四半期報告書-第44期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高34,304百万円(前年同四半期45,769百万円)、経常利益19,446百万円(前年同四半期32,384百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益15,581百万円(前年同四半期24,592百万円)となりました。
主な営業活動の状況は、以下のとおりであります。なお、当社グループは、投資及び投資事業組合管理運営事業の単一セグメントであります。
(投資実行の状況)
当第3四半期連結累計期間の当社グループ及びファンドの投資実行額は17,954百万円(前年同四半期18,002百万円)、投資会社数は52社(前年同四半期56社)となりました。
(キャピタルゲインと新規上場の状況)
営業投資有価証券売上高は26,668百万円(前年同四半期41,515百万円)となりました。このうち、配当金及び債券利子を除く株式等売却高は25,427百万円(前年同四半期40,989百万円)であります。これに伴うキャピタルゲインは13,242百万円(前年同四半期25,415百万円)となりました。その内訳は上場株式の売却によるものが9,416百万円(前年同四半期24,085百万円)、上場株式以外によるものが3,825百万円(前年同四半期1,330百万円)であります。上場株式以外によるキャピタルゲイン3,825百万円の内訳は売却益7,034百万円(前年同四半期7,868百万円)・売却損3,208百万円(前年同四半期6,537百万円)であります。
また、当社グループ及びファンドの投資先からのIPO社数は、国内7社(前年同四半期15社)、海外5社(前年同四半期2社)となりました。
(投資損失引当金の状況)
営業投資有価証券については、その損失に備えるため、投資先の実情に応じ、損失見積額を計上しております。個別投資先ごとには、原則として回収見込額が取得原価の70%未満になったものを引当しております。また、個別引当対象以外の投資先に対しても、過去の実績等に基づいた損失見積額を一括して引当しております。
当第3四半期連結累計期間の投資損失引当金繰入額は2,207百万円(前年同四半期1,950百万円)となりました。その内訳は、個別引当による繰入が2,286百万円(前年同四半期2,066百万円)、一括引当による繰入(△は取崩)が△79百万円(前年同四半期△116百万円)であります。
一方、個別引当について、引当対象投資先の売却や強制評価損等により2,735百万円(前年同四半期5,832百万円)を取り崩しました。その結果、投資損失引当金繰入額の純額(△は戻入額)は△528百万円(前年同四半期△3,881百万円)となりました。
以上により、当第3四半期連結会計期間末の投資損失引当金残高は15,239百万円(前期末15,757百万円)、未上場営業投資有価証券残高に対する引当率は28.1%(前期末27.5%)となりました。
(営業投資有価証券残高の状況)
上場営業投資有価証券の評価損益(取得原価と時価の差額)は8,573百万円(前期末14,654百万円)であります。その内訳は評価益(時価が取得原価を超えるもの)が8,850百万円(前期末15,151百万円)、評価損(時価が取得原価を超えないもの)が276百万円(前期末496百万円)であります。
なお、部分純資産直入法により、当第3四半期連結累計期間は△222百万円(前年同四半期△567百万円)を評価損(△は戻入益)として計上しております。
以上により、当第3四半期連結会計期間末の営業投資有価証券残高は67,336百万円(前期末78,785百万円)となりました。
営業投資有価証券残高
(注)1.「他社ファンドへの出資」は、当社グループ以外の第三者が運営する投資ファンドへの出資であります。
2.「未上場」及び「他社ファンドへの出資」の取得原価と連結貸借対照表計上額との差異は、外国為替の評価差額のみを反映しています。
(ファンドの管理運営業務)
当第3四半期連結累計期間のファンドの管理運営業務による収入は7,580百万円(前年同四半期4,005百万円)で、その内訳は以下のとおりであります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、Icon Ventures Ⅵ, L.P.(コミットメント総額146百万米ドル、2015年12月末時点、継続募集中)を設立いたしました。
(注)管理報酬及び成功報酬は、当社グループの出資持分相当額を相殺した後の金額となっております。
(2)キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは9,818百万円のキャッシュインフロー(前年同四半期16,722百万円のキャッシュインフロー)となりました。これは主に営業投資有価証券の売却によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは11,949百万円のキャッシュインフロー(前年同四半期7,674百万円のキャッシュアウトフロー)となりました。これは主に有価証券の償還によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは13,481百万円のキャッシュアウトフロー(前年同四半期3,796百万円のキャッシュアウトフロー)となりました。これは主に社債の償還によるものであります。
これらの結果、現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は97,829百万円(前年同四半期末75,953百万円)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)営業投資活動の状況
当社グループは、下図のとおり、原則としてファンド(下図①)の資金により、国内外の有望未上場企業等への投資を行っております。
ファンドにおける営業投資有価証券の売却損益等は、ファンドの出資持分に応じて、当社グループに直接帰属いたします。また、当社グループは、ファンドから契約に基づいて管理運営に対する管理報酬と投資成果に対する成功報酬を受領しております。
連結貸借対照表の営業投資有価証券残高は、ファンドの当社グループ出資持分(下図②)に応じた営業投資有価証券残高と当社グループ(下図③)の営業投資有価証券残高の合計額であります。
次ページ以降の「投資実行額」「投資残高」につきましては、当社グループの営業投資活動(投資及びファンドの管理運営)を表すため、ファンド(下図①)と当社グループ(下図③)を合算した投資活動の状況を記載しております。
(注)用語説明
①投資実行状況
①-1 投資実行額
①-2 エクイティ投資実行額:業種別
①-3 エクイティ投資実行額:地域別
(注)1.「投資実行額」は、当社グループ及びファンドの投資実行額の合計であります。
2.外貨建の「投資実行額」については、四半期連結会計期間ごとにそれぞれの四半期末為替レートで換算した額を合計しております。
3.米国のライフサイエンス投資(日本のベンチャー投資部門が担当)は日本に含めております。
②投資残高
②-1 投資残高
②-2 未上場エクイティ投資残高:業種別
②-3 未上場エクイティ投資残高:地域別
(注)1.「投資残高」は、当社グループ及びファンドの投資残高の合計であります。
2.「投資残高」は取得原価で表示しております。
3.「エクイティ」には、他社との共同投資によるファンドへの出資を含んでおります。
4.「他社ファンドへの出資」は、当社グループ以外の第三者が運営する投資ファンドへの出資であり、「社数」欄にはファンド数を表示しております。
5.外貨建の「投資残高」については、各決算期末為替レートで換算しております。
6.米国のライフサイエンス投資(日本のベンチャー投資部門が担当)は日本に含めております。
(6)ファンドの運用状況
(注)1.「出資金総額」は、契約上出資が約束されている額の総額であります。
2.合計欄における米ドル建「出資金総額」については、各決算期末為替レートで換算しております。
3.「出資金総額」に占める当社グループの出資持分は、前第3四半期連結会計期間では38.5%、当第3四半期連結会計期間では38.8%、前連結会計年度では37.6%であります。
(7)投資先会社IPO(新規上場)の状況
前第3四半期連結累計期間(自 2014年4月1日 至 2014年12月31日)
(注)海外企業の本社所在地は、主たる営業地域又は実質的な本社所在地を基準に記載しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2015年4月1日 至 2015年12月31日)
(注)海外企業の本社所在地は、主たる営業地域又は実質的な本社所在地を基準に記載しております。
上記のほか、当第3四半期連結累計期間に株式交換・合併により上場会社に買収され、上場会社の株式を取得した主な投資先は以下のとおりであります。
㈱アラタナ
当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高34,304百万円(前年同四半期45,769百万円)、経常利益19,446百万円(前年同四半期32,384百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益15,581百万円(前年同四半期24,592百万円)となりました。
主な営業活動の状況は、以下のとおりであります。なお、当社グループは、投資及び投資事業組合管理運営事業の単一セグメントであります。
(投資実行の状況)
当第3四半期連結累計期間の当社グループ及びファンドの投資実行額は17,954百万円(前年同四半期18,002百万円)、投資会社数は52社(前年同四半期56社)となりました。
(キャピタルゲインと新規上場の状況)
営業投資有価証券売上高は26,668百万円(前年同四半期41,515百万円)となりました。このうち、配当金及び債券利子を除く株式等売却高は25,427百万円(前年同四半期40,989百万円)であります。これに伴うキャピタルゲインは13,242百万円(前年同四半期25,415百万円)となりました。その内訳は上場株式の売却によるものが9,416百万円(前年同四半期24,085百万円)、上場株式以外によるものが3,825百万円(前年同四半期1,330百万円)であります。上場株式以外によるキャピタルゲイン3,825百万円の内訳は売却益7,034百万円(前年同四半期7,868百万円)・売却損3,208百万円(前年同四半期6,537百万円)であります。
また、当社グループ及びファンドの投資先からのIPO社数は、国内7社(前年同四半期15社)、海外5社(前年同四半期2社)となりました。
前第3四半期 連結累計期間 (自 2014年4月1日 至 2014年12月31日) | 当第3四半期 連結累計期間 (自 2015年4月1日 至 2015年12月31日) | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | ||
金 額(百万円) | 金 額(百万円) | 金 額(百万円) | ||
営業投資有価証券売上高 | 41,515 | 26,668 | 56,471 | |
売却高① | 40,989 | 25,427 | 55,862 | |
配当金・債券利子 | 525 | 1,241 | 608 | |
営業投資有価証券売上原価 | 15,574 | 12,185 | 21,904 | |
売却原価② | 15,574 | 12,185 | 21,904 | |
強制評価損 | - | - | - | |
キャピタルゲイン①-② | 25,415 | 13,242 | 33,957 |
上場キャピタルゲイン | 24,085 | 9,416 | 31,747 | |
上場以外キャピタルゲイン | 1,330 | 3,825 | 2,210 | |
売却益 | 7,868 | 7,034 | 9,695 | |
売却損 | 6,537 | 3,208 | 7,485 |
(投資損失引当金の状況)
営業投資有価証券については、その損失に備えるため、投資先の実情に応じ、損失見積額を計上しております。個別投資先ごとには、原則として回収見込額が取得原価の70%未満になったものを引当しております。また、個別引当対象以外の投資先に対しても、過去の実績等に基づいた損失見積額を一括して引当しております。
当第3四半期連結累計期間の投資損失引当金繰入額は2,207百万円(前年同四半期1,950百万円)となりました。その内訳は、個別引当による繰入が2,286百万円(前年同四半期2,066百万円)、一括引当による繰入(△は取崩)が△79百万円(前年同四半期△116百万円)であります。
一方、個別引当について、引当対象投資先の売却や強制評価損等により2,735百万円(前年同四半期5,832百万円)を取り崩しました。その結果、投資損失引当金繰入額の純額(△は戻入額)は△528百万円(前年同四半期△3,881百万円)となりました。
以上により、当第3四半期連結会計期間末の投資損失引当金残高は15,239百万円(前期末15,757百万円)、未上場営業投資有価証券残高に対する引当率は28.1%(前期末27.5%)となりました。
前第3四半期 連結累計期間 (自 2014年4月1日 至 2014年12月31日) | 当第3四半期 連結累計期間 (自 2015年4月1日 至 2015年12月31日) | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | ||
金 額(百万円) | 金 額(百万円) | 金 額(百万円) | ||
投資損失引当金繰入額① | 1,950 | 2,207 | 3,443 | |
個別繰入額 | 2,066 | 2,286 | 4,129 | |
一括繰入(△取崩)額 | △116 | △79 | △686 | |
投資損失引当金取崩額② | 5,832 | 2,735 | 6,531 | |
投資損失引当金繰入額 (純額・△は戻入額) ①-② | △3,881 | △528 | △3,087 |
前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当第3四半期 連結会計期間 (2015年12月31日) | ||
金 額(百万円) | 金 額(百万円) | ||
投資損失引当金残高 | 15,757 | 15,239 | |
個別引当残高 | 12,143 | 11,704 | |
一括引当残高 | 3,614 | 3,535 | |
未上場営業投資有価証券残高に対する引当率 | 27.5% | 28.1% |
(営業投資有価証券残高の状況)
上場営業投資有価証券の評価損益(取得原価と時価の差額)は8,573百万円(前期末14,654百万円)であります。その内訳は評価益(時価が取得原価を超えるもの)が8,850百万円(前期末15,151百万円)、評価損(時価が取得原価を超えないもの)が276百万円(前期末496百万円)であります。
なお、部分純資産直入法により、当第3四半期連結累計期間は△222百万円(前年同四半期△567百万円)を評価損(△は戻入益)として計上しております。
以上により、当第3四半期連結会計期間末の営業投資有価証券残高は67,336百万円(前期末78,785百万円)となりました。
前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当第3四半期 連結会計期間 (2015年12月31日) | ||
金 額(百万円) | 金 額(百万円) | ||
上場営業投資有価証券の取得原価と時価の差額 | 14,654 | 8,573 | |
時価が取得原価を超えるもの | 15,151 | 8,850 | |
時価が取得原価を超えないもの | △496 | △276 |
前第3四半期 連結累計期間 (自 2014年4月1日 至 2014年12月31日) | 当第3四半期 連結累計期間 (自 2015年4月1日 至 2015年12月31日) | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | ||
金 額(百万円) | 金 額(百万円) | 金 額(百万円) | ||
部分純資産直入法に基づく営業投資有価証券評価損 (△戻入益) | △567 | △222 | △607 |
営業投資有価証券残高
前連結会計年度 (2015年3月31日) | 当第3四半期 連結会計期間 (2015年12月31日) | ||||
取得原価 (百万円) | 連結 貸借対照表計上額 (百万円) | 取得原価 (百万円) | 四半期連結 貸借対照表計上額 (百万円) | ||
上場 | 6,864 | 21,519 | 4,450 | 13,024 | |
未上場 | 47,957 | 53,767 | 46,828 | 51,335 | |
小計 | 54,822 | 75,287 | 51,278 | 64,360 | |
他社ファンドへの出資 | 2,857 | 3,498 | 2,482 | 2,975 | |
合計 | 57,679 | 78,785 | 53,760 | 67,336 |
(注)1.「他社ファンドへの出資」は、当社グループ以外の第三者が運営する投資ファンドへの出資であります。
2.「未上場」及び「他社ファンドへの出資」の取得原価と連結貸借対照表計上額との差異は、外国為替の評価差額のみを反映しています。
(ファンドの管理運営業務)
当第3四半期連結累計期間のファンドの管理運営業務による収入は7,580百万円(前年同四半期4,005百万円)で、その内訳は以下のとおりであります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、Icon Ventures Ⅵ, L.P.(コミットメント総額146百万米ドル、2015年12月末時点、継続募集中)を設立いたしました。
前第3四半期 連結累計期間 (自 2014年4月1日 至 2014年12月31日) | 当第3四半期 連結累計期間 (自 2015年4月1日 至 2015年12月31日) | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | ||
金 額(百万円) | 金 額(百万円) | 金 額(百万円) | ||
投資事業組合管理収入 | 4,005 | 7,580 | 5,218 | |
管理報酬 | 3,593 | 3,049 | 4,598 | |
成功報酬 | 412 | 4,531 | 619 |
(注)管理報酬及び成功報酬は、当社グループの出資持分相当額を相殺した後の金額となっております。
(2)キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは9,818百万円のキャッシュインフロー(前年同四半期16,722百万円のキャッシュインフロー)となりました。これは主に営業投資有価証券の売却によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは11,949百万円のキャッシュインフロー(前年同四半期7,674百万円のキャッシュアウトフロー)となりました。これは主に有価証券の償還によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは13,481百万円のキャッシュアウトフロー(前年同四半期3,796百万円のキャッシュアウトフロー)となりました。これは主に社債の償還によるものであります。
これらの結果、現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は97,829百万円(前年同四半期末75,953百万円)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)営業投資活動の状況
当社グループは、下図のとおり、原則としてファンド(下図①)の資金により、国内外の有望未上場企業等への投資を行っております。
ファンドにおける営業投資有価証券の売却損益等は、ファンドの出資持分に応じて、当社グループに直接帰属いたします。また、当社グループは、ファンドから契約に基づいて管理運営に対する管理報酬と投資成果に対する成功報酬を受領しております。
連結貸借対照表の営業投資有価証券残高は、ファンドの当社グループ出資持分(下図②)に応じた営業投資有価証券残高と当社グループ(下図③)の営業投資有価証券残高の合計額であります。
次ページ以降の「投資実行額」「投資残高」につきましては、当社グループの営業投資活動(投資及びファンドの管理運営)を表すため、ファンド(下図①)と当社グループ(下図③)を合算した投資活動の状況を記載しております。
(注)用語説明
名 称 | 定 義 |
ファンド | 当社グループが管理運営するファンド(投資事業有限責任組合契約に関する法律上の組合、民法上の任意組合、外国の法制上のリミテッドパートナーシップ等) |
当社グループ | 当社及び連結子会社 |
①投資実行状況
①-1 投資実行額
前第3四半期連結累計期間 (自 2014年4月1日 至 2014年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2015年4月1日 至 2015年12月31日) | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | ||||
金 額(百万円) | 社 数 | 金 額(百万円) | 社 数 | 金 額(百万円) | 社 数 | |
エクイティ | 18,002 | 56 | 17,954 | 52 | 21,644 | 71 |
①-2 エクイティ投資実行額:業種別
前第3四半期連結累計期間 (自 2014年4月1日 至 2014年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2015年4月1日 至 2015年12月31日) | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | |
金 額(百万円) | 金 額(百万円) | 金 額(百万円) | |
エレクトロニクス | 1,602 | 539 | 1,995 |
ソフトウェア | 3,000 | 1,244 | 3,099 |
ITサービス | 11,384 | 11,901 | 12,871 |
医療・バイオ | 1,194 | 867 | 2,215 |
サービス | 621 | 598 | 621 |
製造業 | 199 | 944 | 841 |
流通・小売・外食 | - | 1,858 | - |
住宅・金融等 | - | - | - |
合計 | 18,002 | 17,954 | 21,644 |
①-3 エクイティ投資実行額:地域別
前第3四半期連結累計期間 (自 2014年4月1日 至 2014年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2015年4月1日 至 2015年12月31日) | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | |
金 額(百万円) | 金 額(百万円) | 金 額(百万円) | |
日本 | 6,601 | 8,931 | 9,019 |
米国 | 8,435 | 5,008 | 8,677 |
アジア | 2,965 | 4,013 | 3,947 |
合計 | 18,002 | 17,954 | 21,644 |
(注)1.「投資実行額」は、当社グループ及びファンドの投資実行額の合計であります。
2.外貨建の「投資実行額」については、四半期連結会計期間ごとにそれぞれの四半期末為替レートで換算した額を合計しております。
3.米国のライフサイエンス投資(日本のベンチャー投資部門が担当)は日本に含めております。
②投資残高
②-1 投資残高
前第3四半期連結会計期間 (2014年12月31日) | 当第3四半期連結会計期間 (2015年12月31日) | 前連結会計年度 (2015年3月31日) | ||||||
金 額(百万円) | 社 数 | 金 額(百万円) | 社 数 | 金 額(百万円) | 社 数 | |||
エクイティ | 上場 | 22,058 | 54 | 9,762 | 42 | 17,131 | 55 | |
未上場 | 140,590 | 410 | 127,708 | 328 | 135,187 | 391 | ||
小計 | 162,649 | 464 | 137,471 | 370 | 152,319 | 446 | ||
他社ファンドへの出資 | 3,106 | 38 | 2,482 | 37 | 2,857 | 37 | ||
合計 | 165,756 | 502 | 139,953 | 407 | 155,176 | 483 |
②-2 未上場エクイティ投資残高:業種別
前第3四半期連結会計期間 (2014年12月31日) | 当第3四半期連結会計期間 (2015年12月31日) | 前連結会計年度 (2015年3月31日) | |
金 額(百万円) | 金 額(百万円) | 金 額(百万円) | |
エレクトロニクス | 21,848 | 19,576 | 22,032 |
ソフトウェア | 23,576 | 20,841 | 22,560 |
ITサービス | 51,128 | 50,363 | 48,696 |
医療・バイオ | 5,956 | 5,475 | 5,048 |
サービス | 15,711 | 13,777 | 14,962 |
製造業 | 16,115 | 12,687 | 16,724 |
流通・小売・外食 | 4,066 | 3,565 | 3,384 |
住宅・金融等 | 2,186 | 1,422 | 1,777 |
合計 | 140,590 | 127,708 | 135,187 |
②-3 未上場エクイティ投資残高:地域別
前第3四半期連結会計期間 (2014年12月31日) | 当第3四半期連結会計期間 (2015年12月31日) | 前連結会計年度 (2015年3月31日) | |
金 額(百万円) | 金 額(百万円) | 金 額(百万円) | |
日本 | 67,549 | 60,929 | 64,189 |
米国 | 38,241 | 35,152 | 36,277 |
アジア | 34,799 | 31,626 | 34,721 |
合計 | 140,590 | 127,708 | 135,187 |
(注)1.「投資残高」は、当社グループ及びファンドの投資残高の合計であります。
2.「投資残高」は取得原価で表示しております。
3.「エクイティ」には、他社との共同投資によるファンドへの出資を含んでおります。
4.「他社ファンドへの出資」は、当社グループ以外の第三者が運営する投資ファンドへの出資であり、「社数」欄にはファンド数を表示しております。
5.外貨建の「投資残高」については、各決算期末為替レートで換算しております。
6.米国のライフサイエンス投資(日本のベンチャー投資部門が担当)は日本に含めております。
(6)ファンドの運用状況
前第3四半期連結会計期間 (2014年12月31日) | 当第3四半期連結会計期間 (2015年12月31日) | 前連結会計年度 (2015年3月31日) | |||||
ファンド数 | 出資金総額 | ファンド数 | 出資金総額 | ファンド数 | 出資金総額 | ||
円建 | (百万円) | (百万円) | (百万円) | ||||
運用中 | 30 | 412,900 | 22 | 303,000 | 23 | 305,000 | |
延長中 | 2 | 23,000 | 5 | 57,900 | 5 | 57,900 | |
小計 | 32 | 435,900 | 27 | 360,900 | 28 | 362,900 | |
米ドル建 | (千米ドル) | (千米ドル) | (千米ドル) | ||||
運用中 | 9 | 462,700 | 9 | 559,669 | 8 | 412,700 | |
延長中 | 1 | 67,800 | 1 | 67,800 | 1 | 67,800 | |
小計 | 10 | 530,500 | 10 | 627,469 | 9 | 480,500 |
合計 | (百万円) | (百万円) | (百万円) | ||||
運用中 | 39 | 468,678 | 31 | 370,501 | 31 | 354,594 | |
延長中 | 3 | 31,173 | 6 | 66,077 | 6 | 66,047 | |
合計 | 42 | 499,851 | 37 | 436,579 | 37 | 420,641 |
(注)1.「出資金総額」は、契約上出資が約束されている額の総額であります。
2.合計欄における米ドル建「出資金総額」については、各決算期末為替レートで換算しております。
3.「出資金総額」に占める当社グループの出資持分は、前第3四半期連結会計期間では38.5%、当第3四半期連結会計期間では38.8%、前連結会計年度では37.6%であります。
(7)投資先会社IPO(新規上場)の状況
前第3四半期連結累計期間(自 2014年4月1日 至 2014年12月31日)
投資先会社名 | 上場年月日 | 上場市場 | 事業内容 | 本 社 所在地 | |
国内:15社 | ㈱フィックスターズ | 2014年4月23日 | マザーズ | マルチコアプロセッサ関連事業 | 東京都 |
㈱白鳩 | 2014年4月23日 | JASDAQ | インターネットを通じたインナーウェアの販売事業 | 京都府 | |
㈱フリークアウト | 2014年6月24日 | マザーズ | インターネット広告におけるリアルタイム広告枠取引を行うDSP及びビッグデータを分析するDMPの提供 | 東京都 | |
メドピア㈱ | 2014年6月27日 | マザーズ | ネットによる医師向け情報サービス「MedPeer」の運営 | 東京都 | |
㈱ロックオン | 2014年9月17日 | マザーズ | インターネット広告分野及びEコマース分野の運用をサポートする、マーケティングオートメーションプラットフォーム(AD EBiS及びEC-CUBE等)を提供 | 大阪府 | |
㈱リボミック | 2014年9月25日 | マザーズ | 創薬プラットフォーム「RiboARTシステム」によるRNAアプタマーを用いた分子標的薬の研究・開発 | 東京都 | |
㈱FFRI | 2014年9月30日 | マザーズ | サイバー・セキュリティ対策製品の研究開発及び販売 他 | 東京都 | |
ヤマシンフィルタ㈱ | 2014年10月8日 | 東京2 | フィルタ製品の研究開発・製造及び販売 | 神奈川県 |
投資先会社名 | 上場年月日 | 上場市場 | 事業内容 | 本 社 所在地 | |
国内:15社 | ㈱リクルートホールディングス | 2014年10月16日 | 東京1 | 販促メディア事業、人材メディア事業、人材派遣事業等を営む子会社の経営管理及びそれに付帯関連する事業 | 東京都 |
日本PCサービス㈱ | 2014年11月26日 | セントレックス | パソコン、タブレット端末、デジタル家電等のネットワーク対応機器に関する設定やトラブルに対して訪問または電話で対応し解決するサービスの提供 | 大阪府 | |
マークラインズ㈱ | 2014年12月16日 | JASDAQ | 自動車産業に特化したオンライン情報サービス「自動車情報プラットフォーム」の運営 | 東京都 | |
㈱フルッタフルッタ | 2014年12月17日 | マザーズ | アマゾンフルーツであるアサイーの輸入及び販売 | 東京都 | |
㈱gumi | 2014年12月18日 | 東京1 | モバイルオンラインゲームの開発、運営及び配信 | 東京都 | |
データセクション㈱ | 2014年12月24日 | マザーズ | ソーシャル・ビッグデータ事業(ビッグデータ分析ツール等のSaaS形式提供、ソーシャル・ビッグデータに加える事でお客様の持つビッグデータを有効活用する為のセミオーダー型システム受託開発、ビッグデータの分析リサーチコンサルティング、ビッグデータに関する新規ビジネス創出) | 東京都 | |
㈱エクストリーム | 2014年12月25日 | マザーズ | 法人顧客に対してゲーム等のエンターテインメントソフトウエア開発サービス、個人顧客に対してPCオンライン、スマートフォン等のゲームサービスを提供 | 東京都 | |
海外:2社 | Tarena International, Inc. | 2014年4月3日 | NASDAQ | IT職能トレーニングプロバイダー | 中国 |
eHi Car Services Limited | 2014年11月18日 | NYSE | レンタカーサービスの運営 | 中国 |
(注)海外企業の本社所在地は、主たる営業地域又は実質的な本社所在地を基準に記載しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2015年4月1日 至 2015年12月31日)
投資先会社名 | 上場年月日 | 上場市場 | 事業内容 | 本 社 所在地 | |
国内:7社 | ㈱レントラックス | 2015年4月24日 | マザーズ | 成果報酬型広告サービス事業、検索連動型広告代行事業 | 東京都 |
㈱Gunosy | 2015年4月28日 | マザーズ | 情報キュレーションアプリ「Gunosy(グノシー)」の運営 | 東京都 | |
㈱エコノス | 2015年6月24日 | アンビシャス | 古物商、電気器具・住宅設備機器・各種ソフト・楽器及びこれ等に関連する物品の販売、書籍及びこれ等に関連する物品の販売、インターネットを利用した物品の販売、カーボン・オフセット・プロバイダー事業、環境コンサルタント事業 | 北海道 |
投資先会社名 | 上場年月日 | 上場市場 | 事業内容 | 本 社 所在地 | |
国内:7社 | ㈱中村超硬 | 2015年6月24日 | マザーズ | 電子材料スライス周辺事業、特殊精密機器事業、化学繊維用紡糸ノズル事業 | 大阪府 |
㈱アクアライン | 2015年8月31日 | マザーズ | 「水道屋本舗」の屋号による水まわり緊急修理サービスの提供等 | 広島県 | |
㈱ブランジスタ | 2015年9月17日 | マザーズ | 電子雑誌出版事業 | 東京都 | |
AppBank㈱ | 2015年10月15日 | マザーズ | スマートフォン向けアプリの紹介記事等を掲載するメディアサイト「AppBank.net」の運営、自社アプリや動画コンテンツの提供、スマートフォン及びゲーム関連商材のECサイトの運営及び店舗販売等 | 東京都 | |
海外:5社 | Teladoc, Inc. | 2015年7月1日 | NYSE | 遠隔医療サービスとその情報インフラの開発・運営 | 米国 |
WAPS Co., Ltd. | 2015年8月24日 | KOSDAQ | 熱可塑性エラストマー製造 | 韓国 | |
Savior Lifetec Corporation | 2015年9月8日 | 台湾店頭 | 抗生物質の無菌医薬原体(API)の開発・製造 | 台湾 | |
Park Systems Corp. | 2015年12月17日 | KOSDAQ | 産業用の原子間力顕微鏡(AFM)システムの開発 | 韓国 | |
Egis Technology Inc. | 2015年12月23日 | 台湾店頭 | 指紋認証ソリューションの提供 | 台湾 |
(注)海外企業の本社所在地は、主たる営業地域又は実質的な本社所在地を基準に記載しております。
上記のほか、当第3四半期連結累計期間に株式交換・合併により上場会社に買収され、上場会社の株式を取得した主な投資先は以下のとおりであります。
㈱アラタナ