有価証券報告書-第66期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/26 10:32
【資料】
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【項目】
50項目

事業等のリスク

有価証券報告書に記載した事業状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
(1)会社がとっている特異な経営方針
当社の株主は、会社が利益を多く計上して配当を得ることを目的としているのではなく、株主になってゴルフ施設を利用してゴルフプレーを楽しむことを目的としております。そのため、会社は過去において配当をしたことはなく、利益は内部留保し、施設の充実に使用しております。
(2)財政状態及び経営成績の異常な変動
東日本大震災による原子力事故の風評被害などにより減少していた、ゴルフ場へのプレーヤーの来場者数は回復傾向を示していたが、台風、降雪など異常気象の影響によりキャンセル数が増加するなど来場者数が前年対比で大幅に減少したことにより、第66期は損失計上となりました。これからは、この厳しい状況を乗り切るためにも経営の合理化をはかり、収支が均衡するように努め経営の改善をはかっていくことが重要になっております。
(3)キャッシュ・フローの状況の異常な変動
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ18,028千円増加し、当事業年度末422,860千円となりました。この要因は、税引前当期純損失4,832千円計上となったが、前事業年度に比べ流動負債が増加したこと及び有形固定資産の取得支出が減少していることにより、資金が増加したことによるものです。