訂正有価証券報告書-第36期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/07/21 9:30
【資料】
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【項目】
116項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社グループは、この連結財務諸表の作成にあたって、有価証券の減損、減価償却資産の耐用年数の設定、税効果会計等に関して、過去の実績や当該取引の状況に応じて、合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債や収益・費用の金額に反映して連結財務諸表を作成しておりますが、実際の結果は見積りによる不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
(2) 財政状態の分析
① 資産
当連結会計年度末における総資産は16,385百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,476百万円増加しました。これは主に、新店の開業によるものであります。具体的には、新規出店に伴い建物及び構築物(純額)が2,408百万円増加し、工具、器具及び備品(純額)が148百万円増加したことによるものであります。
② 負債
負債合計は10,365百万円となり、前連結会計年度末に比べ669百万円の増加となりました。これは主に、新規出店に関する建築代金を金融機関から借入したこと並びに利益が増加したことによる税金負担が増加したことによるものであります。具体的には、短期借入金の増加200百万円、長期借入金の増加612百万円、未払法人税等の増加88百万円、によるものであります。
③ 純資産
純資産合計は6,020百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,807百万円の増加となりました。これは主に、少数株主持分の増加1,245百万円、資本金の増加289百万円、資本剰余金の増加224百万円、によるものであります。また、自己資本比率につきましては、28.8%となりました。
(3)経営成績の分析
① 売上高
当連結会計年度における売上高の概況は「1 業績等の概要(1)業績」をご参照ください。
② 売上原価、販売費及び一般管理費
当連結会計年度の売上原価は10,880百万円で前連結会計年度に比べ1,610百万円の増加となり、販売費及び一般管理費は983百万円で前連結会計年度末に比べ151百万円の増加となりました。
③ 営業利益
上記の結果、当連結会計年度の営業利益が186百万円となりました。
④ 営業外損益
当連結会計年度の営業外収益は132百万円で前連結会計年度に比べ70百万円の減少となり、営業外費用は115百万円で前連結会計年度に比べ2百万円の増加となりました。
営業外収益は主に協賛金収入49百万円及び受取家賃18百万円によるものであります。営業外費用は主に支払利息100百万円によるものであります。
⑤ 特別損益
当連結会計年度の特別利益は152百万円で前連結会計年度に比べ70百万円の増加となり、特別損失は1百万円で前連結会計年度に比べ593百万円の減少となりました。
特別利益は主に子会社株式売却益147百万円によるものであります。特別損失は主に固定資産除却損1百万円によるものであります。
⑥ 法人税等
当連結会計年度の法人税等は、207百万円となりました。
(4)資金の源泉及び流動性
① キャッシュ・フロー分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況については、「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
② 資金需要
当社グループの資金需要は、主に日本における新規出店の設備資金であります。
③ 財務政策
当社グループの出店資金につきまして、自己資金または金融機関からの借入にて資金調達をしております。金融機関からの資金調達につきましては、安定的かつ低利を前提としながら、将来の金融情勢の変化等も勘案してバランスのとれた調達を実施しております。