道路事業では、公共投資が底堅く推移しましたが、慢性的な人手不足や労務費・資機材価格の上昇が継続する等、依然として予断を許さない状況が続きました。このような状況の中、スバル興業㈱と同社の連結子会社は、積極的な営業活動に努めましたが、発注や完工時期が翌四半期以降へずれ込む工事が一部ありました。その結果、道路事業の営業収入は7,768百万円(前年同四半期比3.5%減)、営業利益は1,632百万円(同16.0%減)となりました。なお、営業収入の主な内訳は、道路の維持管理・清掃等7,140百万円(前年同四半期比4.3%減)であり、またその他の収益209百万円(同7.0%増)が含まれております。
不動産保守・管理事業では、東宝ビル管理㈱及び東宝ファシリティーズ㈱において、人手不足や人件費・原材料費の増加が継続する一方、延期になっていた工事の実施等がありました。その結果、営業収入は2,498百万円(前年同四半期比0.3%増)、営業利益は225百万円(同1.1%増)となりました。
以上の結果、不動産事業全体では、営業収入は17,535百万円(前年同四半期比0.3%増)、営業利益は5,160百万円(同0.6%減)となりました。
2023/07/13 16:00