有価証券報告書-第50期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/30 9:52
【資料】
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【項目】
115項目
(重要な会計上の見積り)
会計上の見積りにより当事業年度に係る財務諸表にその額を計上した項目であって、翌事業年度に係る財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは、次のとおりです。
前事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.工事進行基準における進捗度等の見積り
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
当事業年度に工事進行基準により計上した工事売上高 9,768,101千円
(2)財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
①算出方法
ソフトウェア開発における契約のうち、当事業年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる請負契約については工事進行基準を、その他の契約については工事完成基準を適用しております。工事進行基準による収益は、工事進捗度に基づき測定され、進捗度は請負契約の工事原価総額の見積額に対する事業年度末までの発生原価の割合に基づき算定されます。
②主要な仮定
ソフトウェア開発は個別性が強く、基本的な仕様や作業内容が顧客の指図に基づいて行われることから、工事原価総額の見積りにあたっては画一的な判断尺度を得られにくくなります。このため、工事原価総額の見積りは、ソフトウェアの開発に対する専門的な知識と開発経験を有するプロジェクト責任者による一定の仮定と判断を伴います。
③翌事業年度の財務諸表に与える影響
工事原価総額は見積りの不確実性が高く、開発の進行途上における開発の遅延等による請負契約の変更が生じる場合があり、工事原価総額の適時・適切な見直しには複雑性が伴います。このため、工事原価総額が変更されることに伴い、工事進捗度が変動することにより、損益額に重要な影響を与えるリスクがあります。
当事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
1.一定の期間にわたり履行義務を充足した請負契約の収益における進捗度等の見積り
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
当事業年度に進捗度に応じて計上した請負契約の売上高 11,604,947千円
(2)財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
①算出方法
ソフトウェア開発における契約のうち、当事業年度末までの進捗部分について進捗度を合理的に見積もることができる請負契約については、見積総原価に対する事業年度末までの発生原価の割合に基づき算出した進捗度に基づき、一定の期間にわたり収益を認識しております。
②主要な仮定
ソフトウェア開発は個別性が強く、基本的な仕様や作業内容が顧客の指図に基づいて行われることから、見積総原価の見積りにあたっては画一的な判断尺度を得られにくくなります。このため、見積総原価の見積りは、ソフトウェアの開発に対する専門的な知識と開発経験を有するプロジェクト責任者による一定の仮定と判断を伴います。
③翌事業年度の財務諸表に与える影響
見積総原価は見積りの不確実性が高く、開発の進行途上における開発の遅延等による請負契約の変更が生じる場合があり、見積総原価の適時・適切な見直しには複雑性が伴います。このため、見積総原価が変更されることに伴い、進捗度が変動することにより、損益額に重要な影響を与えるリスクがあります。