訂正有価証券報告書-第36期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/07/21 9:30
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【項目】
116項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、銀行等金融機関からの借入により資金を調達しております。
また、投資有価証券は主として株式であり、上場株式については四半期ごとに時価の把握を行っています。
借入金の使途は運転資金(短期・長期)及び設備投資資金(長期)であり、一部の長期借入金の金利変動リスクに対して金利スワップ取引を実施して支払利息の固定化を実施しております。なお、デリバティブは、金利変動リスクに晒されている負債に係るリスクを回避する目的において利用しており、投機目的のためのデリバティブ取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である売掛金は、顧客(フランチャイズ契約先)の信用リスクに晒されております。また、差入敷金保証金は、主に土地、建物等の賃借契約における保証金であり、賃借先の信用リスクに晒されております。投資有価証券である株式は、市場価格及び実質価額の変動リスクに晒されております。
営業債務であります買掛金は、1年以内の支払期日であります。借入金、社債及びファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は決算日後、最長で5年6か月後であります。このうち一部は、変動金利であるため、金利の変動リスクに晒されておりますが、デリバティブ取引(金利スワップ取引)を利用してヘッジしております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当社は、売掛金については取引先ごとに期日管理及び残高管理を行う体制としております。また、モニタリングを行い財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。差入敷金保証金については、モニタリングを行い財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
デリバティブの利用にあたっては、信用度の高い金融機関に限定しているため信用リスクは僅少であります。
当期の連結決算日現在における最大信用リスク額は、信用リスクに晒される金融資産の貸借対照表価額により表されております。
② 市場リスク(金利等の変動リスク)の管理
当社は、借入金に係る支払金利の変動リスクに対応するため、金利スワップ取引を利用しております。また、金利変動のリスクをおさえるため、長期契約による金利の固定化を進めております。
投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況を把握し、また、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
定期的に手許流動性について取締役会へ報告され、早期把握やリスク軽減にむけた管理をしております。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません。((注)2を参照下さい。)
前連結会計年度(平成26年3月31日)
連結貸借対照表計上額時 価差 額
(1) 現金及び預金3,868,0943,868,094
(2) 売掛金108,104108,104
(3) 投資有価証券8,9508,950
(4) 敷金及び保証金792,844671,385△121,458
資産計4,777,9924,656,533△121,458
(1) 買掛金307,243307,243
(2) 1年内償還予定の社債115,800115,644△155
(3) 1年内返済予定の長期借入金2,020,8282,028,6147,786
(4) 社債342,900337,794△5,105
(5) 長期借入金4,091,2484,165,58174,333
負債計6,878,0196,954,87776,858

当連結会計年度(平成27年3月31日)
連結貸借対照表計上額時 価差 額
(1) 現金及び預金3,932,8343,932,834
(2) 売掛金132,953132,953
(3) 投資有価証券8,7408,740
(4) 敷金及び保証金871,260737,080△134,180
資産計4,945,7894,811,609△134,180
(1) 買掛金365,791365,791
(2) 短期借入金200,000200,000
(3) 1年内償還予定の社債115,400115,245△154
(4) 1年内返済予定の長期借入金2,034,3282,040,1185,790
(5) 社債227,500224,297△3,202
(6) 長期借入金4,690,6904,761,07470,384
負債計7,633,7097,706,52772,818

(注) 金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、及び(2) 売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。
(4) 敷金及び保証金
主に建物の賃借時に差入れている敷金・保証金であり、償還予定時期を見積り、一般に公表されている長期プライムレートで割り引いた現在価値を算定しております。
負 債
(1) 買掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 1年内償還予定の社債、及び(5) 社債
社債の時価は、市場価格がないため元利金の合計額を当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(4) 1年内返済予定の長期借入金、及び(6) 長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。変動金利による長期借入金は金利スワップの特例処理の対象とされており、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を同様の借入を行った場合に適用される合理的に見積られる利率で割り引いて算定する方法によっております。
2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
区分平成26年3月31日平成27年3月31日
非上場株式20,00020,000

上記については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(4)投資有価証券」には含めておりません。
3 金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成26年3月31日)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
現金及び預金3,868,094
売掛金108,104
敷金及び保証金20,00020,000186,849565,994
合計3,996,19820,000186,849565,994

当連結会計年度(平成27年3月31日)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
現金及び預金3,932,834
売掛金132,953
敷金及び保証金40,000245,845585,415
合計4,065,78840,000245,845585,415


4 社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成26年3月31日)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
短期借入金
社債115,800115,40049,00049,00049,00080,500
長期借入金2,020,8281,639,808959,840563,560361,260566,780
合計2,136,6281,755,2081,008,840612,560410,260647,280

当連結会計年度(平成27年3月31日)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
短期借入金200,000
社債115,40049,00049,00049,00049,00031,500
長期借入金2,012,6661,381,436985,156782,856583,626979,273
合計2,328,0661,430,4361,034,156831,856632,6261,010,773