速は、公正で透明な経営を維持し、健全な発展を目指します。」、「阪神高速は、社会の期待に応えるため、迅速・的確・積極的に行動します。」を経営方針として、安全・安心・快適なネットワークを通じてお客さまの満足を実現し、関西のくらしや経済の発展に貢献するためさまざまな施策に取り組んでおります。 一方で、阪神高速道路は、昭和39年6月の開通以来50年以上が経過し、経年変化による構造物の老朽化などが顕在化しております。また、関西都市圏における道路ネットワークのミッシングリンクの解消など、更なるネットワーク整備を進めていく必要があります。 当社では、グループ理念及び2030年を目標とした「ビジョン2030」を具体化するための計画として、平成29年4月に「中期経営計画(2017~2019)」を策定いたしました。お客さまに安全・安心・快適にご利用いただくとともに、これまで以上にお客さまにご満足いただけるよう、様々な施策に取り組んでまいります。 なお、本項において、将来に関する事項は、別段の表示が無い限り、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
<最高の安全と安心を提供する阪神高速>お客さまに安全・安心・快適を提供するため、高速道路リニューアルプロジェクト(大規模更新・修繕事業)を推進してまいります。また、逆走・誤進入対策等の交通安全対策を実施するとともに、ロッキング橋脚の耐震補強等、地震・防災対策を推進してまいります。さらに、南海トラフ巨大地震や近年多発する豪雨・台風等の自然災害発生時におけるお客さまの安全・道路機能確保に向けた対応等、自然災害への対応力強化に取り組んでまいります。
<もっと便利で快適なドライブライフを実現する阪神高速>ミッシングリンクの解消に向け、大和川線(鉄砲~三宅西)、淀川左岸線(海老江JCT~豊崎)、淀川左岸線延伸部、大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)及び西船場JCT(信濃橋渡り線(仮称))の整備を推進してまいります。また、交通集中渋滞対策等の推進、高機能舗装の採用等による走行快適性の向上、新たなパーキングエリアの整備、分かりやすい情報提供等、お客さまのニーズに応じた道路サービスに取り組んでまいります。
<世界水準の卓越した都市高速道路技術で発展する阪神高速>維持管理の効率化・高度化に向けた技術開発や、建設・更新プロジェクトの円滑な施工、品質向上等に向けた技術開発を推進してまいります。また、防災対策の一層の推進に向けたネットワークレベルでの災害被災リスクの低減に向けた技術開発、ICTやAIを活用した生産性の向上等に向けた技術開発に取り組んでまいります。
<お客さまや社会に満足をお届けする多彩なビジネスを展開する阪神高速>阪神高速グループの技術・ノウハウ等の強みを活かし、周辺の自動車専用道路等の一体的管理受託や海外事業を含む土木・補償コンサルティング事業、高架下空間等を有効活用した駐車場事業、保有資産有効活用事業等、多彩な関連事業を展開してまいります。
<関西の発展に貢献し、地域・社会から愛され信頼される阪神高速>使用エネルギーの削減等により地球温暖化防止や低炭素社会の実現に努めるとともに、若手研究者助成制度の継続実施等、社会貢献活動を推進してまいります。
大阪・関西万博等の国際イベントを契機とした、外国語対応の各種サービスの充実等によるインバウンド対応等、関西のくらしや経済の発展に寄与してまいります。
また、持続的な発展が可能な地域・社会の実現に向けて、阪神高速グループとして、事業を通じてSDGsの達成に積極的に貢献してまいります。
<経営基盤を確立し、グループ社員がやりがいを実感できる阪神高速>財務基盤の強化と確実な債務返済を図るため、引き続きコストの縮減等による経営改善に努めてまいります。また、「働き方をかえて新たな挑戦へ~更なる深化と充実を~」をスローガンに掲げ、社員が業務の生産性や品質の向上を実現し、ワークライフバランスが充実することでやりがいを実感できる職場環境の整備や、プロフェッショナルな人材の育成強化等に取り組んでまいります。
<最高の安全と安心を提供する阪神高速>お客さまに安全・安心・快適を提供するため、高速道路リニューアルプロジェクト(大規模更新・修繕事業)を推進してまいります。また、逆走・誤進入対策等の交通安全対策を実施するとともに、ロッキング橋脚の耐震補強等、地震・防災対策を推進してまいります。さらに、南海トラフ巨大地震や近年多発する豪雨・台風等の自然災害発生時におけるお客さまの安全・道路機能確保に向けた対応等、自然災害への対応力強化に取り組んでまいります。
<もっと便利で快適なドライブライフを実現する阪神高速>ミッシングリンクの解消に向け、大和川線(鉄砲~三宅西)、淀川左岸線(海老江JCT~豊崎)、淀川左岸線延伸部、大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)及び西船場JCT(信濃橋渡り線(仮称))の整備を推進してまいります。また、交通集中渋滞対策等の推進、高機能舗装の採用等による走行快適性の向上、新たなパーキングエリアの整備、分かりやすい情報提供等、お客さまのニーズに応じた道路サービスに取り組んでまいります。
<世界水準の卓越した都市高速道路技術で発展する阪神高速>維持管理の効率化・高度化に向けた技術開発や、建設・更新プロジェクトの円滑な施工、品質向上等に向けた技術開発を推進してまいります。また、防災対策の一層の推進に向けたネットワークレベルでの災害被災リスクの低減に向けた技術開発、ICTやAIを活用した生産性の向上等に向けた技術開発に取り組んでまいります。
<お客さまや社会に満足をお届けする多彩なビジネスを展開する阪神高速>阪神高速グループの技術・ノウハウ等の強みを活かし、周辺の自動車専用道路等の一体的管理受託や海外事業を含む土木・補償コンサルティング事業、高架下空間等を有効活用した駐車場事業、保有資産有効活用事業等、多彩な関連事業を展開してまいります。
<関西の発展に貢献し、地域・社会から愛され信頼される阪神高速>使用エネルギーの削減等により地球温暖化防止や低炭素社会の実現に努めるとともに、若手研究者助成制度の継続実施等、社会貢献活動を推進してまいります。
大阪・関西万博等の国際イベントを契機とした、外国語対応の各種サービスの充実等によるインバウンド対応等、関西のくらしや経済の発展に寄与してまいります。
また、持続的な発展が可能な地域・社会の実現に向けて、阪神高速グループとして、事業を通じてSDGsの達成に積極的に貢献してまいります。
<経営基盤を確立し、グループ社員がやりがいを実感できる阪神高速>財務基盤の強化と確実な債務返済を図るため、引き続きコストの縮減等による経営改善に努めてまいります。また、「働き方をかえて新たな挑戦へ~更なる深化と充実を~」をスローガンに掲げ、社員が業務の生産性や品質の向上を実現し、ワークライフバランスが充実することでやりがいを実感できる職場環境の整備や、プロフェッショナルな人材の育成強化等に取り組んでまいります。