有価証券報告書-第99期(2022/04/01-2023/03/31)
②戦略
気候変動に関するリスク及び機会を認識するために、IEA等が公表している気候シナリオを参照し、2℃以下シナリオを含む複数のパターンで当社を取り巻く環境を想定している。
当社グループは、社会的に責任のあるエネルギー事業者として、再生可能エネルギーの主力電源化をはじめとする電源の脱炭素化、暮らしやモビリティ等の電化推進等を通じ、2050年カーボンニュートラルに挑戦していく。
<参照シナリオ>
(注)1. 国際エネルギー機関。「World Energy Outlook(WEO)」を公表。
2. 気候変動に関する政府間パネル。
<日本のCO2排出量想定>
<気候関連リスク及び機会>太字:特に影響度の大きいリスク及び機会
(注)上記は「北陸電力グループ統合報告書2022」公表(2022年9月)時点の情報を記載している。
気候変動に関するリスク及び機会を認識するために、IEA等が公表している気候シナリオを参照し、2℃以下シナリオを含む複数のパターンで当社を取り巻く環境を想定している。
当社グループは、社会的に責任のあるエネルギー事業者として、再生可能エネルギーの主力電源化をはじめとする電源の脱炭素化、暮らしやモビリティ等の電化推進等を通じ、2050年カーボンニュートラルに挑戦していく。
<参照シナリオ>
| シナリオ | 想定する社会状況 | |
| IEA (注)1 | WEO2021 APS(公約宣誓シナリオ) | ・2050年における日本のCO2排出量はほぼゼロ(注) ・2050年に向け電化率は増加 (注)日本においては1.5℃目標に整合的と考えている。 |
| WEO2021 STEPS(公表政策シナリオ) | ・2050年に向け日本のCO2排出量はゆるやかに減少、電化率はゆるやかに増加 | |
| IPCC (注)2 | 第6次評価報告書 SSP5-8.5シナリオ | ・地球温暖化の進行に伴い、大雨・台風等の頻度と強度が増加 |
(注)1. 国際エネルギー機関。「World Energy Outlook(WEO)」を公表。
2. 気候変動に関する政府間パネル。
<日本のCO2排出量想定>

<気候関連リスク及び機会>太字:特に影響度の大きいリスク及び機会
| IEA シナリオ を参照 | 移行リスク | 政策・法規制 | ・ 2050年カーボンニュートラルに向けた規制強化 (カーボンプライシング等、規制対応コストの増加) |
| 技術 | ・大量の再エネ系統連系及び火力電源の縮小による系統混雑管理の増大及び調整力不足 ・再エネ電源の普及拡大による電力品質低下、系統形成・系統利用ルール見直し | ||
| 市場 | ・再エネ電源の普及拡大を受けた電力市場価格変動に伴う卸電力収入の変動及び既存電源の稼働率低下に伴う収益性悪化 ・化石燃料上流開発投資の減少に伴う燃料価格高騰 | ||
| 評判 | ・気候変動対策に消極的な企業に対するイメージの低下(資金調達環境悪化、株価下落) | ||
| 機会 | 資源の効率性 | ・技術革新による設備の性能向上 | |
| エネルギー源 | ・第6次エネルギー基本計画の策定 (再生可能エネルギーへの投資機会拡大) ・原子力発電や再生可能エネルギーの優位性向上 | ||
| 製品・サービス | ・電化の進展、EV・蓄電池の普及拡大 | ||
| 市場 | ・再エネ電気・関連サービス等、お客さまの脱炭素ニーズの高まり・市場の拡大 ・新市場開設(非化石価値取引市場、容量市場等)による取引機会の拡大 | ||
| IPCC シナリオ を参照 | 物理リスク | 急性 | ・台風等の大規模自然災害激甚化に伴う電力設備トラブル(事前対応・復旧コスト増加) |
| 慢性 | ・降水量変動による出水率変動リスク | ||
| 機会 | 強靭性 (レジリエンス) | ・社会における防災・減災ニーズの高まり |
(注)上記は「北陸電力グループ統合報告書2022」公表(2022年9月)時点の情報を記載している。