有価証券報告書-第101期(平成26年2月1日-平成27年1月31日)

【提出】
2015/04/28 13:24
【資料】
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【項目】
117項目
当社グループの主力事業であります道路事業につきましては、社会資本整備のため公共事業への投資は堅調に推移するものと予測され、当事業においては好影響が期待されます。しかしながら、同業他社との競合や資材価格のさらなる上昇、建設技能者不足の慢性化などが、受注と収益に大きな影響を及ぼす懸念があります。このような状況下、当部門は、道路維持補修業務の確保に向けて、安全管理の徹底を基本とし、引き続き積極的な営業活動を行い、技術力の向上および研究に努めます。また、橋梁・トンネルなど老朽化した交通インフラの点検業務、修繕工事の増加に対応するため、技術者の増強や育成など、施工体制の強化を行います。環境関連事業においては、濁水処理関連業務の受注増を図り、太陽光発電施設の建設・稼動を実行します。
レジャー事業における映画興行につきましては、有楽町スバル座の単館ならではの独自性のある作品選定と情報発信の充実を図り、集客力の強化に努めます。また、設備の改善を行いオペレーションの効率化など、コストの削減に努めます。
飲食事業につきましては、「食の安全・安心」を最優先とし、食材の仕入れから提供までの品質管理、衛生管理を徹底し、立地と客層を考慮した店舗運営とさらなる接客サービスの向上に努めます。また、新規店舗展開を視野に入れた情報収集も継続いたします。
飲食物品の販売につきましては、取引先のニーズに合った商品の企画と提案、プライベートブランド商品の拡販など、積極的な営業活動を展開して収益の確保に努めます。
マリーナ事業につきましては、新規顧客を獲得するため、ヨットレースなどマリンイベントの開催や効果的なPR活動を展開し、マリンレジャー人口の拡大を図るため、一般利用客向けのさまざまな海洋レジャーイベントの企画を提供いたします。また、船舶上下架用クレーンの更新やクラブハウスの改装など施設の補修・改修を進め、快適で魅力あるマリーナづくりに努めます。
不動産事業につきましては、賃貸ビルなどの所有不動産の計画的な補修・改装工事を進め、テナントに対して安心かつ快適な環境を提供いたします。その他、将来の安定的な収益確保を図るため、新規物件の開発に努めます。