有価証券報告書-第18期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/27 11:34
【資料】
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【項目】
56項目

対処すべき課題

当社では以下の内容を経営課題と位置づけ、積極的に取り組んで参ります。
(1)会員サービスの向上
① 安定的な収益を支える会員の方に、訪れるたびに満足感を得ていただくべく、1人1人の趣向を把握し、きめ細かな会員サービスを提供して参ります。
② 各種クラブ競技に工夫をこらし会員の皆さまが楽しめるような演出に取り組み、会員同士のコミュニティーの機会を増やすことでクラブライフの充実に取り組んで参ります。
③ メンバーのステータス性を追求すべく、メンバーのみ受けられるバレーパーキングの取り組みを始めエキストラホール(19th,55yard:Par3)の限定利用、プラクティスエリア(ドライビングレンジに新たにターゲットグリーンを新設)を活用した新サービスの提供等々、差別化を意識した各種付帯サービスの充実に取り組んで参ります。
(2)ブランディングへの取組み
ゲートを超えて出るまで別世界を演出する!という事を「ブランドビジョン」と掲げ、以下の事項に取り組んで参ります。
① 人的サービスの向上
“ホテルサービスに求められる情緒的なサービスでのおもてなし”をゴルフ場のサービスに取り入れ、個々個人のスキルUPを高め、チームで連携した“おもてなし”ができるように人材育成を更に強化して実現して参ります。
② 物的サービスへの取組み
ゴルフ場の商品であるコースクオリティー水準を、トーナメントレギュレーションに準拠させ、早くそして滑らかな球の転がりが体感できるグリーンコンディションを維持し、更には、スルーザグリーン内においては、各部位毎のあるべきスポーツターフの目数と刈り高を保持し、“良いショットにはご褒美があり、ミスショットにはペナルティーが科せられる”ゴルフ本来の楽しみを演出して参ります。
③クリーンネス環境の追求
ディズニ―ランドの様なクリーンネス環境を施設内(ハウス・コースを始め全てのエリア)において追求し、非日常的な空間を演出して参ります。
(3)財務体質強化への取組み
① 会員の周辺の方々を中心に厳選されたプレーヤーをゴルフ場に誘客し、稼働率を向上させる ことを基軸とすることで、収益基盤の安定を図って参ります。
② 人員の効率的な配置並びに適正な経費配分及び水準を保持し、経費コントロールにより安定した収益構造の構築と財務体質の改善をおこなって参ります。
株主の皆様におかれましては、今後とも格別のご支援とご指導を賜りますようにお願い申し上げます。