有価証券報告書-第199期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
生産、受注及び販売の状況
当社グループにおいては、ガス事業セグメントにおいて当社及び名張近鉄ガス㈱等が営むガス販売が、生産・販売活動の中心となっている。また、当該セグメント以外のセグメントが生産・販売する製品やサービスは広範囲かつ多様であり、受注形態をとらないものも多い。
このため、以下は、ガス事業セグメントにおけるガス販売について記載している。
(1) 生産実績
(ガス)
当連結会計年度における生産実績は次のとおりである。
(2) 受注状況
(ガス)
ガス販売については、その性質上受注生産は行わない。
(3) 販売実績
(ガス)
製造所から導管により直接お客さまに販売しているが、一部については卸供給を行っている。
当連結会計年度における販売実績は次のとおりである。
(注) 1 ( )内数値は前期比(%)である。
2 セグメント間取引を含んでいる。
(4) 生産、受注及び販売等に関する特記事項
① ガス料金(当社)
平成28年4月1日から平成29年3月31日までの適用料金
供給約款料金に対しては、ガス料金改定(平成27年1月1日実施)後の下記の料金表が適用される。また、原料費調整(スライド)制度により、調整の必要がある場合は、下記の基準単位料金に代えて調整単位料金が適用される。なお、供給約款料金以外の料金として選択約款料金及び個別の交渉に基づく大口需要家向けの料金がある。
(a) 料金表(供給約款料金)
ガス料金は基本料金及び従量料金の合計とし、各月の使用量に応じてA・B・C・D・E・F・G・Hのいずれかの料金表が適用される。
(注) 1 基本料金は、ガスメーター1個についての料金であり、従量料金は、使用量に基準単位料金又は調整単位料金を乗じて算定する。
2 延滞利息制度
ガス料金の支払いが支払期限日(検針日の翌日から30日目)を経過した場合に、その経過日数に応じて1日当たり0.0274%(年率約10%)の率で算定した延滞利息が発生する。
(b) 原料費調整(スライド)制度
原料費調整(スライド)制度とは、LNGやLPG等の原料価格の変動に応じて、ガス料金の基準単位料金を調整するしくみである。
平成28年4月から平成29年3月は、上記(a)料金表の基準単位料金に対し、次のとおりの調整を行った調整単位料金が適用された。
② 原料(当社)
最近2事業年度における原料の受入量、払出量及び在庫量の推移は次のとおりである。
このため、以下は、ガス事業セグメントにおけるガス販売について記載している。
(1) 生産実績
(ガス)
当連結会計年度における生産実績は次のとおりである。
製品 | 生産量(千m3) | 前期比(%) |
ガス | 8,895,511 | +8.9 |
(2) 受注状況
(ガス)
ガス販売については、その性質上受注生産は行わない。
(3) 販売実績
(ガス)
製造所から導管により直接お客さまに販売しているが、一部については卸供給を行っている。
当連結会計年度における販売実績は次のとおりである。
項目 | 数量(千m3) | 金額(百万円) | ||||
家庭用 | 2,111,229 | (+0.9) | 297,240 | (△12.8) | ||
ガス販売量 | 業務用その他 | 6,583,149 | (+10.5) | 320,424 | (△23.5) | |
計 | 8,694,378 | (+8.0) | 617,664 | (△18.7) | ||
ガス取付メーター数 | 7,338千戸 | (+0.8) | ||||
1戸当たり月平均使用量 | 109.5 | m3 | (+7.4) |
(注) 1 ( )内数値は前期比(%)である。
2 セグメント間取引を含んでいる。
(4) 生産、受注及び販売等に関する特記事項
① ガス料金(当社)
平成28年4月1日から平成29年3月31日までの適用料金
供給約款料金に対しては、ガス料金改定(平成27年1月1日実施)後の下記の料金表が適用される。また、原料費調整(スライド)制度により、調整の必要がある場合は、下記の基準単位料金に代えて調整単位料金が適用される。なお、供給約款料金以外の料金として選択約款料金及び個別の交渉に基づく大口需要家向けの料金がある。
(a) 料金表(供給約款料金)
ガス料金は基本料金及び従量料金の合計とし、各月の使用量に応じてA・B・C・D・E・F・G・Hのいずれかの料金表が適用される。
月間使用量区分 | 料金表A | 料金表B | 料金表C | 料金表D | 料金表E | 料金表F | 料金表G | 料金表H | |
(月間使用量20m3まで) | (月間使用量20m3超50m3まで) | (月間使用量50m3超100m3まで) | (月間使用量100m3超200m3まで) | (月間使用量200m3超350m3まで) | (月間使用量350m3超500m3まで) | (月間使用量500m3超1,000m3まで) | (月間使用量1,000m3超) | ||
基本料金 (1ヶ月当たり)(円) | 税 込 | 745.20 | 1,337.40 | 1,595.90 | 2,021.90 | 3,423.90 | 3,738.90 | 6,818.90 | 7,138.90 |
基準単位料金 (1m3当たり)(円) | 税 込 | 191.14 | 161.53 | 156.36 | 152.10 | 145.09 | 144.19 | 138.03 | 137.71 |
(注) 1 基本料金は、ガスメーター1個についての料金であり、従量料金は、使用量に基準単位料金又は調整単位料金を乗じて算定する。
2 延滞利息制度
ガス料金の支払いが支払期限日(検針日の翌日から30日目)を経過した場合に、その経過日数に応じて1日当たり0.0274%(年率約10%)の率で算定した延滞利息が発生する。
(b) 原料費調整(スライド)制度
原料費調整(スライド)制度とは、LNGやLPG等の原料価格の変動に応じて、ガス料金の基準単位料金を調整するしくみである。
平成28年4月から平成29年3月は、上記(a)料金表の基準単位料金に対し、次のとおりの調整を行った調整単位料金が適用された。
検針月 | 1m3当たり調整額 (円/m3)<税込> |
平成28年4月 | △28.00 |
〃 5月 | △30.45 |
〃 6月 | △34.03 |
〃 7月 | △37.18 |
〃 8月 | △41.03 |
〃 9月 | △44.27 |
〃 10月 | △44.88 |
〃 11月 | △44.36 |
〃 12月 | △43.22 |
平成29年1月 | △42.08 |
〃 2月 | △40.51 |
〃 3月 | △38.76 |
② 原料(当社)
最近2事業年度における原料の受入量、払出量及び在庫量の推移は次のとおりである。
原料名 | 平成27年度 (平成27年4月から平成28年3月) | 平成28年度 (平成28年4月から平成29年3月) | ||||
受入量 | 払出量 | 期末在庫量 | 受入量 | 払出量 | 期末在庫量 | |
LNG(千t) | 6,761 | 6,742 | 562 | 7,053 | 7,381 | 234 |