有価証券報告書-第58期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(業績等の概要)
(1) 業績
当期におけるわが国経済は、米国新政権の政策動向やアジアでの地政学リスクの拡大など懸念材料を抱えた一方で、個人消費の持ち直し、企業収益や雇用環境の改善が見られ、緩やかな回復基調が見られました。
ゴルフ業界では、2020年の東京オリンピックに向けて、より一層の活性化が期待されております。ゴルフ場入場者数はここ数年横ばい状態が続いておりますが、団塊の世代が高齢化によりゴルフから遠ざかる、いわゆる2025年問題が大きな課題となります。加えて、サービス業を中心とした深刻な人手不足の影響も懸念されます。
このような経済環境のなか、当社は第三次5ヶ年計画の4年目を迎え、特別事業では、自然を生かした戦略性の高いコースを目指し、東5番ティグラウンド整備および花木の充実などを実施し、また、顧客満足度の高い施設・設備の整備では、東コース5番売店の整備更新および進入路整備(電柱の地中化)を実施致しました。平成28年1月からの名義変更料と特別預託金を入会促進キャンペーン(平成24年~平成27年)と同額に引き下げたことによる好循環は、本年度も継続し、会員権需要バランスは安定しています。さらに、名義書換件数は計画を上回る水準を維持しており、会員の活性化に繋がっています。
今期もコースコンディションの改善・整備に注力し、顧客サービスの充実に鋭意取り組むとともに、貸切コンペの誘致、各種優待券の発行などの諸施策を実施し、活発な集客活動を講じました。
このような状況下、来場者数は53,198名と前期より254名増加し、売上高も801,743千円となり、前期より8,333千円増加しました。営業費用および一般管理費はキャディ確保のための人件費増もあり、887,874千円と前期比14,350千円増加しました。これにより、営業損失は86,131千円となり損失が前期比6,016千円増加しました。一方、営業外収益は受取利息が減少したものの、名義変更料が112,500千円と前期比11,250千円増加した結果、120,671千円と前期比10,942千円の増益となりました。この結果、経常利益は34,540千円と前期比4,925千円増益となりました。
当期において引き続き長期預り金処理を特別利益に計上した一方、資産内容の健全化を図るため、枯れ松伐採などによる固定資産除却損8,597千円を特別損失に計上しました。以上の結果、当期純利益は20,329千円(前期は2,081千円の純損失)となりました。
なお、期末において現預金1,845,662千円、有価証券(公社債)489,983千円の金融資産を有しており、また借入金はゼロで、引き続き健全な財務内容を堅持しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
① 当事業年度のキャッシュ・フローの状況
当事業年度において、現金及び現金同等物は179,224千円増加し、期末残高は386,656千円(対前年同期比86.4%増)となりました。
② 各活動別のキャッシュ・フロー
イ 営業活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比べ27,829千円増加し173,370千円となりました。その主な内訳としては、固定資産除却損11,258千円、減価償却費が108,322千円となっています。
ロ 投資活動によるキャッシュ・フローは、35,544千円となりました。その主な内訳としては、有形固定資産の取得による支出が107,355千円となっています。
ハ 財務活動によるキャッシュ・フローは、29,690千円の支出超過となりました。その内訳としては、会員預り金の受入が46,750千円だったのに対し、返金が76,440千円となったためであります。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 営業方法
当社のゴルフ場は当社の株主である株主正会員及び所定の手続きを経て入会した平日会員(日曜・祭日プレー不可)よりなる東松山カントリークラブ会員のゴルフプレーを目的として経営を行っております。この他、ビジターのプレーも受け入れております。
なお、ゴルフプレーに関する事項についてはクラブ役員及び委員会がその衝に当たり、実際の運営及び経営上の収支は当社が行います。
イ 会員
ロ 年会費
72,000円(株主正会員)
44,000円(平日会員)
毎年12月に翌年分を前納する。なお、消費税等を含んでおりません。
ハ 料金表
(注) 料金表の金額はゴルフ利用税、消費税等を含んでおります。
ハイシーズンの期間は4月1日~6月30日、10月1日~12月30日
オフシーズンの期間は7月1日~9月30日、1月2日~3月31日
ニ 名義変更料及び特別預託金
(注) 名義変更料の金額は消費税等を含んでおりません。
※同一法人内の名義変更時の特別預託金について
入会時に特別預託金を納付していない場合は、上記特別預託金を名義変更時に納付する。
既に特別預託金を納付している場合は、その特別預託金を継続するものとする。
ホ その他
キャディバッグ保管料 年間6,000円
小荷物ロッカー料 年間4,000円
毎年12月に翌年分を前納する。なお、消費税等を含んでおりません。
(2) 収容能力
(注) 収容能力のうち、プレーヤーの数はスタート方法の変更により増減します。
(3) 営業実績
イ 来場者の月別・年度別推移
ロ 営業収入の推移
(注) 1 上記の金額は、ゴルフ場利用税を含まない実績収入によるものであります。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
Ⅰ 収益力指標
(1) 売上高
売上高動向をみますと、当期においては営業に甚大な影響を及ぼす大型台風、豪雪は無く、来場者数は期初より順調に推移し、53,198名と前期比254名(0.4%)増となり、売上高も801,743千円と前期比8,333千円(1.0%)増収となりました。
(2) 営業利益
営業費用及び一般管理費の動向をみますと、当期においてはキャディ確保のための人件費増もあり、営業費用は876,750千円となり、前期比14,228千円(1.6%)費用増加となりました。この結果、営業損失は86,131千円となり、前期比6,016千円損失が増加いたしました。
(3) 経常利益
経常利益の動向をみますと、経常損益段階で主たる収益源泉である名義変更料収入は112,500千円と前期比11,250千円増加し、売上高増もあり、経常利益は34,540千円を計上し、前期比4,925千円の増益となりました。
(4) 当期純利益
当期純利益をみますと、当期においては枯れ松伐採などによるコース勘定の除却もありましたが8,597千円の特別損失の計上に留まり、20,329千円の純利益となりました。前期比22,410千円、利益が改善いたしました。
Ⅱ 財務安定力指標
株主資本は、株主資本の価値増殖分に相当する「繰越利益剰余金370,461千円」に、会員株主からの払込金額「資本金95,000千円」、「資本準備金1,953,544千円」、「その他資本剰余金3,487,675千円」を加え、資本の払戻しとしての性格を有する「自己株式317,784千円」を控除し、合計額5,588,897千円であります。
財務安定力という観点からすると、短期支払能力・財務流動性が高いことが望ましいとともに、ゴルフ場経営は、莫大な固定設備を必要とする業種でありますので、自己資本が高いことが望まれます。自己資本比率をみますと、72.4%を確保しております。
また、ゴルフコース等の有形固定資産は、株主会員が退会を求め、それを承認するまで返却する必要のない特別預託金や株主資本で調達され、資本・預託金合計と有形固定資産合計とを比較しますと、資本・預託金合計が有形固定資産合計を上回っておりますので、財務的には安定しております。
Ⅲ 短期支払能力指標
短期支払能力指標としては、キャッシュ・フローの状況でみることができます。
営業活動によるキャッシュ・フローは173,370千円となっており、短期支払能力は高いという状況にあります。その主たる内容は、減価償却費108,322千円や固定資産除却損11,258千円などの費用ではあるが支出を伴わないものであります。
(1) 業績
当期におけるわが国経済は、米国新政権の政策動向やアジアでの地政学リスクの拡大など懸念材料を抱えた一方で、個人消費の持ち直し、企業収益や雇用環境の改善が見られ、緩やかな回復基調が見られました。
ゴルフ業界では、2020年の東京オリンピックに向けて、より一層の活性化が期待されております。ゴルフ場入場者数はここ数年横ばい状態が続いておりますが、団塊の世代が高齢化によりゴルフから遠ざかる、いわゆる2025年問題が大きな課題となります。加えて、サービス業を中心とした深刻な人手不足の影響も懸念されます。
このような経済環境のなか、当社は第三次5ヶ年計画の4年目を迎え、特別事業では、自然を生かした戦略性の高いコースを目指し、東5番ティグラウンド整備および花木の充実などを実施し、また、顧客満足度の高い施設・設備の整備では、東コース5番売店の整備更新および進入路整備(電柱の地中化)を実施致しました。平成28年1月からの名義変更料と特別預託金を入会促進キャンペーン(平成24年~平成27年)と同額に引き下げたことによる好循環は、本年度も継続し、会員権需要バランスは安定しています。さらに、名義書換件数は計画を上回る水準を維持しており、会員の活性化に繋がっています。
今期もコースコンディションの改善・整備に注力し、顧客サービスの充実に鋭意取り組むとともに、貸切コンペの誘致、各種優待券の発行などの諸施策を実施し、活発な集客活動を講じました。
このような状況下、来場者数は53,198名と前期より254名増加し、売上高も801,743千円となり、前期より8,333千円増加しました。営業費用および一般管理費はキャディ確保のための人件費増もあり、887,874千円と前期比14,350千円増加しました。これにより、営業損失は86,131千円となり損失が前期比6,016千円増加しました。一方、営業外収益は受取利息が減少したものの、名義変更料が112,500千円と前期比11,250千円増加した結果、120,671千円と前期比10,942千円の増益となりました。この結果、経常利益は34,540千円と前期比4,925千円増益となりました。
当期において引き続き長期預り金処理を特別利益に計上した一方、資産内容の健全化を図るため、枯れ松伐採などによる固定資産除却損8,597千円を特別損失に計上しました。以上の結果、当期純利益は20,329千円(前期は2,081千円の純損失)となりました。
なお、期末において現預金1,845,662千円、有価証券(公社債)489,983千円の金融資産を有しており、また借入金はゼロで、引き続き健全な財務内容を堅持しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
① 当事業年度のキャッシュ・フローの状況
当事業年度において、現金及び現金同等物は179,224千円増加し、期末残高は386,656千円(対前年同期比86.4%増)となりました。
② 各活動別のキャッシュ・フロー
イ 営業活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比べ27,829千円増加し173,370千円となりました。その主な内訳としては、固定資産除却損11,258千円、減価償却費が108,322千円となっています。
ロ 投資活動によるキャッシュ・フローは、35,544千円となりました。その主な内訳としては、有形固定資産の取得による支出が107,355千円となっています。
ハ 財務活動によるキャッシュ・フローは、29,690千円の支出超過となりました。その内訳としては、会員預り金の受入が46,750千円だったのに対し、返金が76,440千円となったためであります。
(生産、受注及び販売の状況)
(1) 営業方法
当社のゴルフ場は当社の株主である株主正会員及び所定の手続きを経て入会した平日会員(日曜・祭日プレー不可)よりなる東松山カントリークラブ会員のゴルフプレーを目的として経営を行っております。この他、ビジターのプレーも受け入れております。
なお、ゴルフプレーに関する事項についてはクラブ役員及び委員会がその衝に当たり、実際の運営及び経営上の収支は当社が行います。
イ 会員
| 株主正会員 | 当社の株主の地位を兼ねる個人と法人(記名式) |
| 平日会員 | 当社に預託金を支払い、かつ、入会を許された個人及び法人(記名式) 平日会員は日曜、祭日及び理事会が指定する日を除く日に限り開場時間内に、施設を利用することができる。 |
ロ 年会費
72,000円(株主正会員)
44,000円(平日会員)
毎年12月に翌年分を前納する。なお、消費税等を含んでおりません。
ハ 料金表
| 区分 | 項目 | ハイシーズン料金(円) | オフシーズン料金(円) |
| ゴルフプレーフィ | メンバー | 9,250 | 9,250 |
| ゲスト (平日) | 19,360 | 17,200 | |
| ゲスト (土、日、祝) | 28,000 | 24,760 | |
| ジュニア (全日) | 9,290 | 9,290 | |
| カート料金 | 4人乗り乗用カート 2人乗り乗用カート | 1,080 1,620 | 1,080 1,620 |
| 練習場使用料金 | 貸ボール(1コイン30球) | 270 | 270 |
(注) 料金表の金額はゴルフ利用税、消費税等を含んでおります。
ハイシーズンの期間は4月1日~6月30日、10月1日~12月30日
オフシーズンの期間は7月1日~9月30日、1月2日~3月31日
ニ 名義変更料及び特別預託金
| 内訳 | 名義変更料 | (単位:円) | 特別預託金 | (単位:円) | |
| 個人正会員 | 新規入会 | 1,000,000 | 500,000 | ||
| 相 続 | 500,000 | 250,000 | |||
| 法人正会員 | 新規入会 | 1,000,000 | 500,000 | ||
| 同一法人内 | 1,000,000 | * 500,000 | |||
| 個人平日会員 | 新規入会 | 500,000 | 250,000 | ||
| 相 続 | 250,000 | 150,000 | |||
| 法人平日会員 | 新規入会 | 500,000 | 250,000 | ||
| 同一法人内 | 500,000 | * 250,000 | |||
(注) 名義変更料の金額は消費税等を含んでおりません。
※同一法人内の名義変更時の特別預託金について
入会時に特別預託金を納付していない場合は、上記特別預託金を名義変更時に納付する。
既に特別預託金を納付している場合は、その特別預託金を継続するものとする。
ホ その他
キャディバッグ保管料 年間6,000円
小荷物ロッカー料 年間4,000円
毎年12月に翌年分を前納する。なお、消費税等を含んでおりません。
(2) 収容能力
| スタート時間 | 8時~10時34分までの2時間34分、7分間隔 東、中、西スタート |
| (収容能力) | |
| プレーヤー | 1日 288人 |
| 食堂 | 200人 |
| 駐車場 | 250台 |
| 練習場 | 14打席 160ヤード |
(注) 収容能力のうち、プレーヤーの数はスタート方法の変更により増減します。
(3) 営業実績
イ 来場者の月別・年度別推移
| 前事業年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) 稼働日数 324日 積雪などによるクローズ 4日 | 当事業年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) 稼働日数 317日 積雪などによるクローズ 8日 | ||||||||||
| 月別 | 営業 日数 (日) | メンバー (人) | ビジター (人) | 計 (人) | 1日 平均 (人) | 月別 | 営業 日数 (日) | メンバー (人) | ビジター (人) | 計 (人) | 1日 平均 (人) |
| 28.4 | 26 | 2,334 | 1,961 | 4,295 | 165 | 29.4 | 26 | 2,442 | 2,365 | 4,807 | 184 |
| 05 | 28 | 2,739 | 2,412 | 5,151 | 183 | 05 | 28 | 2,510 | 2,621 | 5,131 | 183 |
| 06 | 27 | 2,378 | 2,243 | 4,621 | 171 | 06 | 27 | 2,337 | 2,101 | 4,438 | 164 |
| 07 | 28 | 2,377 | 2,175 | 4,552 | 162 | 07 | 27 | 2,249 | 2,411 | 4,660 | 172 |
| 08 | 27 | 1,775 | 1,718 | 3,493 | 129 | 08 | 30 | 1,966 | 1,862 | 3,828 | 127 |
| 09 | 28 | 2,260 | 2,467 | 4,727 | 168 | 09 | 28 | 2,291 | 2,550 | 4,841 | 172 |
| 10 | 29 | 2,483 | 2,868 | 5,351 | 184 | 10 | 26 | 1,811 | 2,459 | 4,270 | 164 |
| 11 | 25 | 2,160 | 2,545 | 4,705 | 188 | 11 | 27 | 2,560 | 2,865 | 5,425 | 200 |
| 12 | 27 | 2,500 | 2,390 | 4,890 | 181 | 12 | 27 | 2,506 | 2,292 | 4,798 | 177 |
| 29.01 | 27 | 2,172 | 1,340 | 3,512 | 130 | 30.01 | 22 | 2,009 | 1,153 | 3,162 | 143 |
| 02 | 24 | 1,815 | 968 | 2,783 | 115 | 02 | 21 | 1,733 | 1,017 | 2,750 | 130 |
| 03 | 28 | 2,446 | 2,418 | 4,864 | 173 | 03 | 28 | 2,474 | 2,614 | 5,088 | 181 |
| 計 | 324 | 27,439 | 25,505 | 52,944 | 163 | 計 | 317 | 26,888 | 26,310 | 53,198 | 167 |
| 一日平均 | 84 | 78 | 163 | ― | 一日平均 | 84 | 82 | 167 | ― | ||
ロ 営業収入の推移
| 内訳 | 前事業年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) (千円) | 当事業年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) (千円) | |
| プレー収入 | グリーンフィ キャディフィ ロッカーフィ他 | 194,739 182,194 226,881 | 203,047 178,861 230,125 |
| 小計 | 603,815 | 612,034 | |
| 食堂・売店売上収入 | 売店売上 | 14,576 | 16,012 |
| 食堂・コース売店 委託収入 | 25,425 | 25,113 | |
| 小計 | 40,001 | 41,126 | |
| 年会費・その他収入 | バッグ保管料等 年会費等 | 4,813 144,779 | 4,974 143,608 |
| 小計 | 149,592 | 148,582 | |
| 合計 | 793,409 | 801,743 | |
(注) 1 上記の金額は、ゴルフ場利用税を含まない実績収入によるものであります。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
Ⅰ 収益力指標
(1) 売上高
売上高動向をみますと、当期においては営業に甚大な影響を及ぼす大型台風、豪雪は無く、来場者数は期初より順調に推移し、53,198名と前期比254名(0.4%)増となり、売上高も801,743千円と前期比8,333千円(1.0%)増収となりました。
(2) 営業利益
営業費用及び一般管理費の動向をみますと、当期においてはキャディ確保のための人件費増もあり、営業費用は876,750千円となり、前期比14,228千円(1.6%)費用増加となりました。この結果、営業損失は86,131千円となり、前期比6,016千円損失が増加いたしました。
(3) 経常利益
経常利益の動向をみますと、経常損益段階で主たる収益源泉である名義変更料収入は112,500千円と前期比11,250千円増加し、売上高増もあり、経常利益は34,540千円を計上し、前期比4,925千円の増益となりました。
(4) 当期純利益
当期純利益をみますと、当期においては枯れ松伐採などによるコース勘定の除却もありましたが8,597千円の特別損失の計上に留まり、20,329千円の純利益となりました。前期比22,410千円、利益が改善いたしました。
Ⅱ 財務安定力指標
株主資本は、株主資本の価値増殖分に相当する「繰越利益剰余金370,461千円」に、会員株主からの払込金額「資本金95,000千円」、「資本準備金1,953,544千円」、「その他資本剰余金3,487,675千円」を加え、資本の払戻しとしての性格を有する「自己株式317,784千円」を控除し、合計額5,588,897千円であります。
財務安定力という観点からすると、短期支払能力・財務流動性が高いことが望ましいとともに、ゴルフ場経営は、莫大な固定設備を必要とする業種でありますので、自己資本が高いことが望まれます。自己資本比率をみますと、72.4%を確保しております。
また、ゴルフコース等の有形固定資産は、株主会員が退会を求め、それを承認するまで返却する必要のない特別預託金や株主資本で調達され、資本・預託金合計と有形固定資産合計とを比較しますと、資本・預託金合計が有形固定資産合計を上回っておりますので、財務的には安定しております。
Ⅲ 短期支払能力指標
短期支払能力指標としては、キャッシュ・フローの状況でみることができます。
営業活動によるキャッシュ・フローは173,370千円となっており、短期支払能力は高いという状況にあります。その主たる内容は、減価償却費108,322千円や固定資産除却損11,258千円などの費用ではあるが支出を伴わないものであります。